7月30日31日 尾瀬ヶ原を歩いてきました。
やっぱり「夏になれば思い出す♪」・・・のは、尾瀬です。
天候の定まらないこの時期に、アルプスはどうしても無理だし、
今の花の季節をみすみすやり過ごすのは勿体ないし、
さんざん思いあぐねた結果、「はるかな尾瀬 ♪」へ行くことにしました。
ほとんど毎年来ている尾瀬だから、山小屋の予約さえできればOK。
今回はまだ泊まったことがない温泉小屋に泊めてもらい、
三条の滝を 往復することにしました。
群馬県戸倉に車をおいて、シャトルバスで 鳩待へ行き、
そこからトレッキングを始めます。
1600mの鳩待峠から1時間下ると1400mの尾瀬ヶ原です。
7月30日
尾瀬ヶ原から雲に隠れた燧ヶ岳が望める。真ん中の小屋は前回泊まった竜宮小屋
尾瀬に咲いていた花
温泉小屋の夕ご飯(5時) 晴れた朝の温泉小屋の前で。
7月31日
小屋から山道15分、展望台から見た 平滑の滝
難儀な山道を1時間歩いて滝の音が聞こえてきた。 こわ~いけど整備された橋。
三条の滝
只見川の本流を一挙に落下させる高さ100m、幅30mの大瀑布。
水しぶきを上げた白い姿と森に轟く大音響が壮観です。
燧ヶ岳(2356m)
東北一の高さを誇ります。頂上の雲がとれて、池塘に姿を映した逆さ燧ヶ岳です。
至仏山(2228m)
牛首周辺からは、至仏山も燧ヶ岳もシャッターポイントです。
至仏山の登山道も見えます。
尾瀬ヶ原を奥へ進むと福島県になり、三条の滝方面へ行くと新潟県になります。
2日で群馬、福島、新潟3県を歩いたことになります。
7月30日 20000歩 7月31日 23500歩 同行者もよく歩けました。
2週間ほど前は、ニッコウキスゲが湿原を黄色に染めていたはず。
バトンタッチしたのは、ヒツジグサでした。
未の刻、午後2時に花が開くことに由来したものだそうですが、
沢山の池塘に星のように咲いている可愛さは
モネさんに「どうですこの花は?」ってみせてあげたかったです。
少々雨に降られても、それなりに風情がありますし、
どこへいこうか? 困ったときには、必ず期待に応えてくれる
・・・尾瀬は、ありがたい所です。