好きな事 嫌いな事

普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

胸騒ぎの結果

2019-03-05 16:23:22 | 不思議な出来事
テニスで仲良し♪みっちゃん(#^.^#)
去年、6月のダブルス大会では一緒にペア組んで出場、準優勝したの.。:・・.。:*・★
その後、みっちゃんのお父様の具合が悪くなり、みっちゃんは介護が大変なのでテニスはしばらくお休みすることに。
12月ごろ、お父さんがよくなって退院したと連絡があって、まずは「よかったね!」と返信しました。
「テニスはまた春になったら再開するよ!」とあったので、また一緒にできたらいいなあと思っていました。

そして・・・2月下旬あたり、そう日にちとしては2月28日ってことになる?明日から3月っていう日。
なんだか、急にみっちゃんのことが思い出されて、朝も昼も夜も気が付くとみっちゃんの面影がちらつく。
そういえばもう3月だから、またテニスできるかな、連絡してみようかな、でもまだ完全に「春」ってわけじゃないし、
もう少ししてからにしようかな、などと考えながら夜寝たら、みっちゃんの夢をみた。橋の欄干みたいなところに私とみっちゃんがいて、二人で何かおしゃべりをしている、内容は・・・覚えてないけど。
そして目が覚めた。
その日も一日なんだか胸騒ぎというかヘンな感じがして、なにか、居ても立っても居られないような気持ち。

夜、みっちゃんにラインしてみた。普通をよそおって、「元気?また一緒にテニスやろうよ~」なんてノリで。
お返事がくるかな、と思ったら、既読はついたけど返信がない。あれ?と思うよね、でもきっと忙しいんだと思うことにして、それが金曜日。3月1日だった。
そして、2日土曜日、3日日曜日。4日の月曜日になって、お返事がきた・・・・・・・・

「連絡ありがとう、返信おくれてごめんね。実は1日の金曜日、父が亡くなりました」………ええっっ…………
みっちゃんのお父様、一時期持ち直したけど、また体調を崩されて、お亡くなりになったそうです。
お悔み申し上げます・・・ 

2月28日から3月1日にかけて
・・・なにかあるんじゃないか、って思ったわけじゃないけど、あの「いてもたってもいられない」感じ。
胸騒ぎっていうの? はっきりとはわからないの。でもなにか、「へん」な感じがするの。

そうすると、「何か」あるの・・・・・今回は、みっちゃんのお父様が亡くなってた。

・・・私、こういうこと何回かあるの。うまく言えないけど。なんだろう。


みっちゃん、いろいろ大変だけど☆ 元気だしてね、また落ち着いたら一緒に練習しよう。試合も出ようね。


 ・・・・・「うまく説明できないけど、でも何か感じる」ってこと、ない?


やっといいお天気になりました(#^.^#)
このまま晴れが続くといいな!
↓みっちゃんと。


(@^^)/~~~



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桜の花と菜の花と

2016-04-11 09:41:51 | 不思議な出来事
義母は1年前のちょうど今頃、発病して、今では意識不明でずっと寝たきりです。
もう、ぎゅうっと握ってくれた手の力もなく、手足がむくんできて、触ると冷たい。
脳の病気なのですが、睡眠をコントロールできなくなり、一日中寝ていることがほとんどです。
そんな状態だけど、大事なお母様です。私は本当に優しくしてもらった。
子どもたちのめんどうもよく見てくれて、ずっと助けていただきました。
お母様と私の共通点は「お花好き(^^♪」。
お母様の趣味はフラワーアレンジメントで、六本木までお稽古に通っていらした。
私も昔からお花は大好きです。(華道の師範免許も持っています)
うちにも必ずお花は飾っています。ベランダにもちょこっと。お花があると、安心するし、心が落ち着くのです。

実は、お花好きなのは…私とお母様だけなんです(^-^; 他の皆様は(お父様、旦那さん、旦那さんの姉妹さんやそのご家族含めて)
「お花?別にあってもなくても」というレベルで… そこで、私とお母様が一緒にお花のことでいろんな話をしたりすることが多く、とても楽しかった。一緒に、いろんな苗を買いにいったり、娘達のピアノの発表会など、なにかあると必ず可愛いアレンジメントを作って、持ってきてくださった。

という前置きをしておいてからこの話☆ 

お休みの日だったので、お昼は冷凍の「海鮮焼きそば」を食べていました♪
そうしたところ、なんだか胸騒ぎがして(^-^; 「お花見に行かなくちゃ」と思えてならない。
この前、知人から「運河」という駅からすぐの土手沿いがきれい、と教わっていたので、すぐにそれを思い出した。
「なんで、今?」とも思いつつ、着替えて、バッグ持って、すぐ駅に行った。
駅に行ったのだけど「なんで、駅まで来ちゃったんだろう?」と思った。そしたら今度は「早くしないと散っちゃうから。お花見に行きたいなぁ」と思えてきた。お花見っていっても、一人で?でも、いいや。
そこで電車に乗って、5つ隣の駅で降りた。(途中、3つ目の駅には旦那さんの実家がある、)
初めて降りる駅なので、案内図を見て歩き出した。
土手沿いに出ると、桜がまだ咲いている!菜の花もきれい!でも、どこから土手に降りるの?
そうしたら、「ここを渡って、もう少し行くと階段がある」と「イメージ」がわいてきた…
その通りにしてみたら本当に階段があった。お花の写真をたくさんとって、少し景色を見て、
「帰らなくちゃ」と思ったら、今度は「右の方へいくと、もっときれい」というまたもや「イメージ」が(^_-)-☆
そこで、その通りに歩いていったら、本当にもっともっと綺麗な景色が!!!目の前に広がり、胸いっぱい深呼吸♪
「ああ、お花見ができたわ。」と思えた。お母様のことが思い出せてならなかった。
「お母様にも見せてあげたいな」「お花がたくさん咲いてるから、きっと喜ぶだろうな」と思ってると、なんとなく涙が出てきて、ハンカチで涙をごしごし拭いていた。
その時、ざざーーっとすごい風が吹いてきた。桜の花びらがあとからあとから風に舞って、どこかへ飛んでいった。
なぜだか、すごくすっきりして、もう一度深呼吸しました。
胸の中のイメージみたいなものもなくなり、「帰ろう」と思ってすんなり帰ってきました。
思い立って、出かけて、歩いて、また帰ってきて、2時間もかからなかった。
そして…駅について、「ずいぶん急いで行ってきちゃったな」なんて思いながら歩いていたら、

