【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

南島へデカい魚を探しにいこう〜 2025企画

2024年11月18日 | 徒然日記
伊是名島から帰った1週間後、更なる大物を狙うべく来年5月に伊是名島釣り旅を企てる事にした。

次回はアキヒロ、マツモト兄、シンジ兄との4人釣行という事でフライトとレンタカーとチャーター船と民宿の予約を完了させた。

伊是名島ではGTキャスティング縛りの予定にて、更なる強いタックルが必要とヤフオクでセルテートSW14000 XHの新品を昨夜落とした。こちらにPE8号を200m巻く魂胆なのである。




コレにて僕のキャスティングタックルはPE3.4.6.8号と充実してきた。

又、PE8号はリーダー150lbと太いのでスイベルが結べないとの話にてスリーブ留めの金具やらチューブ、それをかしめるプライヤーを昨日釣具屋で求めた。

その伊是名島釣り旅とは別に来年3月には久米島釣りキャンプも予定している。こちらはインリーフでライトキャスティングを楽しみたいと思っている。

釣りロマンを求めて〜🎣


琉球放浪2024秋雨 『 伊是名島沖にて初めてGTに出逢った!の巻 』

2024年11月11日 | 旅三昧!釣り三昧!
3ヶ月ほど前から計画していた伊是名島釣りキャンプ〜




昨年11月以来1年ぶりとなる久米島の親友ナカの故郷の島へまた出向く事になったのだが、ここに来て悪天候の為にキャンプテントが張れそうにないとの事で、前日に急遽伊是名島の古民家を借りてそこで3泊しようという流れになった。

今回は久しぶりに久米島からはリョーマ、那覇からはツーさんも参戦する事となった。

今回2日間の釣行の内のまだ天気がマシな方の1日をチャーター船、もう1日はオカッパリからのショアキャスティングという当初の予定通り、僕はオフショアキャストタックル2本、オフショアジギングタックル2本、ショアキャスティングタックル1本を用意した。

そしてドカットケースは既に久米島のナカに宅配便で受け取ってもらっているのだ。

全く話は変わるが、昨日の米国大統領選挙でトランプが大統領に返り咲いた。アメリカ至上主義を進めると強く謳っているだけあり、直近は円安に振れるだろうが長い目で見れば必ず円高株安の動きとなるはずである。今の日本株高は実力が伴っていない株高だと思う。イスラエルやウクライナの問題もどうなるのであろう。トランプはNATOへの注力を本当に抑えるのであろうか… 




それはさておき、前日の伊是名島の天気はこんな感じである。ナカとリョーマらこれを書き始めた遠征前日の今日のフェリーで久米島から那覇まで移動する事となっている。

出発の朝、目覚ましを5時20分にセットしていたのだが何故か午前3時に目が覚めてしまいゴロゴロしていても寝れないので早めに伊丹空港に向かう事にした。そして伊丹空港に着くと眠気が襲ってきた。

沖縄上空は分厚い雲で綺麗な紺碧の海を一瞬たりとも眺める事なく飛行機は那覇空港に降り立った。外は雨が降り続いている。この時期のこの雨は大変珍しく台風の影響による線状降水帯が奄美から沖縄にかけて覆っている様である。

那覇空港でナカとリョウマと再会し久米島からフェリーに乗ってやってきたナカのクルマに乗せてもらい運天港へ向けて北上した。途中、釣具屋に寄ったり、ビールを箱で買ったり肉を買ったりしつつ名護で僕のリクエストから沖縄そばの店に入った。




ほのぼの美味い!

