Kaettekita 私が思う あのこと このことReturn(Get Back Part2)

進取究明。日々の雑感を気ままに綴る私なりに思い考え行い実践する不定期の記録。日蓮正宗とは一切関係なく私個人の見解です。

初KISSの、想い出

2023年03月23日 00時35分25秒 | ブログ論。私の本音。一人語り。物故録。恋愛論。恋話。大いなる自分の好み、嗜み。
 私は、小学校四年生くらいで、無理やり、キスを経験した。
 或る日、我が家は、私の両親は、小鳥屋を経営して居り、その鳥小屋の世話にかかりきりであった。
 そのすきを狙って、近所の、S久間Y子というませた女の子、小学二年生くらいだったか、我が家に盗人の如く、いつのまにか、入って来ていた。
 これには、我が家の両親は誰一人、気付かなかった。
 そして、私は、朝で、一人で布団でスヤスヤと安心して眠っていた。
 そこを狙って、そのY子は、私に近づき、私の唇を奪った。
 私は、妙に息苦しいのを感じて、すぐに起きてしまった。
 すると、少女のY子が、私に覆いふさがって、キスをしている最中であった。
 私は取るものも取り敢えず、それを払い除けて、何だ、何してんだ、と凄んだ。
 すると、私の怒りに触れて、自身の行いに恥じ入り、彼女は逃げる体制をとった。
 世の男性は、そんなことを、ラッキーとか、何もそこまで、言わなくてもというかも知れぬが、これは、ハッキリ言って、セクハラだ。訴えたって、私が絶対に勝つ自信がある。
 一目散に、その時覚えて居ないが、玄関だか、窓から、靴を、サンダルかも知れないが、とにかく、履いてきっと出て行ったのだろう。
 私は一瞬の事で、唇は奪われるは、その少女に自身が凌辱された気分で、その日一日は、打ち沈んだ。
 かといって、彼女、その女の子を、学校の集団登校で一緒に登校しても、僕らの間では、暗黙の了解で、全て秘密裏に処理を、私も彼女もその事実、秘密を守った。
 詰まり、無かった事にした。
 それ以後、詰まり初キスの日に、私の余りに血相を変えて、寝ぼけて、そこら中、タンスに頭をぶつけながら、その少女を追い掛けて、ケンカを吹っ掛けようとした事も、次第に、記憶から忘れて行った。
 しかし、物凄く、その子が、ませていて、自分とはかけ離れて男性をリードしていく、良き頼もしい精神の持ち主という事だけは判った。
 その子は、その頃から流行り出した、バレンタインデーには、お店で自分のお小遣いで買ったチョコレートを、必ず私に毎年くれた。
 しかし、それにも、自分は、お返しをホワイトデーに返さずじまいで、全て終わってしまった。
 思えば、私には、取り逃がした恋共が、余りに多すぎると思う。
 今、彼女はどこに居て、何をしているのだろう。二十~三十年位前にここから越していった。一切が、全くの、不明である。
 ここでも、人生の蹉跌を感ずる。私など、取るに足らぬ人間に過ぎぬ、と。
 青年時代に、私どもの恋愛が成就していれば確実に、病気に無縁で、家族も出来て、互いに励まし合い、「学校学校」で、学校の事にも悩まず、非情なるストレスに関わりがなく、もっと今よりも健康で本当に幸せであった事であろうと思う。

 以上。よしなに。wainai

 長文失礼。


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