Kaettekita 私が思う あのこと このことReturn(Get Back Part2)

進取究明。日々の雑感を気ままに綴る私なりに思い考え行い実践する不定期の記録。日蓮正宗とは一切関係なく私個人の見解です。

相手の気持ちになって考えてみる

2023年03月23日 13時44分46秒 | 『福祉』『介護』病院・障碍者・高齢者福祉。母の優しさ。借金ローン返済地獄解決篇
 私には、敢えて言うが、相手の身になって考えてみる、という、発想が全く欠けていた。
 私は、或る、福祉関係者が、サービス事業で餃子を焼いたが、それが、真っ黒に焦げて仕上がってしまった。

 その時の餃子は、次の別の業者の福祉の人も確認済みで、確かに酷いね、とは言っていた。

 けれども、私の怒りは、その日は、その作った方が帰られた後、黒い所を取ろうとして、皿ごと、地べたに落ちてしまい、全部台無しになった事によって、最高潮に怒りが湧いて来た。

 そうして、いつしか私は、電話を手にして、いつもの如くに、クレーマー、この場合、相手の非をなじり、ほとんど、一方的になって、声高に相手を責め立てていた。
 
 今日、福祉まるごと相談の方と電話をする機会があり、若しも、そういう場合、○○さん(私)が、失敗した事をいつまでも人からなじられ、同じように言われたら、どう思いますか?と聞かれた。

 たとえば、私が、何気ない事をやって、それが失敗したとして、それに対して、執念深く、一日中、言い募り、呪われるが如くに、私が被害を仮に受けた人から、言われたとしたら…。そんなに、過失、瑕疵がない話なのに。そこまで、私は自身、想像をゆっくりと巡らせた。

 「それは、ハッキリ言って、イヤです」、そうお答えした。それと同じ事です。そうその方は、言われた。

 その方、福祉まるごと相談の方は、相手の立場に立って考える、大切さを懇々と説いた。詰まりは、私の、想像力不足、音楽で言えば、ジョンレノンの、「イマジン」、想像してごらん、とのジョンの声が聞こえるようだ。

 或る看護師さんには、○○さんが、そうやっていつも見えない誰かと闘っていて、疲れないですか?と聞かれた。これも、痛い所を突かれた、と思う。

 たまには、笑ってみる。人生にゆとりを持つ。ニコニコとした人の周りには、垣根が出来る程、人望、皆から好かれ、人が自然と集まる。笑い話に、花が咲く。何も、誰も、どんな場合も、苦虫嚙んで生きてばかりいる程、そればかりが能の、決してそんな私も愚かでバカじゃない。

 私には、そういった、想像力、人の悲しみ辛さ、苦しみを同苦する、その、仏教的価値観、「慈悲」の心が、本当の人間の真心からの優しさが、一切が欠け、全く足りなかった。

 「論語読みの論語知らず」仏教を何年も勉強し、教学を身につけた積りになっていても、一切が、私は増上慢、慢心を起こして、偽りの優しさ、偽善性、二重人格に、若年だった十年近くを、キリスト教の影響下にあったとはいえ、それが明確にあった訳だ。

 自分が自分が、オレがオレが、では全くダメなのである。これは、仏教上の最もやってはいけない、利己主義。何だって、道徳上も許されない。常識・マナー上も、大悪、大罪であろう。第一、無慈悲だ。むごすぎる。悲惨過ぎる。

 これが判ったのだから、それに自己満足せずに今日から、今すぐに、この悔い改め、悔悛、悔悟の念を起こし、過ちを改むるに憚ることなかれ、であり、即刻、反省し、こんな言葉面を並べているだけではダメ。事の一念三千だ。つべこべ言っていてはダメ。愚痴を一切並べない。

 即実行。何事も、手をこまねいているのは愚の骨頂。気付いたら即実行。必ず、即、実行、実行、実行。実行を重ねて生きてゆく。良い実行力。これこそが、大聖人様の大仏法の真髄の全て。

長文失礼。


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