12/4-5日に東京で楽しい2日間を過ごしてきました。
文化的なイベントと英語学習にもタメになる貴重な体験をしました。
11月末に地元三重から2015年日本ツァーを開催したのですが、
サンクトペテルスブルグ拠点の世界最古マリインスキーバレエ団と云うのがあります。
旧名はキーロフバレエ団。
チャイコフスキーが3大バレエ(白鳥の湖、眠れる森の美女、くるみ割り人形)を初上演したバレエ団がこのマリインスキーバレエ団。
上野・文化会館で午後6時半からの公演でしたのでお昼を自宅で食べても
4時過ぎに現地に到着。
時間があることから国立西洋美術館で黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝を見ることにしました。
びっくりしたのは、エジプト文明よりはるか昔にブルガリア・バルナ(黒海沿いの景勝地)で紀元前6000年ほどまえの墳墓が発掘された事実です。
黄金や翡翠の埋葬品は驚くほど高度な技術で加工されていました。
美しい物を見て腕を磨くという行為はどの時代でも行われるものだと感心しきり。
人間が美しいと思う脳の部分は古今東西変わりなく受け継がれていくのだと感心しました。
その後に午後10時近くまでテリョーショキナとキミン・キム(バレエ団初のアジア人主役ダンサー)が演じる白鳥を鑑賞。
さすがにチャイコフスキーが初演したバレエ団だけのことはある格調高い白眉の舞台でした。
やはり本家本元の地位はどこにも譲らないぞという強い意識がありました。
さんざん見つくした感のある白鳥オデットのグラン・アダージョで落涙しそうになるほどの
繊細で芸術性の高い踊りを見せてくれました!テリョーシキナ、ありがとう♪
娘のところに泊めてもらいながら彼女の現在の職場で進めている海外からの顧客獲得の地味な力になろうと話し合いを深夜2時過ぎまでしました。
彼女の現在の立場は中古マンションの東京メトロ地域を中心とした販売促進のためのHP作成です。
亜流の立場上、予算がつかないという哀しさで泥縄式の英文が書いてあるので
海外からの問い合わせがほぼゼロだという現状。
見せてもらうと『これはアカンやろ』というかなりまずい状況でした。
翻訳がきちんとしてある同業者の英文サイトを見るとその差が歴然!
指し障りのない程度で直させていただきました。
こんなきっかけで自分の英文がネットに乗るとは!
すぐにシンガポールから問い合わせが来たと先日娘からのラインで知りましたが、
やはりテンプレート式のちゃんとしたひな形を守って集客に繋げないと
せっかく良い物を提供していても独りよがりで終わってしまいますね。
めでたし、めでたし。
報酬などはないのですが、役に立ててなんとも嬉しい限り。
翌日の5日は西武・新宿線で花小金井駅下車。
バスに乗り換え江戸東京たてもの園へ。
お目当ては高橋是清邸を見ることでした。
ご存知でしたか?
是清は知り合いのアメリカ人実業家の縁でアメリカへ渡った後、
人身売買のような形で強制労働、つまり奴隷のような仕事をしつつ
アメリカで進むダイナミックな経済活動を身体で覚えた人物です。
帰国後、その経験を買われて日本政府の財務に深くかかわっていきます。
日銀を設立し、何度も総理大臣にもなった人ですが、
驚くのは屋敷の内部に今井宅のような西洋式の部屋が皆無だということ。
すべてにわたり日本式の畳がベースの和式にしてあります。
とことん西洋を味わうと日本回帰になるんでしょうね~。
じぃーんと来るのは、この邸宅で二二六事件が起こったことです。
近代日本史の舞台に立ち会っているんだなぁと感慨ひとしおでした。
ところで嬉しい誤算は、現在NHK放送中「あさがきた」の父親が京都から移築し
その後の三井財閥を築いた今井邸が高橋邸を上回っていたこと。
すごいですよ~、もうまるで高級料亭が自宅になっていたのですから。
ぜひ一度見に行ってください。
富が一部の日本人に集中されていたことが手に取るように分ります。
その場には外国人の姿も散見されていて、
アジア系とおぼしき若い女性がボランティアガイドの方の説明でやや混乱されている場面に遭遇しました。
お節介かな?と思ったのですが、こういう場所で使わずいつ?と思い、
大まかな江戸末期から明治、大正、昭和に至る天皇と政府の関係をその彼女にガイドしました。
中々楽しい経験でした~♪
しかし、ちょっとまずかったのは現場のボランティアガイドの方のメンツが立たなかったことかな?