運天港からフェリーで伊是名島へ。




一年ぶりの伊是名島、早速古民家に移り荷を解く。翌日からの釣りタックルを組み立てる。




この夜は、ナカが持参した小さなコンロで室内BBQで肉を焼き野菜を焼いた。同じくナカが持参してくれたシーバス12年のボトル、魔王の4合瓶、そして伊是名の泡盛を飲みつつ気持ち良く酔っ払っていった。リョウマが風邪を引いたようで咳が大変辛そうであった。

翌朝6時に目を覚ますも大雨である。流石にこれでは釣りに出れそうにない。早朝に島で唯一開いている個人商店にて朝メシを買い店先のベンチで食べる。久しぶりの『 朝すば 』も美味かった。

古民家に戻りしばらくすると少し雨が弱まった様子にて、3人カッパを着て昨年訪れたポイントへショアキャスティングに出向く。干潮から満ち潮のタイミングにて腰近くまで浸かりながらポッパーを投げる。途中一度だけ僕のポッパーに魚が食いつくもミスバイトに終わった。

しかし徐々に雨は強くなり、とてもじゃないけどこれ以上は釣り継続不可能と判断した僕らはビチョビチョになりながら古民家に帰還し交互に温かいシャワーを浴びて暖を取ったのであった。

お昼はカミヤマ食堂でカレーとソーキそばをそれぞれ食べた。

午後からももう一度、ロッドを持って海へ向かったのだが大雨による水潮で海は濁りとてもじゃないが魚を釣る事はできなかった。リョウマだけが伊是名ビーチにて10センチ強の小児虐待ミーバイを釣り上げそそくさとリリースしていた。

夕方のフェリーでツーさんが合流。前日の残りの肉、新たに買った野菜を用いてこの夜も室内BBQである。ツーさんはナカが持参した魔王の4合瓶を美味い美味いと1人でロックでほとんど飲んで酔っ払っていた。そしてリョウマと僕はシーバス担当として負けずとグビグビ酔っ払っていった。

翌日釣りメインの日、朝になってもマエダ船長と連絡が付かずどうなる事かと不安であったがナカがマエダ船長の自宅を訪ねて寝坊の船長を起こす事により朝8時半より無事出港となった。

さて、僕の旅前からの今回の遠征の目標は昨年にラインプレイクしたGTのリベンジもしくはカスミアジをキャストで釣り上げるというものであった。

沖に出て皆んなそれぞれがそれぞれなりに考えてきた自分の釣りを始める中、僕は最初、浅場にてポッパーを投げて海面をボコンボコンとアピールさせて誘い出しを狙うも魚からの反応がない。そこで1秒に1m沈むとされるシンキングプラグにてそこの水深を船長に確認し底付近から中層を引く方針に切り替えた。

そして船長がこの辺りはGTの群れが入るポイントと話した直後に僕のプラグがグン!と力強く引っ張られた!

「 ヒット!ヒット!」(内心の声)

直ぐに船長も船首で投げていた僕の異変に気づき、魚に引っ張られ後ろに踏ん張る僕が吹っ飛ばない様に僕の背中を支える。




キツキツに締めたにも関わらず、ドラグが出てラインが出される。

「 GTです!」 船長の声

「 わかっている!わかっている! 」(内心の声)

僕は船首から足場の安定しているデッキの真ん中に体を移動させた。

ナカが闘う僕を茶化してくるもそれに応える余裕すらない強い引きである。




PE4号のラインがギリギリの状態なので、出来るだけ相手が引っ張る時は巻かずに堪え、相手が弱るのを待って少しずつラインを回収した。幸い魚は深い水深の方向に泳いでくれているので時間を掛けてとの船長のアドバイスであった。




最後に水面に姿を現したGTは船長推定27kgの大物であった。








遂にやった!

昨年のリベンジ達成である!

船中の仲間は皆んな喜んでくれた。

その後、船長は皆のタックルを考えライトジギングポイントをランガンするもジグへの反応は全くといってなく、唯一オモックにタイラバのスカートやサビキを用いるツーさんだけが五目釣りよろしく数を釣り上げこの夜の食材を調達してくれたのであった。

この夜は僕が魚を捌き刺身、その粗を使ってナカが味噌汁と豆腐チャンプルを作り最後の晩餐となった。

しかし楽しい事はあっという間である。

翌日、那覇への帰り道に浦添にあるジュンの天ぷら屋さんにナカとリョウマとお邪魔して美味しい天ぷらを食べた。久しぶりに元気そうなジュンと会い、また皆んなで一緒に釣りに行こうと話した。

