翻訳者の散歩道

  ☆ 法律翻訳者の思考のあれこれ ☆
(「翻訳者になりたい人のためのブログ」を統合し「第ⅡBlog〇〇編」と表記)

納品時の注意

2014年01月19日 | 第ⅡBlog【翻訳編】
(2006年8月4日 翻訳編)
 

納品するときは、発注側の指示(書式、送信方法など)に従いましょう。

「翻訳が完璧!だから、あとはどうでもいい」などと思わないで下さいね。

ここで注意すべきは、(書式等)納品方法は、発注側によって異なる(ことも多い)ということです。

1社だけで仕事をしている人は、特に注意して下さい。

ある会社が決めている納品方法はどこでも通用する、とは限らないからです。

 郷に入っては郷に従え!

言い換えれば、柔軟な思考が必要です。

A社だけで仕事をしていた人がB社で初めて仕事をするとき、B社からこれまでの納品方法と違った方法を指定されたとします。そういうときに、

「その方法はおかしいです。これこれ(A社で身についた方法をグダグタ述べる)が普通ですよ。」と、得意になって話す人はいませんか?

気をつけましょうね。翻訳がしっかりできているのなら尚更最後の締めくくり(納品)もしっかり行ないましょう。

もっとも、書式をはじめ納品方法について、何の指示も出さない所もありますが、一応最低限のマナーは守ります。

その際、自分を中心にせず、エンドユーザー=お客さまの立場になって考えることをおすすめします。

例えば、1ページに膨大な文字数をぶちこんでいないか(=読みにくいです)(余白もちゃんととってね)、メールには件名を明示しているか、などなど。

また、A4の1頁いくらという単価のときには、1頁になるべくいっぱい文字をいれてくれ、という指示もあるような…

また、担当者と親しくなったからといってため口など使わないように^_^;


最新の画像もっと見る