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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

松陰全集第1巻

2014年07月19日 | 書籍などからの熟語抜萃
<全集第1巻から>
・・・風は生ず檐馬(えんば) 響丁東(とうとう)たり:風鈴などの音 丁東=丁当
丁:チョウ、テイ、トウ、あ(たる)、ちょう、ひのと、わかもの
・・・風は軽く庭砌(ていせい)梅看る看る咲(ひら)き・・・:庭のいしだたみ
・・・今夫れ匹夫も剣を按ずれば千夫股慄(こりつ)す・・・:①刀の柄に手をかけて抜く構えをする(按える:おさ(える)) ②恐ろしさで足がふるえる
・・・社稷蒼赤(そうせき) 無疆の福(さいわ)い なり・・・:①蒼生・赤子の略。人民 ②福(さいわ)い=表外読み
・・・眼境広闊にして、波浪騰涌し、淘沙(とうしゃ)舟に触れ、湯湯焉(しょうしょうえん)たり、鞺鞺焉(とうとうえん=鞳鞳焉)たり・・・:①海中に漂う砂 ②波がさかんに動いているさま ③波が激しい音をたてているさま
・・・修斉治平(しゅうせいちへい)のことは・・・:修身・斉家・治国・平天下のこと
・・・兀兀孜孜(こつこつしし)として以て皓首(こうしゅ)に至るも、一も成就する所なし:白髪あたま
・・・世の学者皆謂えらく、「古の名臣賢士、豪傑俊偉の人は、其の中(うち)、綽(しゃく)として、余裕ありて絶えて迫切(はくせく)局促(きょくそく)の思なし・・・故に、詩歌吟詠の事、以てその幽宕傲放(ゆうとうごうほう)を寄す・・・詩を学ばざれば、則ち其の人必ず拘拘乎(こうこうこ)として舒暢(じょちょう)なること能わざらん・・・」:①こせつく、かがまっているさま、器量のごく小さいさま (広辞苑にもあり)
・・・吾が邦、偃武以来、静謐ふく歳(ふく=百を2つ並べた字 200年)、蒐獮(しゅうせん)の典、廃して講せず、以て今に迄(いた)る・・・:春の狩りと秋の狩り 兵を練ること  (参考)「春は蒐(しゅう)し、夏は苗(びょう)し、秋は獮(せん)し、冬は狩す。皆、農隙にし、以って事を講ずるなり。三年にして治兵し、入りて振旅し、帰りて飲至し、以って軍實(武器・兵站)を数へ、文章を昭かにし、貴賎を明らかにし、等列(階級)を辦じ、小長を順にし、威儀を習はすなり。」(春秋左氏伝)
・・・七書を得たり。勇往の気、蓬勃(ほうぼつ)として人に逼り、相対して晤言(ごげん)するが如く・・・:①気力が盛んなさま ②向かいあって話す
・・・遂に廻音(かいおん)あらず・・・僕、敢言(かんげん)を好む、故に簡牘して以て区区を陳ず・・・:①返事 ②思い切って意見を述べること

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