先頃の毎日新聞に、NHKラジオを名指しで、ラジオの民放化、若者におもねった若者番組化が著しいと言う苦情が読者欄に寄せられた。NHKラジオが、朝も騒がしく、夜も若者受けを狙った若い人向け、うるさい番組が多いと言う。
この話は本当で、私も数年前から気になっていた。しかし、NHKラジオの場合は、定時のニュース・天気予報はやるので、気にもしなかったが。
世の中は高齢化で、若者向けよりも高齢者向け、全世代向けの放送番組の方がむしろ今の時代、受けると思うが。
その投書の方も、高齢者の番組は、夜の深夜便ぐらいだと嘆いていた。
若い人ばかりに目を向ける放送局。若者受けのみ考えるNHK。
NHKの受信料を払う国民が、等しく良い番組を享受する権利がある。国民は、NHKを見守り、監視し、批判をする権利がある。それが、公共放送の役割と言うもの。
思えば、以前の、昔、昭和の頃の方が、テレビもラジオも良質な番組群が多かった気がする。受信料も高すぎて、適正な価格とは言えない。もっとNHKには、自助努力、経営刷新を望みたい。