ここのところかなり負け越していた沖縄雑魚釣り遠征だったが、ここにきてようやく勝ち戦が出来て大変満足な旅となった。




実の所、久米島のマグロジギングは南紀白浜でも可能となった今、GTやカスミアジへのオフショアキャスティングやインリーフキャスティングこそが僕的には最も楽しい沖縄での釣りとなりつつある昨今、今回の旅でもしみじみその事を痛感したのであった。

次回の沖縄釣り旅は3月半ばとなる。次回も沖縄にいる仲間と楽しい時間が過ごせればと思いつつ、今帰りの伊丹へのフライトの機中にてコレを書いている。






伊是名島バンザイ!




須崎沖放浪2024秋空 『 SLJで須崎沖の海底を探求〜 』

2024年11月06日 | 旅三昧!釣り三昧!
高知での3連休の仕事の翌日、仕事での関わりが無くなった今でも親しくして頂いているトカジキャプテンのボートで久しぶりに須崎沖に釣りに連れて行ってもらった。




前夜、たまたま高知に居られたケンジさんと軽く飲もうと待ち合わせてパンダ屋で飲んだ。懐かしいかつての八戸の頃の思い出話に花が咲いた。あの頃は外販成約率8割以上と跳ぶ鳥を落とす勢いであった。

朝6時に須崎にあるいつものセブンイレブンでキャプテンと待ち合わせた。この日は若いオガワ君という学校の先生も同船であった。聞けばかなりの田舎にある中学で学生は4人だという。因みに先生は8人らしい。

キャプテンとオガワ君はメインがタイラバ、僕は頑なにタイラバを拒絶しSLJでの釣りであった。

やはりタイラバは強い。SLJはサバやアジなどには強いが狙いの白アマダイには圧倒的にタイラバなのであった。




しかし大漁であった。

キャプテンに感謝である。

クーラーボックス一杯の魚を自宅に持ち帰ったのが午後8時半である。晩飯も食わずに大きい白アマダイ、オオモンハタ、アオハタ、真鯛は内臓処理をして真空パックに。ゴマサバと白アマダイらは干物にして冷蔵庫干しに。






今回晩飯に食べようと思っていたヒラアジとマゴチは食べれなかったので翌日に刺身で食べるつもりである。

今週末の沖縄伊是名島釣りキャンプ遠征が悪天候にて行き先を久米島に変更する可能性も出てきた。とにかくいずれにせよ琉球は生憎の天候のようである。

釣りロマンを求めて〜


オフクロとまだ青いけど紅葉狩りへ

2024年10月31日 | 徒然日記
今朝は時間があったので、施設のオフクロを連れ出して北野天満宮へ『 紅葉狩り 』 に行ってきた。

まだまだ色づき始めたばかり🍁だったけど…たまには外に出て鳥のさえずりを聴きながら茶屋で和菓子とお茶を頂いてオフクロも気持ち良さそうで何よりであった。







今目の前の愉しみ

2024年10月24日 | 徒然日記
来月頭に高知にてトカジキャプテンの船に乗せてもらえるという事になり、最近シャリシャリと鳴りオーバーホールが必要だったSLJ用のリールをスタッフのシミズ君に譲る事にして新しく今年発売となった24ストラディックSW4000XGを購入した。




今週末、ラインを巻き替えて高知に持ち込む。

楽しみである。

次に11月上旬、以前から予定していた沖縄は伊是名島への1年ぶりとなるナカとの釣りキャンプ旅がやってくる。昨年は那覇にて4日間レンタカーして久米島からフェリーで送ってもらったキャンプ道具と釣り道具を積み込んで渡島したのだが、レンタカーするのであれば久米島にあるナカのクルマごとフェリーで動いても大して値段が変わらないのではというナカの話。万一、時化でフェリーが動かない場合は行き先を久米島に変更して僕が那覇から久米島に渡ろうと思っている。