「不勉強ですみません」と云われてしまったので、それは悪かったかな?と思った次第。
でもこのような特殊な豪奢な建築物を誤解したまま母国に帰られては勿体ないなぁと
野暮を承知でお節介しました。
毎週2回ほど英語を話す機会に恵まれているせいか、あまり気後れせず英語が話せたこともやや驚きです。
やはり習うより慣れろは正論ですね。
今年は夏から秋への移行がはっきりしませんね。
そのおかげで小金井公園やたてもの園での紅葉も12月に入っているのに楽しめました。
人が多い関東地域ですが、娘も高校生活のすべてをつぎ込んだ感のある乗馬を
八王子や千葉にある乗馬スクールで始めたと言っていました。
日ごろ仕事場が皇居界隈で行われているので、あんなに人ごみが平気だった娘も
とうとう都会暮らしも6年目で自然の豊かさを味わう人に変わりつつあります。
文化的なイベントと英語学習にもタメになる貴重な体験をしました。
11月末に地元三重から2015年日本ツァーを開催したのですが、
サンクトペテルスブルグ拠点の世界最古マリインスキーバレエ団と云うのがあります。
旧名はキーロフバレエ団。
チャイコフスキーが3大バレエ(白鳥の湖、眠れる森の美女、くるみ割り人形)を初上演したバレエ団がこのマリインスキーバレエ団。
上野・文化会館で午後6時半からの公演でしたのでお昼を自宅で食べても
4時過ぎに現地に到着。
時間があることから国立西洋美術館で黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝を見ることにしました。
びっくりしたのは、エジプト文明よりはるか昔にブルガリア・バルナ(黒海沿いの景勝地)で紀元前6000年ほどまえの墳墓が発掘された事実です。
黄金や翡翠の埋葬品は驚くほど高度な技術で加工されていました。
美しい物を見て腕を磨くという行為はどの時代でも行われるものだと感心しきり。
人間が美しいと思う脳の部分は古今東西変わりなく受け継がれていくのだと感心しました。
その後に午後10時近くまでテリョーショキナとキミン・キム(バレエ団初のアジア人主役ダンサー)が演じる白鳥を鑑賞。
さすがにチャイコフスキーが初演したバレエ団だけのことはある格調高い白眉の舞台でした。
やはり本家本元の地位はどこにも譲らないぞという強い意識がありました。
さんざん見つくした感のある白鳥オデットのグラン・アダージョで落涙しそうになるほどの
繊細で芸術性の高い踊りを見せてくれました!テリョーシキナ、ありがとう♪
娘のところに泊めてもらいながら彼女の現在の職場で進めている海外からの顧客獲得の地味な力になろうと話し合いを深夜2時過ぎまでしました。
彼女の現在の立場は中古マンションの東京メトロ地域を中心とした販売促進のためのHP作成です。
亜流の立場上、予算がつかないという哀しさで泥縄式の英文が書いてあるので
海外からの問い合わせがほぼゼロだという現状。
見せてもらうと『これはアカンやろ』というかなりまずい状況でした。
翻訳がきちんとしてある同業者の英文サイトを見るとその差が歴然!
指し障りのない程度で直させていただきました。
こんなきっかけで自分の英文がネットに乗るとは!
すぐにシンガポールから問い合わせが来たと先日娘からのラインで知りましたが、
やはりテンプレート式のちゃんとしたひな形を守って集客に繋げないと
せっかく良い物を提供していても独りよがりで終わってしまいますね。
めでたし、めでたし。
報酬などはないのですが、役に立ててなんとも嬉しい限り。
翌日の5日は西武・新宿線で花小金井駅下車。
バスに乗り換え江戸東京たてもの園へ。
お目当ては高橋是清邸を見ることでした。
ご存知でしたか?
是清は知り合いのアメリカ人実業家の縁でアメリカへ渡った後、
人身売買のような形で強制労働、つまり奴隷のような仕事をしつつ
アメリカで進むダイナミックな経済活動を身体で覚えた人物です。
帰国後、その経験を買われて日本政府の財務に深くかかわっていきます。
日銀を設立し、何度も総理大臣にもなった人ですが、
驚くのは屋敷の内部に今井宅のような西洋式の部屋が皆無だということ。
すべてにわたり日本式の畳がベースの和式にしてあります。
とことん西洋を味わうと日本回帰になるんでしょうね~。
じぃーんと来るのは、この邸宅で二二六事件が起こったことです。
近代日本史の舞台に立ち会っているんだなぁと感慨ひとしおでした。
ところで嬉しい誤算は、現在NHK放送中「あさがきた」の父親が京都から移築し
その後の三井財閥を築いた今井邸が高橋邸を上回っていたこと。
すごいですよ~、もうまるで高級料亭が自宅になっていたのですから。
ぜひ一度見に行ってください。
富が一部の日本人に集中されていたことが手に取るように分ります。
その場には外国人の姿も散見されていて、
アジア系とおぼしき若い女性がボランティアガイドの方の説明でやや混乱されている場面に遭遇しました。
お節介かな?と思ったのですが、こういう場所で使わずいつ?と思い、
大まかな江戸末期から明治、大正、昭和に至る天皇と政府の関係をその彼女にガイドしました。
中々楽しい経験でした~♪
しかし、ちょっとまずかったのは現場のボランティアガイドの方のメンツが立たなかったことかな?
「不勉強ですみません」と云われてしまったので、それは悪かったかな?と思った次第。
でもこのような特殊な豪奢な建築物を誤解したまま母国に帰られては勿体ないなぁと
野暮を承知でお節介しました。
毎週2回ほど英語を話す機会に恵まれているせいか、あまり気後れせず英語が話せたこともやや驚きです。
やはり習うより慣れろは正論ですね。
今年は夏から秋への移行がはっきりしませんね。
そのおかげで小金井公園やたてもの園での紅葉も12月に入っているのに楽しめました。
人が多い関東地域ですが、娘も高校生活のすべてをつぎ込んだ感のある乗馬を
八王子や千葉にある乗馬スクールで始めたと言っていました。
日ごろ仕事場が皇居界隈で行われているので、あんなに人ごみが平気だった娘も
とうとう都会暮らしも6年目で自然の豊かさを味わう人に変わりつつあります。
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