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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級 27-②に向けての学習状況  その10 絛

2015年07月22日 | 熟語の読み(音・訓) -個別記事- 
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

(似ているけど、レオンではありません・・・遊歩道にいるノラちゃんです・・・が、首輪してた(^^;))
●・・・それにしても(って、前置きなくいきなり本題突入してもわかりづらいかもしれんが・・・)、大漢和辞典と字通を睨めっこしながら、熟語の意味を調べてると(字通は意訳が多くわかりづらいことは前にも書きましたが、意訳だとしても)、一つの熟語で明らかに意味が違うと思われるものによくぶち当たる・・・大学生か、院生か、この辺、研究テーマにして何かしてる人いないのかな・・・今の所、時間配分の関係で、ここまで整理するつもりはないが、誰かやればいいのに・・・(^^;)と、不満をぶちまけておいて・・・本題へ・・・。
<漢和辞典から・・・>
●<故事成語類>
①「舂(ショウ)を輟(や)む」=「輟舂(テッショウ)」:「舂築(ショウチク)を輟めること」=土木工事で土を打ち固め築くことをやめる→人の死を悲しんで仕事を廃するという意味(「史記」中の故事)。
 *過去問で「下舂(カショウ)」(=夕方のこと)の音読み問題が出ましたね。舂融(ショウユウ)も夕景色の意味です。「日の西に舂(うすづ)く頃」という意味だそうです。
 *過去問で音読み問題で出た語が他の分野で、出題されることが往々にしてありますね・・・この「舂」なんか、有力かも・・・。
②「筮(ゼイ)は短にして、亀(キ)は長なり」=「筮短亀長」=筮竹を用いての占いよりは亀卜を用いての占いの方が優っている。
 *一説に、優劣を云っているのではなく、占った事柄について、筮の辞(ことば)・理(ことわり)は短く、亀卜のそれは長いと云っている意味であるとも。
●<熟語>
「絛虫」:訓読みでは「さなだむし」、では音読みでは?・・・「ジョウチュウ」?「トウチュウ」?
*大漢和では「トウチュウ、さなだむし」、広辞苑では「じょうちゅう(条虫・絛虫)・・・絛虫(トウチュウ)の慣用読み・・・」だって。
(ついでに、大漢和ではこの字の音は「タウ、トウ」のみで「ジョウ」音はありませんでした・・・)
*ついでに、「絛(トウ、ジョウ、さなだ、うちひも、くみひも)」の熟語を先取りして紹介します・・・
 うちひも:絛縄(トウジョウ)=書札を束ねるひも、條辮(トウベン)=うちひも
 くみひも:絛糸(トウシ)=くみいと 
 馬絛(バトウ)=馬のはらおびのこと。「うちひも」に当たるのかも・・・いづれにしても、「ジョウチュウ」以外はすべて「トウ」読みみたい。
 この「馬絛」なんか、読み問題で出そうな感じがしないでもない・・・(^^:)
 ・・・馬楝(バレン)(=木版画の道具)なんて読み問題が出たからな・・・。

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