めちゃくちゃ楽しみである。

そして昨日の社内オンラインミーティングにて1月のヨーロッパ渡航の必要性を判断しエア探しを始めたのだが日本からの発着ではエコノミーが16万円台、ビジネスクラスが45万円近くと価格差がありすぎて悩みどころであったが、ふと最近のアジアのハブとされるインチョン空港出発を調べたところなんとルフトハンザにて30万円ちょいのビジネスクラスが見つかった!日本韓国間は山程フライトがあるし安いので早速そのルフトハンザを押さえる事にした。

嫁にこの事を話すと厳寒のソウルだけど韓国旅に行こうかなと言い出し、確かにそこは3連休となるのでマイサクらにも声を掛けてマイ夫婦とサクも参加する流れとなった。ちょうど嫁の誕生日にも重なる日程である。

これまた楽しみである。

今回ヨーロッパ滞在日数を伸ばし3日間ほどリスボンに行くか、パレルモに行くか、フィレンツェに入るか目下考え中である。

白浜放浪2024秋 『 SLJはタングマンだな… の巻 』

2024年10月13日 | 旅三昧!釣り三昧!
3連休を南紀白浜で過ごしている。

溜まったストレスを発散すべく計画した今回はマツモト兄とシンジ兄との雑魚釣り釣行である。








土曜日、1番穏やかなこの日にいつもの人工漁礁パヤオを目指したのだが、船底にカキやらが付いていて船の速力が時速5キロほどマイナスとなり燃費が悪かった。今回の釣行の後、いつもの管理人に船底掃除塗装とエンジンオイル交換をお願いしようと思う。

さて、そのパヤオだがシイラや小魚がたくさん見受けられるものの念願としていたカツオやマグロは一切見受けられなかった。鳥もいない。

色々投げたりしゃくったりしたのだがシオを1匹確保しただけの釣果となった。

こんな日もあるのだ…

この夜は室内焼肉をして美味い肉を食べながら酒を飲んで22時には寝落ちした。

オフクロが食べても喉を詰まらせるので弟から連絡がありドクターの指示で第二日赤病院に入院させる事になった。週末顔を見に行こうと考えていたのだが最初の1週間は面会不許可との事である。

はやく元気になりますように!

翌朝は暗いうちに起きて浅場の釣りを楽しんだ。買った当初はあまり評価していなかったSLJのタングマンだが、いやはやなかなかなのであった。また買おうと思う。

SLJの釣りは美味しいおかず釣りが楽しめるのだ。









アカハタ、アオハタ、オオモンハタ、ユカタハタ、真鯛、ウスバハギ、オジサン、ガシラ、イトヨリ、イトヒキアジ、アオヤガラ、エソの12魚種がこの日の釣果であった。

SLJはきっとあと10年後、僕の釣りのメインになるであろう。そう思っている。

釣った魚を捌きご両人に進呈、僕はひとりもう一泊雑魚釣り基地でゆるりと過ごす。

マツモト兄が持参してくれた無冠水麺でラーメンを作り食べる。やっぱり美味い!

あらゆる焼酎の中で最も美味いと思うのがコチラ。




『 百年の孤独 』 である。口に含んだ時に鼻を抜けるスモーキーな香りが良いのだ。

今宵もきっと早々と寝落ちしそうだ。

追記:一晩寝かせたイトヒキアジが美味かったので記しておく。







下関ドライブ〜 角島から川棚温泉へ

2024年10月09日 | 旅三昧!釣り三昧!
ようやく優しい秋風を感じられるようになった下関での休日の一日、折角なので半日レンタカーを借りて角島へ出向いた。

幸い此方の天気は良くて下関から小1時間の海沿いを走る道は快適であった。

角島大橋は圧巻であった。






風はあったが空は青く気持ちが良い。角島大橋を渡り角島をぐるっと一周。平日だからか空いていた。

港の前にポツンとあった角島郵便局が味ある佇まいであった。




帰り途中にあった川棚温泉へ道草し『青竜泉』という源泉かけ流しの銭湯に行った。




なめらかな良い湯である。

下関に戻り唐戸市場でトラフグを買おうかと立ち寄るも本日市場休日との貼り紙。残念無念

嫁にその旨伝えるとふるさと納税でゲットしたらとアドバイスされ、なるほどそうする事にし今日はスーパーでとりあえずトラフグと金目鯛を買ってホテルで部屋飲みのアテにした。




