業務日誌

旅行会社に勤めていた30代男の雑記・業務日誌

京都で坐禅

2010-06-27 | 京都
京都旅の続き。
2日目、宿をチェックアウトした後向った先は、相国寺。
臨済宗相国寺派の大本山。



今回、相国寺の坐禅会に参加させていただく。
個人であれば予約などは不要で、だれでも参加が可能。

場所は、車裏(くり)という建物で朝9時から行われる。受付で100円の志納金を払い、中へ。
約2時間のスケジュールで、初心者はまず30分かけて坐禅の仕方、作法を教わる。
その後、場所を移動し、常連の方々に混ざって約30分の坐禅を2回。
続いて、法話が30分。般若心経も唱える(初心者は冊子を見ながら)。
坐禅会終了後、お茶。
このような流れ。

静寂の空気の中、慣れない足の痛みに耐えながら坐禅を組む。
富士山が天にそびえ立つようにどっしりと座り、
目は閉じてはいけない。半眼で視線は1m先。呼吸にも気をつける。

警策(棒で肩をたたかれるアレ)も体験。これは志願制。
坐禅中、心が乱れたらカツを入れてもらう。
堂内に響き渡る快音とともに心地よい刺激が肩をじ~んと伝わる。

ここの坐禅会は自分が過去2回京都で体験した坐禅会に比べると
思ったほど厳しくはく、少々物足りなさを感じたが、
非日常を味わうにはいい体験。
時には自ら無になろうとすることも大切。
合掌。


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