異変は、昨日の晩方、夜九時頃だった。
その日、私は早めに床に就き、ラジオ放送を、一か月前に買った、エルパ(朝日電器)のラジオで、聞いていた。
すると、十分~十五分おき位に、ラジオが途切れる、音声が全く鳴らなくなった。その度ごとに、電池ボックスを開けて、電池を入れ直す。
とてもじゃないが、聞けたもんじゃない。そのまま、疲れていたので、ラジオはつけっ放しで寝てしまう。
朝起きても、ラジオはうんともすんともしない。これは、時が来たな、と思い、早速、電気屋へ持って行く準備を始めた。
今日は、お寺に真っ先に行こうと思っていたが、最初に、八時か九時頃、お寺に電話して、ラジオが壊れた云々、というと、御住職様が、そんな事、いちいち報告しなくったっていいから、という。確かに、お門違いではある。私は、とにかく、電気屋へ寄り、間に合い次第、お寺へは行くと御約束をした。
そうして、十時なるかならないかに、ケーズデンキへと着き、そのラジオを見せて、領収書、保証書を出し、とにかく、今までの事、今回、昨日の症状等を言った。
例によって、私の電池を、電池チェッカーを通して、ラジオに再び入れると、何と、またスピーカーから鳴った。しかし、私はガンとして跳ねつけ、これはこの間とおんなじパターンであり、何かのトリックだ、と言った。
その時、機転を利かした女子店員さんは、お気に召さなければ、返品、返金致しましょうか、というので、是非とも頼みます、とこちらは言った。
とんだ食わせ物だった。こんなに、ラジオで悩んだのは、今年三月から四月の、あの、アマゾンでの、ソニー製ラジオの液晶の故障の件以来、であり、私の場合は、本当にレアケース、珍しい事だった。
とにかく、今は、ホッとしている。うちにはその、壊れていても又同じ品を買い替える位惚れ込んだ、高級ソニー製ポケット名刺サイズラジオが、まだあるのだから、そんなに、一杯、人よりも、ラジオを持つ必要性も全く無かった訳である。
とにかく、今日は、その後、お寺に寄り、唱題会に出て、帰りにはま寿司にも寄って、まぐろサーモン丼、540円と、マツキヨで、食べ物や飲み物を買い、うちに帰って来た。本当に、良かったなあ。そういえば、今日は私の誕生日、五十一歳の日なんだ、とも思い返している。
以上。よしなに。wainai
私の愛機、SONY SRF-R356。今回のエルパのラジオは350時間も持つが、単三2本。こちらソニーは、単四1本で、100時間持つ。どっちとも言えないが、壊れたんでは話にもならない。幾ら安くとも。