旦那さんからメールが来ました。
お母様のことで、お父様からの転送メールでした。
今朝往診に来てくれたお医者さんから「いつ呼吸停止、心停止になってもおかしくない状態です」「ご家族の方はそのつもりでいてください」、と告げられた、という内容でした。
すごくショックだったけど、あの「イメージ」の意味がわかったような気がした。

…私はきっと、お母様と一緒にお花見に行ってきたんだな。

    

(^.^)/~~~


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抜けられない6階

2014-01-24 16:17:30 | 不思議な出来事
金曜日の授業は、性格のいい子がそろっているのでとてもやりやすい。
みんな、一生懸命に聞いてくれるので、「ここまではやろう」と思ったことがその都度すんなりと進んで、槍の輿(すごい!何この変換!「やりのこし」なんですけど!とても無理やりな気がします…無理やり、な槍の輿!?
…槍の輿は(だから違うって(^-^;)やり残しはいつもありません。

それで、毎回ちょこっと「授業とは関係ないハナシ」をします。

自分の失敗談だったり、参考になりそうな社会人の会話とか、本当にあったクレームとか感謝とかの話とか、
本当にあった「怖い」話(^^;とか……
で、一番身を乗り出して聞くのは何かというと☆彡 そうなんです、本当にあったシリーズの「怖い」話…みんな、好きだな~!!

先日したのは、講師仲間の渡辺先生(通称ナベちゃん)の体験談。以下、思い出して書いてみます。


ナベちゃんは、とある日本語学校の講師をしています。
その学校は、駅から近い雑居ビルの6Fにあるそうです。
ある日、ナベちゃんは一番遅くまで残っていて、フロアを見回って電気を消して、最後に帰りました。
エレベーターに乗り、「1F」のボタンを押し、「5,4,3,2,1」と表示灯が点滅し、1Fについてドアが開いたので
降りたら
さっき乗ったはずの「6F」でした( ;∀;)  誰もいない暗いフロア…

おかしいな?と思って、もう一度「1F」を押して、ドアが閉まり、エレベーターが動き出して、確かに下へ向かっている…
で、1Fです。ドアが開く。…………やっぱり、「6F」だったんですって!

6階から抜けられない!外へ、出られない!

これはヘンだと思い、勇気を出して6階のフロアへ降りて、教室の方へ歩いていったそうです。非常灯はついていたらしい。
教室のドアを開けて、電気をつけてみたナベちゃん。
再び驚愕の出来事が!

なんと、教室がなくなっていた!椅子も机も何もなく、ただカーペット敷きのだだっぴろいフロアだけになっていたそうです!

この数分の間に、運び出せるわけもなく、第一誰もいなかったんです!そんなマジックみたいなこと、できるわけがない。

もう、ナベちゃんはまっさおになり、電気はつけたまま(怖いので(^^ゞ)急いでエレベーターホールへ戻り、
でもエレベーターには乗らずにその横の階段を使って1階まで駆け下りたそうです。
「ここから、出られなくなる!」と思って、全速力で降りたんですって!

そして、1階の扉を開けると…… 無事、外の通りに出れた、ということです……


外通りはにぎやかな繁華街で、道行く人も大勢。ああ助かった、とほっとするナベちゃん。
ふと、振り向いて、その6Fを見上げてみると……
電気がついていて、そして…「窓越しに誰かがこっちを見ていたんです」(ToT)/~~~(ToT)/~~~(ToT)/~~~

きゃぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!!!!!!! こ、こわい…なんなの、それ!


ナベちゃんは振り向きもせずにその場を離れ家に帰りました。
で、次の日、出勤してみると、なんということもなく普通に教室があって、椅子も机もいつもどおりにありました。
エレベーターも普通に動いている。

こんな話は誰も信じてくれないだろうから、その学校の人には誰にも言っていないとのこと。
ナベちゃん、その後も働き続けていますが、内心「ここはヤバい、早く転職したい」って思ってるそうです。
今でも、帰り一人の時は、絶対エレベーターには乗らずに階段で降りてると言ってました。

これは何だったのでしょうか?

という、ナベちゃんの話をしたところ、学生さん、みんな固まっちゃって、無言になっちゃった……
すみませんすみませんm(__)mちょっと怖かったよね!?私もこの話聞いたときぞっとしましたもの(ToT)/

 怖い話の口直し♪可愛くて(#^.^#)ハッピーな写真でほっとしてね! 楽しい週末を!!
   

