こんばんわ 鈴木有機農園です。
今日は大口のお米配達2か所でした。 ウナギ割烹にひとめぼれ・寿司店にササニシキです。 精米で270kgの配達でした。 玄米で換算すると300kgです。 30キロは米糠になる勘定です。 1割が米糠で、品種によって白米に仕上がる割合が微妙に違います。 ササニシキは減歩率が多いため、米屋さんでは敬遠されるそうです。 お米の硬質米・軟質米の違いからです。 農家でも栽培しやすく、多収穫の品種を選びます。 ササニシキは平成5年の大冷害を機に栽培面積が激減し、細々と篤農家が守ってきた品種です。 当然ササニシキは希少価値のお米になってしまったのです。 ササニシキの味を知っている顧客には、いまだに根強い人気があります。 お米の横綱として西はコシヒカリ・東はササニシキと二分した品種だったのです。 県では夢をもう一度とばかり復活に躍起になっている品種です。 宮城の寿司店ではササニシキが常識のように普通に使われてます。 まだまだ需要のある品種です。