きょうは、ショウちゃんの 3回目の月命日です。
そして、マールが亡くなって 2週間
寂しいけれど不思議と気持ちが穏やかで居られるのは
マールの最後が、私の胸に抱かれての穏やかな旅立ちであったこと
自分たちも年老いて 元気なうちにきちんと見送ることが出来たということ
2つ並んだお骨の箱が、ぴったり寄り添って
なによりショウちゃんが寂しくなくなって喜んでくれているようにみえるからです。
朝な夕な 「おはよう~ ただいま~ おやすみ~」と声をかけ
いつも一緒に居る気持ちです。
ショウの病気が発覚してからというもの
どんどん進行していく症状が辛く 最後も苦しんで亡くなったことが
可愛そうで、かわいそうで そのことでずっと胸を痛めていました。
暑い夏に亡くなり、ずっと家に引きこもりマールに付き添っていた私
少し涼しくなって外に出ようとしていた頃
早朝、ガタンという音に「マーール?!」と振り返って
階段を踏み外しアキレス腱断裂というアクシデント!!
今ふと思うのです。
あれは、マールがそばにいて欲しくて私の足を引っ張ったのかも・・・と。
そう考えれば、私の怪我も 無駄ではなかったと思えるのです。
マールは、おかーさん子で 来た頃から私に一番なついていて
結構、ショウちゃんにやきもちやいていましたから
ひとりになって寂しかったのと 独り占めできて幸せな部分もあったと思います。
私が怪我をしてからというもの ずっと、べったりな毎日で
私もマールを可愛がり甘えさせ いつも私のそばを離れず寄り添ってくれ
それは ふたりの蜜月でもありました。
マールの最後は、呼吸は苦しそうでしたが 吐くこともなく
きれいなままに 私の胸の中で息を引き取りました。
15年間 入院などの大きな病気もせず これまで連れ添って
一緒に過ごしてくれたことに感謝ばかりです。
私の足の怪我の回復は順調で、装具(アキレスブーツ)さえ履いていれば
杖がなくても ゆっくり歩けるまでになりました。
今月末には ブーツを外す予定です。
マールが亡くなる前日、ちょうど上の姉が手伝いに来てくれ
10日間 一緒に居てくれたおかげで 寂しさもまぎれ
雑草だらけの庭や畑を、すっかりきれいにしてくれました。
夫も、ひとりでどうすることもできずにいたので
ありがたい気持ちでいっぱいです。
これから秋も深まり ひしひしと寂しさがつのることとは思いますが
足の回復と共に、またやらなければならないことに
気持ちをもっていきたいと思っています。