(^.^)/~~~








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虫の知らせとハト騒動

2012-08-14 22:21:03 | 不思議な出来事
ちょっと不思議なこと☆

昨日の夕方、高校時代の友達に電話しないといけない用事があって、(同窓会の名簿を送ってもらうというだけなのですが、忘れてた☆)先延ばしにしてたけど、
なんだか「今しないとダメ」みたいに思えてきて、
夕方の6時半なんて、夕飯時だから、電話なんてかかってきたら一番迷惑な時間帯だということはわかってたけど、
でも「電話しなきゃ!」という思いがムクムク育ってきて、
思い切って電話しました。もう、何年ぶり。

ご自宅の電話だったけど、友達ハルミちゃんはすぐに出てくれて、すごくビックリしてた。
それは何年ぶりだから驚くだろうけど、なんていうか驚き方が少し違う。

聞いてみると、同じく高校時代の仲良しだったBちゃんのご主人が病気で亡くなったというの。しかも、「今日なのよ。」
今日、というのは電話した日だから、昨日になるけれど、
お葬式の連絡などを回したいけれど、Bちゃんが他に仲良くしていたというと、部活関係の人たちだと思って、
Bちゃんは合唱部だったから、ああそうだヤマザキさん(私)が(合唱部の)部長だったから、
早く私に電話しなきゃ電話しなきゃと思っていたんだって。

でも、電話番号がわからなくて、確か年賀状があったはずだから、まずはそれを探して、と、おろおろしながら、
とにかく連絡しなくちゃ、とずっと思っていた。そうしたら私から電話がかかってきたから、本当に驚いた、ということなんです。


……私も驚いた(~_~;)確かに私はBちゃんと同じ合唱部で、仲良くしてました。
この年でご主人を亡くされるなんて…お気の毒に。お通夜に行くつもりです。
しかも葬儀場が「鶴見」で、1学期中、仕事で土曜日通っていたところ。何か、ご縁がある。

あんなに「電話しなきゃ!」と切羽詰った思いがした、というのは、「虫の知らせ」というの? 


虫といえば、この間から大きなクモやカナブンが家に入ってきて、「お盆の時は殺生はするものではない」とよくいいますから、
ティッシュで包んで、窓から逃がしてあげました。

虫だけではなく、うちのマンションで今「ハト」が問題になっています。
西側の小さなベランダ(エアコンの室外機を置く程度の狭いベランダ)に、ハトがくるの。

この前もうちのベランダに入り込んで、うずくまっていた。しかも、葉っぱを何枚かしいていたので、
「巣作りでもされたら大変!」と思って、娘たちと一緒に「わぁ~~!」と大きな声だして、しっしっと手で追い払い、
出て行ってもらいました。それでもなかなか逃げなかった…
ちゃむちゃんが大きなぬいぐるみで「わぁ!」とやったらやっと逃げました。人間、なめられてる?
で、葉っぱも捨てて、ハトが来るたびに追い払ってました。

うちがダメということがわかったハトはどうしたかというと より上層階にターゲットを絞ったらしく、
今日、エレベーターで一緒になった12階の奥さんが「ハト来ないですか?」と突然言うので、
「ええ、追い払ってます」というと、「ああ、やっぱり来ます?もう、うちなんてね、巣づくりされて、卵まで産んじゃってね。管理人さんに言ったらそこまで立ち入れないんで、っていうんです、困ってるんです」と言ってました…
やられた…12階…他の階でも被害があるかもしれません。
明り取りの窓なので、西日よけにカーテン閉めっぱなしなんておうちも多いと思うので。
フンが問題なんです。いろんなバイキン、細菌が混じっているというし。


うちに来てたハトは一匹が足にわっかをはめてたので、どこかの飼いバトのようです。一緒にいたもう一匹は野生らしい。
もしかしたら飼いバト駆け落ち?野生を選んだ?
で、「大丈夫だよ、人間て結構やさしいよ」とかなんとか 野生バトをそそのかして、マンションに巣を?
「愛の巣」が室外機の陰、ってちょっと… 

とにかく、被害はまぬがれました。


虫だのハトだの"^_^" いろいろでした(^_-)-☆

まだまだ☆夏はつづきます。虫もハトも人も☆毎日がんばって生きている。
   

(^^)/~~~




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不思議な出来事 その11:「会いに来た人」

2006-06-27 00:03:28 | 不思議な出来事
以前、働いていた職場でのこと。
その日、
「おはようございまーす」と出社したところ、職場が、なんとなく、ざわついている。
みんな、落ち着きがない。
「何かあったんですか?」と、聞いたところ、
「林先生(仮名)が亡くなった」とのこと。
「えっ」と驚いたけれど、林先生は実はもう半年前から病気で入院なさっており、症状も思わしくない、ということは聞いて知っていた。
でも、まだ40代後半で、小学生のお子様もいらっしゃる。やはり、驚いたしショックだった。

もう昔のことだから書くが、都内の大学の、オープンカレッジ(社会人コース)のパソコン講座を、林先生が主催し、私はそのアシスタントをしていた。

2年ほどご一緒した。気難しいところもあったけれど、気さくで、明るくて、とても尊敬できる方だった。

教務課のAさんが「林先生は、アシスタントは○○君(私)で、っておっしゃるんですよ。」と、教えてくれたことがある。
えっ気に入られてる・・・じゃ、もっとしっかりやらなければ、と思ったことがある。
仲間内では、林先生のアシは大変、と言われていたのだが。まあ、ホンネを言えば大変だった。

講習中に「ど忘れ」をなさって、例えばワードの罫線、(どう思う?ワードの罫線。使いづらくない?)
忘れたんじゃなくて説明がめんどうだと私にふっていた先生である。
「ええと・・・じゃ、ここは○○君(私なんです)、ちょっと説明して」と、いきなりふられることもしばしば。私も鍛えられました^^; 

林先生と組めるなんてチャンス、だと思っていたけど いろいろなピンチもあった。
チャンスから逃げてはだめだけどピンチから逃げたらもっとだめよ!
(By 「ニュースキャスター」より  あ~あ今日で終わっちゃった!)


