水ナス

コロナ緊急事態宣言やらまん延防止等特別措置とかで、人々の行動制限をしようという企みも思うような効果が上がらず、だれもが飽き飽きとしていた頃のお話

「ビール買って来たで」
「ありがとうございます」
「今日は本物のビールですからね」
「わぁ～い」



「青のプレモルだ」
「ザ・プレミアムモルツ　天然水ビール　＜香る＞エールと云いなさい」
「正式名称は青のプレモルなんだけどなぁ～」
「なんやて」
「いぇ、ザ・プレミアムモルツ　天然水ビール　＜香る＞エールですよね」
「よろしい」
「でもコピペだから簡単だ」
「そうなのぉ～」



「やたら東京をアピールしてますね！」
「東京2020だからね」
「それにしては、オリパラマークはないのかなぁ～」
「あ、撮り忘れたかも」

「ビールもエエけどおつまみが気になりますね」
「気が付いてくださいましたぁ」



「水ナスです」
「やったぁ～」
「大阪では普通のスーパーに並んでたのに、横浜ではあまり見かけないんですよね」
「だよね」
「でも、農協の直売所に行ってきたんですよ」
「わぁ～い」



「フルーティーな水ナスによく合いますね」
「だよな」



「東京仕込2021」
「ということは、『右に見える競馬場、左はビール工場』のビール工場ですね」
「いいとこ突いて来るねぇ～」
「リンク張っちゃいますか」

Arai Yumi- 中央フリーウェイ




「本日のメインは水ナスのはずなんだけどな　」
「・・・」