こんばんわ 鈴木有機農園です。
あと4時間を切りました。 今日は寿司屋さんに180キログラムのササニシキを届けました。 午後からですと初詣の規制が掛りますので、午前中に届けたのです。 自家用車3台洗車して仕事納めでした。 親父は神棚ゃ仏壇を飾り付けて仕事納めです。 正月たからとて特別飾り付けは有りません。 質素なくらいです。 浄土真宗ですので、食べ物の規制もなく、日が悪い言ったこともなく、生活には不自由を感じない良い宗派です。 3ヶ日餅を食べ、元旦に墓参りし先祖の供養が主です。
今年を振り返ってみると、農業は野菜の出来が悪く、お米は平年を少し上回ったかなぁと思います。 籾貯蔵ですので正確な収量は把握できません。 ビニールハウスに津波で油などが入ったと思われる所は未だに作れません。 何度播種してもいじけた生育で、枯れてしまいます。 津波の後遺症です。 微生物で土壌改良を考えています。
今年もボランテァでお手伝い頂いた方々が、再度訪ねてきて交流が続いています。 今年も感動を一杯もらいました。 今日、玄米を送らせて頂いた愛媛松山のマドンナ兵頭和美さん。 お母さんの誤診でホッとした様子、食べ物の大切さを切々と語られ、聞いている私が嬉しくなりました。 6月にEMボカシ肥料作りを手伝いに来て親交を深め、親子ほどの年齢差を感じさせない素晴らしいお嬢さんでした。 東京の岩井のり子さん・静岡の大村佳奈子さんにもボカシ肥料作りでした。 肥料作りが農業を理解するのに手っ取り早い為に取り入れ活用しました。 お二人は作業の様子をフェスブックに即載せて、我が家に来たボランテァの方々から羨ましいと、即反響があったり、ベリーダンス??の振りを見せてもらったり、楽しい交流が沢山ありました。
視察、指導を乞うて来られたり、ヨーロッパ5カ国からEM微生物で復興させた様子を聞き取り調査に来られたりの活気ある年でもありました。
何の品種か判らないお米を係わってくれた方々に「絆」と命名して、配布しました。 まだ、来て頂いた方の名前も住所も判っていない方の方が多く、感謝の念だけになっております。
復興の為の地盤整備の役員を5年間仰せつかり、区画を大きく管理し易く、省力化の為に頑張ります。 ただ、地盤整備は出来た・どうぞと言った時に、担い手がいるのか、担い手を育てられるのか、そんな不安も頭をよぎります。 農村の崩壊が進み過ぎているように内輪にいる私が感じるのです。 60代70代の農業者が今から何年続けられるのでしょう。 若者が進んで就農できる施策が急がねば・・・
あと3時間で新年です。 「良い年になりますように、いや良い年にしましょう!!」 「前向きに生きがいを見つけましょう。」