ま、そんなことはよくて・・・


で、その日は一日、ざわついた中で仕事が終わり、私も気が抜けたようになっていた。
そのうち復帰なさると伝え聞いたのを信じていただけに、やはりショックだった。(実は、林先生はガンだったのです)

帰り道、ずっと先生のことを考えていた。いろいろ教えてもらったことなど、思い出していた。

早口でヘンなジョークを言ったり、ちっとも笑えなかったな。
講座の内容が難しくて、生徒さんがみんな固まってしまったことがあった。
そしたら、「あ、難しいですか。でもまあ、こんなことできなくったって生きていけるんです。」と、
フォローになるような、ならないようなことを言ってみたり、
質問多そうだと「質問は○○君に聞いてください。」と言って即帰ったり!
ちょっと待って!と呼び戻したり!
あれやこれや、思い出して、涙ぐんでしまった。

もう、会えないんだ、林先生。もう、二度と一緒に、仕事できないんですね。
私、先生と一緒に働くの、好きでした。楽しかったです。
大勢いるインストの中から、ずっとアシにつけてもらえて、嬉しかったです。
お見舞い行けばよかったな。もう一度、会いたかったな。

渋谷駅から、帰りの山手線に乗る。いろいろ思い出してしまって、並んでいる時も、ほろほろと、どうしても涙が出る。
ハンカチで押さえてごまかす。いかにも、「コンタクトがずれました」感じを装う。
でも、どうにも泣けてきて仕方ない。

電車が来る。乗り込んで、入り口付近に立つ。割とすいている。発車のベルが鳴る。

そのとき、

かけこみ乗車をしてきた人がいた。

男の人である。

それは、

林先生だった。

おどろいた。・・・心臓止まりそうになった!だって、林先生が、乗ってきたんだよ!

いつも、この時期に着ている(そうだった、夏だった、)ベージュの上着、ちょっとよれよれのシャツ。
こげ茶色のカバン。そうだ、これは先生のカバンだ。使い込んだ感じ。
ちょっと長髪な髪型。めがね。私より、少し背が高い・・・背格好も、何もかも、林先生だ。

その人、は乗り込むとすぐ窓のほうを向いてしまったので、私からは顔などははっきり見えなくなってしまったが、でも至近距離である。

思わず、「先生!」と、呼びかけようとしてしまった。

先生が、そこにいる。立って、電車に乗っている。窓の外を見ている。

私は、「先生が会いに来てくれた」、と思った。はっきりと、そう思った。

胸がいっぱいになった・・・

先生、お別れいえなくてごめんなさい。
もう一度、会いたかったです。一緒に働きたかったです。
でも、会いにきてくださったんですね。先生、どうもありがとうございました。
私、これからもがんばります。

そんなことを、胸のうちで一生懸命思っていた。
目の前にいる、「その人」に向かって、一生懸命、自分の思いを話しかけていた。

「その人」は、代々木で降りていった。

私はホームの雑踏に消えて行くその人の背中をずっと目で追っていた。
私の心の中に、何かあたたかいもの、が残ったように思った。

新宿で乗り換える。私はもう、泣いてはいなかった。


思えば、代々木といえば予備校のメッカであるから、「先生」仕様の人がたくさん集まるところではあるし、似たような背格好の人も大勢いるわけで、単なる偶然か、私の思い入れが強く、さほど似ていなかったのにそう見えてしまったとか、
理由はいろいろつけられるだろうけれど、

しかし、私としては「他人のそら似」で終わらせたくはない、出来事なのだ。
渋谷から代々木まで、たった二駅の間だったけれど、確かに私はあの時あの電車に、林先生と一緒に乗っていた。
今でも、「林先生が会いに来てくれた」のだ、と、ずっと信じている。


・・・先生、私もひとり立ちしました。明日も、がんばってきます。



ではまた!


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不思議な出来事 その10:「予言」

2006-06-25 22:16:08 | 不思議な出来事
はっきり覚えている。
幼稚園バスに乗っている私。5歳か、6歳であろう。
窓側の席である。
たぶん、「行き」ではなく、「帰り」だったように思う。

外の景色は、畑と、竹やぶが見える。雨ではない。くもりか、晴れか。
走っていくバス。

私は、となりの席のおともだちに、ふと、言った。


「あたし、小学校3年生のときに、転校するんだ。」


どういう会話をしていたのか、なぜそんなことを言ったのかは、全く覚えていない。
ただ、窓の外の景色を見ながら、はっきりと言ったのだ。


そして、本当に小学校3年生の時に、引越しが理由で、私は転校したのである。


なぜ、幼稚園児だった私が、あんなにも確信をもって、はっきりと言えたのか。
なんの疑問もなく、すらすらと口から出たのだ。

周りの大人がそんなことを言っていたのを覚えていたのか、とも思い、
あとになって親に引っ越した当時のことを聞いてみたことがあるが、
同居していた父方の祖母が病気でなくなり、その後すぐに父親の職場が移動になり、
急にばたばたと引越しが決まった、とのこと。
「あんときゃあ、急だったなあ。」と、父親が言っていた。
ということは、何年も前から引っ越す予定などはたてていなかったはずだ。
「お父さんの給料だってそんなによくはなかったから、
てごろなところが見つかったっていうんで。それって、決めたんだ」と。


