4月11日~18日 ドイツのドレスデンとベルリンを旅しました。
11日の夜、ベルリン到着。
12日出発時だけ あとは毎日
ベルリン⇒ヴィッテンベルグ⇒デッサウ⇒ライプツィヒ⇒ドレスデン
ライプツィヒ
聖トーマス教会はバッハが27年間オルガン奏者、音楽監督を務めた。
又、大学町でもあり、ゲーテやニーチェが学んだ。文化、音楽、文学の町。
13日ドレスデン
ドレスデンはザクセン州の州都で、人口51万人。チェコとの国境まで
30km程。王朝時代より、芸術・文化の中心地として、
その名を轟かせた 私の憧れの古都です。
ドイツ・バロック時代の姿を留め、まるで町全体が美術館のようでした。
ドレスデンの位置 アウグスト強王(ザクセン王)
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ドレスデンは壮大なバロック建築に彩られ、「エルベ川のフィレンツェ」
と称されて美しい街並みを誇っています。
が、そのほとんどが修復されたもの。第二次世界大戦の空襲で、町の
85%が破壊されてしまったが、戦後みごとに復興をとげました。
アルテマイスター絵画館
アウグスト強王が50年ほどの間に収集した美術品の宝庫。
16~17世紀のイタリア、オランダ、フランドルの絵画が多い。
アルテマイスター絵画館 館内。突き当りは「サン・シストの聖母」
「サン・シストの聖母」は絵画館最大の宝物 ラファエロ(1513年に完成)
左;「手紙を読む女」 (1659年頃) フェルメールの初期のもの。
右;「眠れるヴィーナス」(1510年頃) ジョルジョーネ
完成前に亡くなったので、ティツィアーノが風景などを入れて完成させた。
その後、ティツィアーノ、ゴヤ、マネに影響を与えた。
ドレスデンは 「エルベの真珠」「エルベのフレンツェ」と謳われた、
美しいエルベ河畔の古都で、ゲーテもこの川の眺めを愛し、
「ブリューリュのテラス」を「ヨーロッパのバルコニー」と称賛しました。
しかし、第2次世界大戦中、米英軍の空爆により完全に廃墟と化して、
時には 「ドイツのヒロシマ」 とも言われているそうですが、
21世紀になってようやく元の形に再建、復興できたのです。
街角のポスト。黄色ですよ。 ホテルの朝食。日本人客のために
味噌汁の用意がありました。