英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

4名までの個人指導の講師として

2012-03-01 09:44:59 | 日記
今回は仕事の話です。

フェローでの実務翻訳の締め切りが6日に近づいてきましたが
ばりばりと翻訳で稼ごうという気持ちは私にはあまりないのです。

それと同様に息子と娘がお世話になった私塾での講師の仕事も
本音は楽しいからやっている、いやもっと突き詰めて言うと
自分の英語力維持のためにやっていると言ったほうがより正解かもしれない。

他人に教えるという行為は自分の中でなんとなくわかったレベルから
相手がどれくらいわからないかを察して、そこから相手の立場に立って
しっかり分かるレベルへと上げなくちゃいけなくなる。

この変異を可能にするには、自分の中の「なんとなく」知識を
もっとわかりやすく明らかな説明へと変えていくことが不可欠になる。
中学生の指導を多く任させるようになったので
この概念の操作というのは、いつも頭から離れないままなのです。
でも自分にとってもすごく役に立つことだと思っています。

たとえば・・・・。
中学2年生で登場し、高校生も嫌いな「不定詞、動名詞、分詞」の三役揃い踏み。
まずなぜ不定詞その他が出てこなくちゃいけないかを説明しないとダメかな、と。
そして不定詞の中のまたまた3つの役割、名詞的・形容詞的・副詞的が
どのように文章の中で訳されるのか、ちがいがあるのか。
ここらへんが中学生には中々悩ましいところなのです。

私の住む地域では公立中学校(国立附属をのぞく)では3学期期末テストが終わりました。

一番心配していたある男子生徒クンがいます。
昨年2学期の期末後にかかわることになったのですがマジメな人柄で
きっとリベンジをはたしてくれると思っていました。
そうしたら・・・・。
前回の得点より3倍(汗)ほど点数がUPしたようです。
はぁ~安心した。。。。。
自分が良かれと思い、導いた方向性がまちがってなかったことが証明されました。
だから塾の先生はやめられないのです。

同じくとても英語の得意な女子の中学生がいます。
彼女は来年度から3年生ですが、1月の英検で3級がほぼ満点でした。
公立中学の生徒さんですが、来年度中に準2級の合格を請け負っています。
たぶん可能じゃないかと思うのですけど、いま自分がやって経験していることを
まだ脳みそがとても柔らかく吸収力抜群な中学、高校の生徒さんにやってもらえるなんて
こんな興味深いこと、他にそうはないと思います。

私のちょっとした計画は、自分が1級の合格を果たした後、
この私塾内で高校生に1級の合格を想定したカリキュラムっぽいものを設けたいということ。

それほどの英語力があれば、東大、京大ほかのハイレベルの大学の英語能力試験では
まったく問題がないでしょう。
入学後も英語を駆使してその上の論文作成にも楽に着手できると思います。

ええんと違う?
案外野心家です♪