英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

元気すぎてクタクタ

2014-04-17 17:04:14 | 講師の仕事
新しく新入生を担当することになりました。
まず中学1年生(ピカピカ★☆★)2名男子。
次は進学高校の国公立志望3年生4名男子、2名女子。
そしてアメリカ留学希望の元生徒(愛知県にある公立大学卒業)男子1名。


毎火曜日に来ることになった新中一2名の男子君が疲れる・・・・・。
どうもシルフ先生は楽しい、おもろい先生なんや!と
えらく見込まれたのはええんです。

がっ、なつき過ぎてうるさいったらもう制御不能。
同じクラスに高校2年と中学3年生の男子君もいるのですが、
まぁ~元気いっぱい。
中一ってあんなんかな???
とにかく英語嫌いにさせないように
かといって無味乾燥したドリル問題集もアメとムチ方式で
どうやって進めていくのかが、今後の私の課題です。

毎木曜日の進学高校3年生の6名と元生徒君の合計7名クラスは
それまでの英語クラスのひたすら自習方式の受け身形態から
私の1人1人話してもらう、アクティブ型クラスが辛いらしい。

2013年度の結果をふり返ると、
どうも文法の基礎事項がしっかり地に足が着いていなかったことを
痛く思い知りました。

で、薄い厚さ5ミリほどの3部に分かれている問題集を選択し、
同じ並び方で、基礎→標準→実践という流れの文法問題だけを
大急ぎでやってもらうことにしました。

やはり高校入試の前後にはあっただろう英語力が
ダラダラしている間に薄まってしまった生徒さんもおり、
かなりつらそうに私のクラスを受けています。

でもなぁ~。
地方の国立大学でもセンターで受験全教科で7~8割をゲットしないと
合格の2文字は手に入らないのです。

昨年の今頃は、
「えぇぇ~、こんなんやりたくないし」
と、お客様の声(汗)の生徒の皆さんのリクエストを第一に置いておりましたが、
それをやっていては、本人の希望に添えないことが判明しました。

これではあかん、ちょっと大変でも土台の基礎工事を
急ピッチでやることにしました。

今夜はその大学受験生クラスの「分詞構文と受動態」のところ。
たぶん分詞構文がかなりボコボコだろうなぁと想像しています。
ちょこっと補強で参考資料を配らないとまずいかも?と思っています。

来年の桜は「全員咲きました!」と云いたいところです。
がんばっていきましょう!

話は変わって。
DHCメディカル3回目、無事提出しました。
今回はなぜか1つ分量が多く、いつもの調子で考えていたら
『えぇぇぇ~、間に合わヘン』と大慌てで英日訳作業となりました。
何とかギリギリ10日必着のところ、
9日に投かん。
はぁ・・・・。
今回の4回目は血液についてです。

さてさて話は変わって。
小保方さんで大騒ぎになっているイギリス商業科学週刊紙、'Nature'に
とても興味深い最新レポートが掲載されています。

ガンの転移に必ず大きく働くたんぱく質「キナーゼ」の解析が
徐々に進められているということ。
これが分ると、転移がおこった後でも拡大を防ぐ方法が分ってくる。
早くそれが解明されて、ストップがかかるようになってほしいです。
以下抜粋です:

  
疾患、がん転移に中心的役割のキナーゼ活性研究に新ツール
著者:Michael D. O'Neill カテゴリ:タンパク質研究
2014/4/16 9:00
University of North Carolina (UNC) School of Medicineの研究チームは、
人体の健康の維持や疾患に重要な役割を果たしている特定の細胞レベルの回路について、
これまでよりさらに深く探ることのできる生化学的な技術を新しく開発した。

この技術は、Klaus Hahn, Ph.D.の研究室で開発され、
2014年3月9日付Nature Chemical Biologyオンライン版で発表され、
キナーゼと呼ばれるタンパク質が活性化し、
細胞の移動など特定の細胞の挙動を引き起こす機序を研究する
重要なツールになるとしている。

このキナーゼの作用は非常に複雑であり、
未だにほとんど明らかになっていない。
それでも、キナーゼが疾患で大きな役割を果たしていることだけは判明している。

研究論文の首席著者で、
同大学のThurman Distinguished Professor of Pharmacologyを務めるDr. Hahnは、
「キナーゼが関わっていない病気を一つでも挙げられるだろうか?
キナーゼのプロセスを完全に理解することは非常に難しいが、
非常に重要な物質であることは誰でも知っている」と述べている。

長年、研究者はキナーゼにあれこれと手を加え、
細胞死や細胞移動、あるいは細胞内シグナル伝達などが起きることは観察できた。

しかし、このような実験も、細胞の挙動の引き金になるキナーゼの
様々な反応の解明ということになると、ほんの表面をひっかく程度でしかない。

また、どのような実験も、一気に起きる事象のタイミングをつかむことができない。
Dr. Hahnは、「タンパク質活性のタイミングは細胞の反応に大きく関わっているため、
これを突き止めることが重要だ」と述べている。

医薬開発メーカーはまだこのタイミングの問題をうまく組み込むことができない。
タンパク質を標的にした医薬が研究者の期待通りの効果を現さない原因は
そういうところにあるようである。

以上抜粋終わり。

分子生物学がオボちゃん騒動で長期間に停止しないようにと祈っています。
一日でも早くガンで苦しむ人たちが持病の一つとして
高血圧や糖尿病のようにコントロールしながら日常生活ができるように
祈っています。