花歩る木

山と旅がすきです

根津美術館のカキツバタ

2017-05-07 11:00:46 | 美術館

5月6日根津美術館へカキツバタを見に行ってきました。
      花の見ごろは待っててくれないので、連休中ですが、10時開館を目がけて出かけました。
   JR原宿駅から新緑の原宿を通って25分で根津美術館に着きました。
    もう、開館待ちの行列が始まっていましたが、連休戦略としては、まずお庭拝見から。

    

    

    

    

     
    朝の内はカキツバタに勢いがあって、まだ充分鑑賞できましたし、庭内の青葉がとてもきれいでした。
   この季節は、この美術館の一番輝いている季節。庭のカキツバタと国宝の「燕子花図」の両方を
   見られるのですもの。    
   美術館を設計した隈研吾さんは、東京のなかで一番好きなお庭なので、このお庭に一番あった

   美術館を目指して設計なさったとか。

   特別展 燕子花図と夏秋渓流図


       
       特別展のポスター
尾形光琳(1658~1716)の
「燕子花図」は、根津美術館蔵
の国宝の中の国宝です。

6曲1双  江戸時代 18世紀

毎年この時期に特別展で出品
されます。これと比べられるほどの
重厚な作品とコラボして。
今年は鈴木其一(すずききいつ)
の「夏秋渓流図・根津美術館蔵」
とメインの展示室に並んで
展示されていました。      

鈴木其一(1796~1858)は
100年以上後に生まれた琳派の
絵師です。

6曲1双   江戸時代 19世紀

金地に青や緑が映える色彩が
この日の根津庭園のイメージに
合っていました。

根津美術館は、東武鉄道の社長
だった根津嘉一郎さんがあつめた
コレクションが元でした。
庭園には4つの茶室があって、茶道
では、「青山・せいざん」という名を
お持ちでした。
青山に住んでいらしたから・・・・?
    



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