英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

知への飢え

2013-07-07 11:09:44 | 英語力UP
毎週末かけこみ乗車風にNHKラジオ英語学習番組、「実践ビジネス」「攻略リスニング」を
ストリーミングでぶっつづけに聴くようにしています(汗)。

ぶっつづけってあんまりヨロシクないんですけど、
どうしても日々こつこつ聴けないのが実情。
いきおい怒涛のリスニング学習となっております・・・・・。

さて6月末の分を先ほど終わらせたのが「攻略」の方。
とっても優しい声質の柴原センセに魅了されて始まった当初から
皮一枚のところで継続しています。
『おっと、講師からのごあいさつが今月はまだ読めてないぞ』と
資源ごみになってしまうこともあり、読みだすと・・・・・。
すっごいタメになることが書いてあります。
そうそう、そうなんだ、これなんだよ、言いたいことは!
今回のタイトルもセンセのコメントから拝借しました。

巷では英語のリスニング信者が大勢いらっしゃるようですが(やや皮肉御免)、
弱点を洗い出して一つ一つ叩き潰していけば、
私のような貧弱なリスニング力しかない「おばちゃん英語学習者」でも
英検1級でリスニングパートで25-6点は取れるようになります。

問題は、そのようなお祭り騒ぎが終わってから。
そういう単なるスキル習得だけで終わってしまうと
このスキル学習事体が大好きな学習者以外は、
矢印が右下に急降下という恐怖にも似たストレスと
ずっと対峙せざるを得なくなる。

もっとも、私は英語学習サークルでも貧弱リスニング力のシルフです!と
胸を張って(?)いるので、大丈夫なのですけど。

芝原センセが声を大にしておっしゃるのは、ここから。
以下引用>
「何か知りたいことがあって、英語が壁になっているので、攻略に乗り出す」というのが、
本来の語学の勉強のあり方なのではないでしょうか。
そして、あるレベルに達した語学力を、さらなる高みに押し上げてくれるのは、
そのような「知への飢え」のような欲求だと思います<引用終わり

私のような実際すぐにお金にならないことが大事だと思うタイプは
大学の一般教養が面白くてたまらなかったのです。
だから、

引用始まり>「何の役に立つんだ」「知ってどうする?」と言われても、
「面白いものは面白い」のです。<引用終わり

深く同意です。

リーディング力を高めるために読みだしたTIMEやデジタル定期購読しているNatureも
一般受けする大義名分はあるにはある。
でも私の中の本当の理由は、「面白いから」がトップかもしれない。
日々どんどん進化していくものへの飽くなき興味があるから、
「そんなレベルの高いもの読まずに、自分の実力に沿った・・・・」という
一般論がストンと腑に落ちないわけだな~~。

知りたいことがまずあって、そこから英語の技術的な壁が立ちはだかっているとしよう。
だとすれば、それを薄皮をはぐように地味に一枚一枚はがしていけばいいだけだ。

3-4日悶々と悩み続けた課題4回目の関所のようなポイントも
あらゆることを探し求めた結果、どうにか恰好がつきそうな気配。
これも簡単に誰かに教えてもらったら絶対に気づきがなかったところだろうな~。
不確実なあいまいさをじっくり感じた結果、そこからもがいてみること。
ここが成長するための真骨頂なんだろうと思っています。

やっぱり地味に謙虚にやりつづけることこそ宝ですねぇ。
でもその地盤は、「知的好奇心」が基になっているということかもしれない。