私は、いくつか「不思議な出来事」をこのブログで書いたけれど、これに関しては本当に不思議である。単なる偶然なのか。

それとも

私は「知っていた」のか。

人は、こんな時に「予言」という言葉を用いるのかもしれない。






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不思議な出来事 その9:「桜田さんが二人いた話」

2006-05-28 16:47:34 | 不思議な出来事
まだ、にこちゃんが産まれる前の話。

私は、会社のテニス・サークルに入っていたのだけど、
隔週土曜日の午後、みんなでコートを借りて練習をしていたの。

それはそれで楽しかったのだけど、
新しく、「フラメンコ」を始めることにしました。

当時、バルセロナ・オリンピックが近く、「バルセロナ」→「スペイン」となれば、これは「フラメンコ」がくるな、と。
たぶん、はやるだろうから、みんなが「フラメンコ始めたの~~」と言っているときにはもう「タララン!」と踊っていたい、
などと思いまして、会社の近所の産経学園に申し込みに行って、
「フラメンコ初級・土曜日午前クラス」に入りました。

マイ・シューズ&マイ・カスタネットを申し込み、練習用の長いフレアスカートをひるがえし!
そもそも土曜の午前10時からのレッスンが苦にならずに通えてたって、
「若さ」だわ・・・今思えば。
で、隔週の午後には、テニスにも行ってたのよ。信じられない!

え?今?土曜の10時?ホットケーキか何か食べてる。ジャージで。^^;

それはおいといて、

そのうち、フラメンコ教室でもお友達ができました。そのうちのSさん。たしか、桜田さん、といったかな。
小柄で、可愛らしく、特に仲良くなって一緒にお昼を食べたりするようになりました。

初級がワンクール終わって、次は中級レベル。これは、土曜の午後か、金曜の夜でした。
土曜の午後はムリなので、金曜の夜、会社が終わってから急いで行っていました。

桜田さんも、同じクラスです。
だんだん、曲にあわせて踊れるようになり、楽しくレッスンを受けていました。


そして、テニスの練習があった、とある土曜日。

その日のコートは、品川プリンスのテニスコートでした。
男性が多かったので、ちょっと疲れた練習会でした・・・

ふうっくたびれた、とロッカールームへ戻ったところ、
なんと、桜田さんがいたの。

テニスウエアで、ラケットを持って、数人のお友達と一緒でした。
「あれ?偶然」「どのコートだったの?全然わからなかった!」「私も!」などと、
おしゃべりをし、「また、金曜日おけいこ行く?」「うん、またその時にね。」と、その時はそれで別れて、
私は会社のみんなと「つばめグリル」でビール&ハンバーグ定食を堪能したのですが・・・・


翌週の金曜日、フラメンコのお教室にて。桜田さんが先に来ていたので、
「この前は偶然だったね!」と、声をかけたら、きょとん、として、「え、なんのこと?」と、言うのです。
「会ったじゃない、土曜日、品プリで。」と言うと、「え、私品プリなんて行ってないよ。いつのこと?」と、全然わからない様子。
逆にびっくりして、「あのさ、テニスやってたじゃない。ロッカーで会ったでしょ」と言うと、
またまた「・・・・行ってないって。土曜日でしょ?私じゃないよ、それ。」・・・・

ほんとに、わからない様子の桜田さん。土曜日に品プリに行ったことがわかるとまずい、という状況でもないし、
うそをつく理由もない。


じゃあ、いったい、誰だったの?

私は、確かに土曜日の午後、品プリのロッカールームで桜田さんに会って、
彼女と会話をしたのです。桜田さんも、また金曜日にね、と言ってくれたのです。

たった1週間前のことなのに、私と会ったこと、まるっきり忘れてしまったのかしら。
でも、ほんとに行ってないし、私とも会ってないよと言うばかり。
彼女は彼女で、私がおかしなことを言っているな、という感じなのです。

「だいいち、私、テニス、しないよ。」・・・・


じゃあ、じゃあ、あれはいったい、誰だったのぉ~~~~!!!!

今もって、解せない。本当に、不思議な出来事です。

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不思議な出来事 その8:「井の頭公園のボートの話」

2006-05-27 23:29:34 | 不思議な出来事

吉祥寺の会社で働いていた時、経理課のAさんから聞いた話です。


Aさんが、吉祥寺で飲み歩いて帰りが遅くなり、近道なので井の頭公園を通って帰ることにした。
その時、午前2時である。

池に沿って歩いていると、女の人が一人でボートに乗っていた。

漕ぐでもなく、進むでもなく、ただじっと浮かんでいた。


ただじっと浮かんでいるだけだから、余計に怖かった、そうです。


夜中の2時にボートに乗るなんて物好きな人もいるものだと思ったそうだけど
ボートは夕方になるとボート乗り場が締まってしまうし、
やっぱりそんな時間に女の人が乗っているっていうのも・・・

