こんばんわ 鈴木有機農園です。
今日、JA仙台の安井先生が土壌分析の結果を持ってきました。 トマトのハウスの土を4日ほど前に、助手の女性に土壌検査の方法を教えるために、採土したのです。 その結果、PH8でした。中性がPH7ですので、アルカリ性に近いのです。 石灰の施用は必要が無いとの事でした。 また、リン酸も普通より高いのは何故だろうと、首をかしげておりました。 手作りの肥料のため、成分のバランスを材料で考えますが、特にミネラル分について重点を置いています。 そのために魚かす、オカラなどのリン酸分の多いもので、リン酸が高いのだろうと思います。 安井先生は元宮城県の土壌肥料の部長を担った方で、土壌肥料の大家です。 20数年前からの知り合いで、手作りの肥料の成分を調べてもらったり、稲の生育調査をしていただいたり、今、こうして農業で生計できるのも、先生のお陰と言っても過言ではありません。 今日は2人の女性を引き連れての来宅で、私の経営の事まで、事細やかに説明していました。 肥育牛の慣れこさに、かわいいの連発でした。 堆肥を昨日切り返ししたばかりのを見て、本当の農業のあり方はこうなんだと説明していました。 そう言っても、昔の農業に戻れない今の農家の現状です。
自分の都合と効率的な農業を選択し、作物の都合を無視した農業になっているからです。 ちょっとだけ、立ち止まる、昔と対比する時間も持ちたいものです。