漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級 27-②に向けての学習状況  その98 趨  摶 湛 伯  窕 

2015年10月16日 | 熟語の読み(音・訓) -個別記事- 
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

●27-②受験票到着・・・しかし、毎回毎回、試験会場が違うのは億劫だなあ(ーー)
●リピーターとして今度合格すると、10回連続合格になる(^^)一応、2ケタ台の合格回数になれば中堅リピーターと言えるでしょうか(^^)こういう、キリの良いときに某かの賞というか表彰状というか感謝状というか、漢検さんも何かやってくれればいいのにナ(^^;)
●ま、それは冗談として、点数分布とか自分がどの程度の位置にいるのかがわかるようなデータなり、資料なりを開示するか連絡するかしてくれてもいいんじゃないですかねえ・・・。満点をめざしてはいますが、ちょっと、満点以外の目標というか向上心を刺激するような何かが欲しい気がする。
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●漢検漢字辞典第2版から・・・音による読み分け  *1級対象漢字に限らず掲載しています*
①「趨」:スウ、ソク、シュ、はし(る)、おもむ(く)、はや(い)、うなが(す)
・「スウ、シュ」:はしる、おもむく・・・趨向(スウコウ)、趨勢(スウセイ)、趨炎(附熱)、帰趨、疾趨
・「ソク」:はやい、すみやか、うながす・・・漢検辞典には熟語記載なし。
 *第2版で「ソク」音を追加しているのに熟語を載せないのは何か意味、意図があるのでしょうか・・・。
 大漢和:①趨食(ソクショク)=飲食をうながす・催促する、②趨数(ソクソク)=いそがしく迫る ③趨趨(ソクソク)=.行くことの早いさま・威儀少なきをいう。.虫の名(こおろぎ)=促織の異名。
 例によって、字通ではすべて「スウ」音よみ。大字源・漢字源はほぼ大漢和と同様ですが、微妙にことなるところもあります。割愛。
②「摶」:タン、セン、まる(い)、まる(める)、もっぱ(ら)
・「タン」:まるめる、まるい・・・摶飯(タンパン)
・「セン」:もっぱら・・・摶一(センイツ)       *模試か何かで出題したような・・・。
③「湛」:タン、チン、たた(える)、あつ(い)、しず(む)、ふか(い)、ふけ(る)
・「タン」:たたえる、水がみちている、あつ(厚)い、ゆたか、ふける・・・湛然、湛湛・・・
・「チン」:.しずむ、しずめる(類:沈) .ふか(深)い ・・・(漢検辞典には熟語記載なし)*湛湎(チンメン)、*湛冥(チンメイ)など
④「伯」中学:ハク 準1:、おさ、かしら、はたがしら  *準2級レベルの漢字*
・「ハク」:・・・略。
・「ハ」:覇(はたがしら)。諸侯の盟主。熟語記載はなし。・・・五伯(ゴハ)、伯主(ハシュ)、伯者(ハシャ) ←すべて「覇」でも代替可能。
⑤「窕」:チョウ、ヨウ、ふか(い)、あで(やか)、おくゆか(しい)
・「チョウ」:窈窕
・「ヨウ」:窕冶(ヨウヤ)   *模試問題か、音訓シリーズかで、くわしく解説ずみ。

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漢検1級 27-②に向けての学習状況  その97 灑 蒻 俶 粥 墅 苴 

2015年10月16日 | 熟語の読み(音・訓) -個別記事- 
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

●27-②・・・
いよいよあと10日ですか・・・もう、試験問題できているんだろうな(^^)ということは、これからの記事の中に出題する熟語などがあっても、もう修正できないだろうな(^^)まだ、読んでいただいている方に幸運が訪れますように👍
●漢検漢字辞典第2版・・・音による読み分け・・・
①「灑」:サイ、シャ、そそ(ぐ)、あら(う)、ち(らす)
・「サイ」:そそぐ、あらう、まきちらす・・・灑掃(サイソウ)応対、灑泣(サイキュウ)
・「シャ」:(=洒)さっぱりしているさま、こだわらないさま・・・瀟灑(ショウシャ)=瀟洒
②「蒻」:ジャク、ニャク、がまのめ、むしろ
・「ジャク」:蒻蓆(ジャクセキ) *蒲で編んだむしろ
・「ニャク」:蒟蒻(コンニャク)
③「俶」:シュク、テキ、よ(い)、はじ(める)、すぐ(れる)
・「シュク」:よい、はじめる、ととのえる、おさめる・・・俶装(シュクソウ)、俶献(シュクケン)←四季折々の初物をはじめて献じる(詩経)
・「テキ」:すぐれる ・・・俶儻(テキトウ)
④「粥」:シュク、イク、かゆ、ひさ(ぐ)
・「シュク」:かゆ・・・豆粥(トウシュク)
・「イク」:ひさぐ・・・粥文(イクブン)
⑤「墅」:ショ、ヤ、なや、しもやしき、のはら
・「ショ」:なや、しもやしき・・・村墅、別墅
・「ヤ」:の、のはら ・・・(辞典には熟語記載なし) *墅=野に同じ。「野」の方でほとんど熟語あり。
⑥「苴」:ショ、サ、つと、あさ、くろ(い)、おぎな(う)、ちり←漢検2には意味の方で載っている。
・「ショ」:つと ・・・苞苴(ホウショ、つと)
・「サ」 :ちり、あくた ・・・(辞典には熟語記載なし)
 (注)「サ」音の熟語は各辞典では「土苴」しか該当する熟語なし・・・おそらく、この「土苴」で「ドサ」と読ませる意図かと思われる。
 ただし、例によって、辞典によって読み方は異なる。
 大漢和:(読み・意味の説明の中にでてくる「土苴」は「サ」で読む項目なので、おそらく)「土苴(ドサ)」=あくた、ちり、かす
 大字源:「ドショ、ドサ」=あくた、肥料にするごみ、一説にかす・くず、本物でないもの。一説に無心のさま。
 漢字源:「ドショ」=「其れ、土苴の如くして天下を治む」(荘子・攘王)←無心のさまの意か。
 字通 :「ドショ」 *字通には「サ」音の記載なし。

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