☆わんこと一緒の想い出と共に☆

シェルティと暮らしていたマールママの記録と記憶のためのページ

老老介護

2011年02月08日 | 三婆通信

ほぼ毎日報告がある 叔母(3)からの 電話 

 

姉(1)がきのうの夜、横浜のおじちゃんのところに電話したみたいなの。

なんでも「Tm(2)さんが お金がなくて困っている」って!

毎日 お金!おかね!ってうるさいから私聞こえないふりしていたからね。

いくら持たせても、出したり入れたりしているうちにどこにやったかわからなくなるのよ~!

それにきのうは、ゴミの日でもないのに古い絨毯をひきずっていって出していたの!

あの重いのどうやって出していったのかしら?!

火事場の馬鹿力みたいになるんだろうかね?!それを私がまたひきずって持ってきたわよ・・・

ま~ったく!「余計なことしないでっ?!」て怒ったら

「ゴメンナサイ・・・あたしだって何かやりたい・・・」って・・かわいそうだけどね・・・

そのうえガンコでどうしようもないの!

せっかく Rがお洋服買って持ってきてくれたのに 着慣れたほうがいいってきかないの。

ディサービスのお迎えが来るのに間に合わなくて、

また”着たきりすずめ”で出て行ったわ~

歳はとりたくないわね~   

と 78歳の叔母

 

入院中の叔母が退院する時も、姉夫婦が来てくれて本当に助かったと言っていた。

担当の先生からのおはなし、訪問看護の手続き、ホームに持って行く荷物の準備・・・

高齢の叔母ひとりでは絶対に無理だったと思う。

 

今は気を張って頑張っているけど、3番叔母も そうとうに疲れている。

早く逝く人はかわいそうだというけど、そんなこともないわね!

みんなやってもらえるし残っているものの方が大変だわ・・・」と言っていた。

1番叔母の、お世話だけでも大変なのに・・・2番叔母の部屋の片付けもやっている。

私も、早く楽したい」と書かれた2番叔母のメモがでてきたそうだ。

早く1番叔母から解放されたい・・という気持ちのことだと思う。

その叔母が、1番叔母より先に病気が進行してしまった。

ケアマネージャーの方にも

私は家に帰れば姉の世話をしなければいけないから家には帰りたくない」と言っていたそうだ。

今は、あたたかなホームでみんなに優しくしていただいている。

日曜日、T兄が息子を二人連れて面会に来てくれたそうだ。

三婆にとっては、かわいい孫のような存在。

久しぶりに会う、思いがけない訪問者にとても喜んで嬉しそうだったという。

みんなが、代わる代わる会いに来てくれたり 優しい言葉をかけてもらい

わたしは幸せ者だわ~」と電話口でも言っていた。

その幸せな時間は どのくらい残されているのだろう・・・

退院の時、肺と肝臓にも転移していると告げられた。