と、そこまで話した時に、一緒に聞いていたYさんが、「どうして女の人だってわかったんですか」と、聞いた。

そうしたら、Aさんが「だって・・・・そのボートの回りだけ、なんとなくぼうっと白かったからさ・・あ、ボートだからぼーっと、なんてね。」
それを聞いた周りの人たちが「・・・それ、笑えないっすよ・・・まじ、こわいっす・・・」「・・・きゃあああっ!!!」と、女子数名は悲鳴。
「もう、公園通れない!」「昼間でも、行けない!」「ボート、乗れない!」
「どうしてくれるんですか」

「いや、どうしてくれるんですかって言われてもなあ・・・」と困り顔のAさんでした。


吉祥寺方面にお住まいの、勇気のある方・・・

  午前2時に、井の頭公園の池。レッツ・ゴーです・・・


あっなんだか書いてて怖くなってきちゃった
雨はしとしと降っているし。いや~~~ん!!

 ではまた(^^)/~~~



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不思議な出来事 その7:「痣(アザ)の話」

2006-05-25 20:42:11 | 不思議な出来事
小学校低学年の頃、祖母の部屋にあった仏壇に、朝と夜、ご飯をお供えするのは、私の役目だった。
湯気の立つ、炊き立ての白いご飯を、小さな器によそって、
そうっとお仏壇においてから、「ちーん」と鐘をたたいて、
手を合わせて「どうぞ、ごはんをたべてください。」と、言う。

まず、仏様にご飯をあげてから、家族の食事だった。

祖母がまだ健在だったし、ほとけさまやお仏壇のことについては、家中とても気を遣っていた。

私も、小さいながらに「お仏壇は大切で、特別なもの」と思っていた。
(それが故に・・・ヘン、な夢をみたりしたのだ。参照:その4)


ある晩、とんでもないことをしてしまった。

お仏壇に、ごはんを、倒してしまったのだ。

はっとした時にはもう遅い。真っ白なごはんが、湯気をたてながら、
黒光りするお仏壇の供物台にこぼれて、供物台までご飯の熱でこぼれた部分が白くなっている。

どうしようどうしよう、と泣きそうになっていると、祖母と母が来て、
たぶん、叱られたはずだ。
そして・・・・「気をつけないと、仏様のばちが当たるよ」と、言われたのだ。祖母に。
その言葉が、胸にささったようになって、お仏壇についた白い湯気の跡を見つめながら、立ちすくんでいた私である。


翌朝、私の顔を見た母が「あんた、どうしたの」と、驚いた。
驚いた母の顔を覚えている。祖母も驚いて私の顔を覗き込んでいる。父は、いない。たぶん早くに仕事へ出たのだ。

母の鏡台を見て、私も驚いた。

左の目の横・・・こめかみのところに、赤いような、茶色いような、「あざ」がくっきりと浮かんでいたのである。

そして、そのアザの形は、昨日お仏壇にこぼしたご飯をふきとったあとの、白く残った湯気のあとと、ほとんど同じだったのだ。


私は、東京の病院につれていかれた。

たぶん、「原因不明」だったはずだ。診察しながら、首をかしげているお医者さんの顔を覚えている。
どんな治療をしたのかは、覚えていない。
塗り薬や飲み薬でも、もらったのだろう。


そのアザは、しばらくするうち、跡形もなく、すうっと消えてしまった。


祖母は私が小3の時に病気で亡くなったし、弟は小さかったし、両親もこの出来事はすっかり忘れている。
覚えているのは、私だけだ。


考えるに、心因性のものだと思う。

お仏壇についた、白い湯気のあと。「ばちが当たるよ」という、祖母の言葉。
6、7歳という年齢。この前みた怖い夢。
「見えないもの」への、畏怖心。それらが、一晩で「アザ」を作ってしまったのだ。

私は少し、感じやすいというか、反応しやすい子供だったのだろう。


お仏壇がらみの話は、これでおしまい。
今では実家に帰るたびに手を合わせるが、子供時代のいろいろなことを思い出し、
懐かしさにひたるひとときではある。

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不思議な出来事 その6:「障子が揺れた話」

2006-05-20 19:46:53 | 不思議な出来事
小学校4年ごろ、一人で留守番をしていた。

自分の部屋からでたところで、仏壇の横の障子が、「ガタガタガタ!」と、突然、揺れたのを見た。すごい、大きな音だった。

地震ではない。

そこのところの障子だけを、誰かがつかんで、激しく揺らしているような感じだった。

ちょっと、驚いた。というより、びっくりしたし、怖かった・・・・
何か、が私を驚かそうとしたようにも思えた。

でも、昼間だったので、そのままにしておいて、誰かに話すということもなかった。


この前の「その5」のこと、があったのも、あの家だったし
そういえば何となく暗くて、古くて、あまり明るい感じのする家ではなかった。


その後、その家は私が高校生の時に新しく建て直して、「家にまつわること」は、何事もなくなった。


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不思議な出来事 その5:「バカ!」と言われた話

2006-05-19 10:23:40 | 不思議な出来事
小学3年生か、4年生の時の話です。

私と、5歳下の弟と、母とで、お昼ご飯を食べていた。
平屋の、木造家屋・真ん中に位置する4畳半である。
たんす・鏡台・仏壇などがある部屋で、ちゃぶ台で食べている。
塩鮭やきゅうりのおつけものなど。

