Kaettekita 私が思う あのこと このことReturn(Get Back Part2)

進取究明。日々の雑感を気ままに綴る私なりに思い考え行い実践する不定期の記録。写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ。

時間とは…。仏法的日蓮正宗的な時代観世界観※長文失礼。

2024年08月22日 12時58分39秒 | 日蓮正宗総本山富士大石寺・御宗門・その御教え・教学・信行学
 時間とは、不可逆性のものであり、絶対に過去などへは戻れない。今があり、そしてそれが確実に未来へと連続して繋がっている。

 未来ばかりを考えている人もいるが、大間違いであり、この現在を忘れて、何で未来があるのか。今死ねば、明日などその人には全く有り得ない。

 それと同時に、過去も代える事など出来ない。過去は過去、として、我々はその事実に一切タッチなどは出来ない。

 しかし、有難い事に、御本仏宗祖日蓮大聖人様の大仏法のみが、釈尊時代の教えでは、詰まり、正法像法時代には、来世の安穏しか祈れず未熟な教えしか説かれてはおらずに、実際上に於いてこそは、この今世の大変革、この現世に仏国土を建設する方途が、現在世での謗法罪障の消滅、宿命転換などの論理、理論が、大聖人様の御法門の中には全一切が既に説かれていたのだ。

 だから、当時の釈尊時代の民衆は、脱益の仏法であり、本已有善の衆生ではあったが、常に来世の、後生の幸せのみを祈る、後世の事しか考えられない、或る意味、一種、可哀想な、大聖人様の仏法からすれば、片落ちの、欠陥を抱えた仏法が釈尊仏法だったとも言えるのである。

 そこへ、鎌倉時代の末法の時代騒然とする中で、大聖人様が御誕生為さり遊ばされる。その説く所は、今まで述べて来たように、本未有善への、下種仏法であり、宿命宿業転換、煩悩即菩提、生死即涅槃、の、後生のみならず、現世安穏、後生善処の、尊い御教えと成り代わり、釈尊仏法からは一皮も二皮もむけた、大聖人様独特で独自の、一幅の、独一本門戒壇の三大秘法の大御本尊様を弘安二年十月十二日に御建立遊ばされて、ここに、末法万年尽未来際の大仏法の大興隆の礎が築き上げられたのである。

 それを相伝せられたのが、第二祖開山日興上人様、第三祖日目上人様と、代々の御法主上人猊下様へと連なるのである。

 これにより、女人成仏、二乗成仏は釈尊により法華経時代から打ち出されていたが、それより一歩進んで、現世での即身成仏、他宗他教折伏の教化、それらは釈尊時代からあった御教えであるが、宗祖日蓮大聖人様はこれを、「四箇の格言」(念仏無間・禅天魔・真言亡国・律国賊)でその概要を示し、最高の教えが法華経、南無妙法蓮華経の五字七字のお題目、即ち、先ほども述べた、三大秘法の大御本尊であられる事を大々的にぶち上げ、御宣言遊ばされる。

 その凄さ、刮目すべき大仏法の、この印度月氏国からは東方にある、扶桑の国、秋津洲(あきつしま)、日の出ずる国の大日本国に生まれた、それが、それこそが正に、大聖人様、大御本尊様、大仏教大仏法哲理哲学なのである。

 とにかく、私如きが個人で一人きりで語り切れる御法門ではないので、御興味が少しでもある方は、御近所の「日蓮正宗」の末寺の御住職様宛へ、御電話なり、直接足を運んでご質問するなり、なんなり、掛け合って頂いても、何でも構わないので、きっと講中、御住職様共々に大喜びする、為さる事請け合いですので、積極的に、地元の正宗寺院へ御参り為される事を御祈念御念願申し上げ、お祈り致しております。

以上。よしなに。wainai

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。