漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

27-②の講評(私見) & 27-③対策

2015年10月26日 | 漢検1級受験歴
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●講評・感想・・・
・今回はもしかしたら200点満点の人が出るかもしれない(^^)・・・と、思うくらい、難問も奇抜な問題も無かったような気がする(ーー)一言でいえば“歯ごたえ”のない27-②の問題だった。5000円返せといいたい・・・って、満点取れてないのだから偉そうなことは言えないが・・・(^^;)
・全体としては、ここ2、3回の問題のレベルよりも点数でいえば10点程度は易しくなっている感じがした。漢検さんも営業政策上やむを得ないんだろうか(ーー^)合格率はかなり上がるでしょうね。合格者が増え、漢字同好の夥が増えることは喜ばしい限りだけど、“質を求める”リピーターからしたら、ちょっと物足りない問題だった・・・というのが正直な感想。
・分野別に見ても、万遍なく易しい傾向・・・
 ①音読み問題:「羔雁」・・・「恙」に引っかけようとする問題か(^^)、「忱恂」の「忱」・・・あえて言えばこれぐらいがちょっと考えさせそうな問題?初チャレンジの方は「馬鬣」や「髻鬟」の音読みには面くらうのかも・・・。
 ②訓読み問題:「澹き」・・・普通に考えれば文脈からも「あわ(き)」。読みが易しすぎるのと、「あわ(き)」は現代的な使い方で、昔の読みには無いのではないか・・・なんて、余計なことを考えすぎて、たぶん失敗(ーー)「うす(き)」でも心情を表す言葉として通用すると思うんだが、ダメかな、ダメだろうな(^^;)
 ③書き問題:「ザンカン状」と「ムクゲの犬」ぐらいかな、ちょっと考えるのは・・・。「ザンカン状」には参りました、最後の最後に頭にフッと浮んできて助かった・・・終了1分前!!これは我ながら、自分の頭の回転をほめてあげたい(^^)
 ④国字」:略。
 ⑤語選択:易化。「権衡」ぐらいかな、ちょっと難しく感じるのは。
 ⑥四字熟語:全く論外。すべて漢検四字熟語辞典の範囲内の出題。しかも、すべて大見出し項目じゃない?
 ⑦熟語の読み・一字訓読:「豢擾」「凭欄」「躡蹤」はすこし難しかったかもしれない。油断するとミスしそうな出題ではあった。
 ⑧熟字訓・当て字:これも論外・・・といいたいが、引っかかってしまった。「金鐘児」と「金雀児」・・・紛らわしい。痛恨のミス。
 ⑨対義語・類義語:「矜大」「畿内」「休戚」ぐらいが目新しいところかも。それほどの難問でもなし。
 ⑩故事成語類:今回もほとんど過去問や当ブログやネットなどで開示されているものがほとんど。熟語や漢字さえ知っていれば回答できる問題もあり。歯ごたえなし。
 ⑩「文章題」:簡単すぎ。文章そのものの内容も分かりやすいし、文脈から導き出すような作業もほとんど不要な問題。まったく面白くなかった。「輒ち」は、文脈から云ったら「たちま(ち)」ですんなり読めるけど、今までの例(過去問や昔の文章例など)からして「たちま(ち)」の意味でも「すなわ(ち)」と読んでいる場合ばかりなので、「すなわ(ち)」にしておいた。合ってるか間違ってるか、いまだに不詳。
●反省
・今回は特になし。前回27-②対策として掲げた取り組み内容・目標はほぼ達成したのでやり遂げたという感じ。・・・おまけに、模擬試験問題20作も勢いで作ってしまったし・・・自作の模擬試験問題の方がはるかに質が高いと思う、ははは(^^;)・・・次回、27-③は、レベルを上げた問題にしてくれないと、ちょっとヤル気が失せてしまう。
●今後の学習・・・次回、27年度第3回に向けての学習の方向・方法は、これから考える予定。
・ただし、残されている1級配当漢字の「音訓」シリーズは再開する予定。・・・途中から、(今までは大漢和と字通のみだったが)大字源・漢字源の辞典も調べるようになったので、以前公開の音訓整理も見直してみないといけないかなと思っている。
・併せて、常用漢字・準1級配当漢字の音訓整理や当該熟語にまつわる故事成語類なども調べてみるつもり。
●27-③は、年末年始をはさんでいるため、あっという間に来てしまうが、ま、終わったばかり・・・今日からは、暫くは、読書三昧+α(手賀沼散歩の再開など)の日々を過ごしたいと思っている(^^)

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コメント (2)
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