ごはんを食べていると、突然、私の耳元:右側 から、「バカ!」と言われた。

驚いて、「え?誰か『バカ』って言った?」と私が言うと、
母と弟は不思議そうな顔をして、「言ってないよ、誰も。」と言う。

私の右には当然誰もいないし、母も弟も普通にごはんを食べているだけである。

「今、誰か『バカ』って言ったよ。」とまた聞くと、
「気のせいだろう」と、言われて、それで私も黙ってしまったのだが、

でも、確かに言われたのだ。誰かに、はっきりとした大きな声で、「バカ!」と。
知っている人の声ではなかった。でも、大人の人の声だ。男か女かはわからない。


それで、声が聞こえた私の右側はお仏壇だった・・・ということではないが、

・・・その日は祖母の命日だったのである。


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不思議な出来事 その4:「子供の頃に見たものの話 2」

2006-05-17 10:23:49 | 不思議な出来事
今回は、小さい頃に見た「夢」の話。

祖母と、母と私の3人で、映画館へ「東海道四谷怪談」を観に行った。
私はたぶん、1年生ぐらい。

7歳の子に見せるべき映画とも思えないが、ともかく
夏休み・・か何かで、夏といえば怪談。行こう行こう、ということになり、行ったのだ。

覚えているのは、「戸板返し」のシーン・・・・あまりに怖くて、動けなくなってしまった。そこだけ、はっきりと覚えている。


そして、後日。

私は大きな仏壇のある祖母の部屋で、祖母と隣合わせて布団をひいて寝ていた。
ある晩、寝るときになって、祖母から「お仏壇に足を向けて寝てはいけないよ」と言われた。
その日に限って、どういうわけだか、「仏壇に足を向けて」寝ようとしていたらしい。
祖母に注意されたけれど、たぶんそのまま寝てしまったのだ。


夜中、目が覚めた。

白い着物を着た男の人が私の足をひっぱっている。

どうして男の人かと思ったかというと、足にすね毛が生えていたからだ。

それから、体も大きく、足も大きく、間違いなく男の人だった。顔もやたらと大きく、青白い。

髪の毛は長く、肩ぐらいまであり、びっしょりと濡れている。頭に三角の布をつけている。

このへんのビジュアル感は、たぶん先に観た映画の影響と思われる。

しかし、男の人だったのだ。
そして、その人がヨイショ、ヨイショ、という感じで、私の足首をつかみ、体の方向を替えようとしている。

足はしっかりあった。畳を踏みしめる足。


私は声がでない。そして、気がつくと、真っ暗な部屋で布団の上に座っていた。
そこへ、「どうしたんだい。」という声。これは、祖母の声なのであるが、
夢うつつの私は突然、「キャーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」と、大声で悲鳴を上げた。
驚いて、2階で寝ていた両親も駆け下りてきた。電気がつく。そのあとは覚えていない。


翌朝、となりの家のおばさんが、「ゆうべ何かあったんでしょうか」と来てくれた。
私の悲鳴が聞こえたらしい。
「ねぼけたんですよ」と母が答え、「それならよかったです」と、おばさんは帰っていった。


・・・私は、ねぼけたのだろうか。

やっぱり、夢を見たのだろうか。
・・・それにしても、すごくリアル・・・な夢だった。

怖い映画を観て、怖いシーンが頭に残り、その上で祖母に言われたことが深層心理に働き、あのような夢をみたのだと思う。


「仏壇に足を向けて寝てはいけない」 それ以来、ずっと守っています・・・
&小さい子どもにコワイ映画を見せてはいけない。何もいいこと、アリマセン・・・



それでは、今日は、このへんで(^^)/~~~


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不思議な出来事 その3:「子供の頃に見たものの話」

2006-05-15 19:25:29 | 不思議な出来事
前回、うちの娘たちの話を書いたので、今日は私が小さい頃に見たものの話を書きます。
「子供の頃に見たものの話」

確か、幼稚園ぐらいか、小学校低学年のころのこと、

外から、祖母の部屋を見ている私。
縁側の引き戸は全部あいている。
外が明るいので、なんとなく薄暗く見える部屋の中。
手前の、畳のところだけが、日が差し込んで妙に明るく光っている。誰もいない。

部屋のすみ・・・右奥に、なんとなく暗いその場所に目をやると、

小さいお侍さんがいた。座っているのか?

お年寄りで無表情。

その頃やっていたテレビアニメ「宇宙戦隊ロビン」というのに、
ロビンの敵役としてロボットというか宇宙兵士みたいなのが出ていたのだけど、
その感じにそっくり。鉄鎖の兜や鎧ふうなものをまとっている。

私は驚いてじっと見ている。目が合っているのだけど、別に・・・

そして、だんだんとその影はうすく、消えてしまった。

特に怖いとも思わなかった。ただ、不思議な感じがしただけ。

ほんの一瞬のことだったけど、今でもはっきり覚えています。

ああいうのを、「まぼろし」というのだと思う。

・・・でも、「何だったんだろう?」と、今でも不思議に思います。


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不思議な出来事 その2;「赤い女の子の話」

2006-05-14 01:17:01 | 不思議な出来事
今住んでいる所は、一昨年の12月に越してきたのだけど、
引っ越してきてすぐの時の出来事です。

私と、娘たちとでお風呂に入って、娘たちを先に洗って、
もう1回あったまって、二人を先に出しました。
一人ずつバスタオルで拭いてから、「お布団のところでパジャマにお着替えしてね!」と、送り出します。
「はぁ~~い!」と元気よくはだかんぼで和室へ走っていく娘たち。

そのあと、私もあがって、体を拭いていたのだけど、
ばたばたばた!と走って戻ってくる二人。「どうしたの?」と聞くと、
真剣な顔をして、
「今ね、おふとんのおへやの、かべのところにね、赤い女の子がいたんだよ。」 ・・・・・・・・・
絶句。

ダンナさんもまだ帰ってきてないし・・・・こっ、コワ・・・・

でも!ここで私がびびってどうする・・・「えっ そんなことないでしょう。」
と言いつつ、バスタオル体に巻きつけたまま、和室へ行く・・・

一瞬、泥棒とか、そういうことを思ってしまって、それはそれで怖かったけど、
戸締りはしてあるし・・・赤い女の子って、何?  何?

