翻訳者の散歩道

  ☆ 法律翻訳者の思考のあれこれ ☆
(「翻訳者になりたい人のためのブログ」を統合し「第ⅡBlog〇〇編」と表記)

個人情報保護というけれど

2006年08月09日 | 法律

今や、適用場面がちょっと違うのでは?と思うくらい、「個人情報保護」が叫ばれています。

でも、ちょっとここで考えてみると

・(自分の)個人情報を守れ守れ、とは言うけれど、他者の個人情報を結構気軽にどこかに開示していませんか?

・どこかの名簿に自分の情報を載せるとき、そのリスク(if any)は承知していますか?

翻訳会社等については、

・「クライアントの情報は漏らすな、しゃべるな」というのはいいとして、翻訳者の情報はちゃんと守っているのでしょうか?(社員やアルバイトの教育を含む)

・翻訳者の側から「情報開示についての事前の同意」を得ることなしに、その個人情報を他に流すことはないでしょうか?

    

「個人情報を守れ」と相手に主張するだけでなく、自分も他者の情報は守らなければならない、ということをすっかり忘れているのではないか?と思うことにぶちあたり、びっくりするやら、何やらで・・・

 

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 翻訳お役立ち情報を載せたホームページも是非ご訪問下さい。 


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1 Comments

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権利と義務 ()
2006-08-09 21:56:36
先生、つまり権利の主張ばかりでなく、自分でも義務を守れってことですよね。権利と義務が盾の両面ってことがよくわかりました。

暑いですが、くれぐれもご無理をなさらずお過ごし下さい。
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