結果、電気が煌々とつくお部屋、何も変わったところはなし。ほっとしました。本当に!

壁っていっても、普通のマンションなので、薄いベージュっぽい壁紙が張ってあるだけです。
見間違えそうな、シミや汚れなどもなし。赤いトレーナーなどが、鴨居にかけてある、などということもありません。

私が、「だれもいないよ。」というと、上の子が「・・・あのねー。うそっこだよ・・・」とぽつり、と。
私の心配げな表情を見て、とっさに「うそだ」と言ったのだ、と一瞬でわかった。

だって、さっき脱衣所へ走りこんできたときの顔といったら、ほんとに真っ白で、こわばっていたし、
だいいちそんな作り話をわざわざするとは思えない。4歳児が。

たぶん、ほんとに見えたんだと思う。
・・・でも、「赤い女の子」の話はこれ一度きりです。

このあと、「その1」でお話した、「よっちゃん」がよく出てくるようになりました。


もしかしたら、上の子がちょっと・・・
神経質なところがあるので、感じやすいのかも、などとも思ったりします。


でも、当時からその和室でみんなで寝てるんですけど。別に・・・何事もなく、
よく寝れてます(*^。^*)


では、今日はこのへんで。



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不思議な出来事 その1:「謎のよっちゃん」

2006-05-13 02:53:44 | 不思議な出来事
身の回りにおきた、「ちょっと不思議な出来事」を書き留めておこうと思います。

その1:「謎のよっちゃん」

5歳と4歳の娘が、おままごとをして仲良く遊んでいる時、
途中で、「よっちゃん」が、くることがある。

「はい、どーぞ。これは、くまちゃんのごはんですよ。」
「これは、りすと、ぞうさんのごはん。」などと、ぬいぐるみを並べて、二人で仲良く遊んでいると、突然、

「あ、よっちゃんがきた。」
「あ、ほんとだ。入れてあげようね。よっちゃんどうぞ。」
「はい、よっちゃんのごはんですよ。」

と、一人分つめて、「3人で」遊びはじめる。

「・・・あはは!やだー よっちゃんておもしろーい!」
「おもしろーい!」

と、笑ってる。

外で遊んでいても、楽しそうなので、「何してるのー」と声をかけると、
「いまねー、よっちゃんがきてるから。」
「これ、よっちゃんのぶんなんだよ。」
と、どろだんごが並んでいる。

・・・誰?

「よっちゃん」て、誰?

以前、「よっちゃんてだれなの?」と聞いてみたら

「おとこのこだよ。5さいなんだって。」・・・・・・

車に乗っていても、
「あ、よっちゃんがついてきた。」
えっ・・どこ・・・思わずミラーで確認。いないし。誰も。
「ほんとだー。まどのそとにいるね。」・・・こっコワイ。スピードあげてしまいました^^;


小さい子が、架空のお友達を作って遊ぶ、という話はよく聞くけれど、
あまり、何度もあるので、去年幼稚園の面談の時に、先生に聞いてみた。
すると、「・・・ほんとに見えるんだと思います。たぶん、ほんとに一緒にあそんでるんですよ。」とのこと。

私は、5歳の娘が女の子のお友達は多いけれど、男の子とあまり遊ばないので、
ほんとは誰か遊びたい男の子のお友達がいて、声をかけられないので、
変わりにうちで遊んでいるつもりになっている・・・などと、思っていたのです。
もしそうだとしたら、実在する「よっちゃん」のおかあさまにでもお話して、
一緒に遊んでもらおうかとも思っていたのです。
親心です・・・。

幼稚園に「よっちゃん」ているかどうか聞いたところ、そういうお友達はいない、とのこと。
「よしくん」はいるけど、よっちゃんと呼ばれている子はいないらしい。

「これくらいのときには、見えないお友達をつくることがあるので、
あまり心配しなくてもいいと思います。自然に、言わなくなると思います。」と先生。

ちょっと、ほっとしたけど、あまりに頻繁だとやはり心配になるし、
心の問題なのか?小児診療科へ?シックスセンスの世界?「ショコラ」に出てた小さいカンガルー的な存在?
などと、いろいろ考えてしまったのだけど。

この頃はもう、あまり気にならなくなりました。

私には見えないし、何にしてもよっちゃんがくると楽しいみたいなので、しばらく様子をみることにしました。


こどもには、「こどものせかい」があって、遊んでいるときには、ふっとその世界へ入ってしまうのだろうな、と思います。

きっと、よっちゃんは、そこにいるのです。

・・・仲良く遊んでくれて、ありがとう、よっちゃん。


今日のところは、これで。
また、次回。
(^^)/~~~











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