今月、新しい期首始まりの月に僕自身はかなり気合いを入れて営業している。お陰様で本当に沢山の方々にお世話になっている。明日からまた頑張ろうと思う。

下関で『遺言未満、』という椎名誠の本を久しぶりに買い部屋で読み始める。


東京1日1食蕎麦生活〜

2024年10月05日 | 旨いもん!旨いもん!!
東京1日1食蕎麦生活〜

東京では簡単に立ち食いそばが見つけられる事もあり、YouTubeで蕎麦が如何に身体に良いかダイエットにも良いかという点に着目し、上京中は1日1食蕎麦生活を実施してみる事にした。

確か3年程前、主に新橋界隈によく滞在していた頃も立ち食いそばを食べ歩いた記憶がある。確かあの時は浜松町近くにあった蕎麦屋が美味かった記憶あり。

朝そばと生中190円 - 【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

朝の立ち食いそば〜東京滞在中の朝はここのところ立ち食い蕎麦を慣わしとしている。だいたい朝のJOG&WALKの途中に立ち寄るという感じ。ここ新橋界隈でもこれで四軒ほど...

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今回、YouTubeで蕎麦は蕎麦でも10割そばか二八蕎麦が身体に良いという事で少し調べたところ『小諸そば』が正しく二八蕎麦だという事で小諸そばに今週3回足を運んだ。富士そばは5:5蕎麦らしい。




またかけそばより月見そばの方が栄養価が高いようなので今日はそれにした。

しかしなかなか立ち食いそばは首都圏以外はどこかしこに在るものではなくせいぜい駅前に一軒あるかないかといったイメージなので、明日羽田から移動する下関では1日1食蕎麦生活は出来ないだろうと思っている。

雑魚釣り合宿2024秋 『 ユーキのマグロ倶楽部への道のり〜 の巻 』

2024年09月29日 | 旅三昧!釣り三昧!
今週末は雑魚釣り隊の箕面高校仲間アキヒロとユーキとの兼ねてから予定していた雑魚釣り合宿であった。

エリートサラリーマンとして其々メガバンクとメガ損保の役員を務める忙しい2人との雑魚釣り。今回は10キロ以上のマグロを釣り上げたら入部資格が与えられるマグロ倶楽部に未だ釣り上げていないユーキがそれを達成すべくパヤオを目指した。

しかしこの週末の海はウネリが入りとても良い海況とは思えず船が左右上下に揺れる感じ。船酔いする海であった。

土曜日、そんな中でも沖合いのパヤオへ到達したのだがパヤオの周りはキメジばかりであった。キメジは元気なのでこれはこれで楽しくて3人ともロッドをキュンキュンさせながらその引きを楽しみつつも1匹だけキープして残りはリリースした。

3人ともかなりの数を釣り上げたのだが所謂マグロサイズがいないのであった。

パヤオから少し離れた海には鳥が回っているのだが、マグロが海面を割り姿を現わさないところから察すると恐らく同じようなキメジがベイトを追いかけているのではないかと思われた。

そんな中、マグロに振られたユーキだが皆んな釣りたかったカツオを一本釣り上げヒーローとなった。








この日はキメジのしゃぶしゃぶとカツオのタタキで最高の宴を楽しんだ。といっても午後9時前にはアキヒロがバタンと堕ちて、それにつられるようにユーキと僕も寝袋に吸い込まれたのであった。






2日目はとてもパヤオに向かえない予報にて久しぶりに目津ノ瀬界隈の底をSLJで叩いたのだが魚の活性が低い。大変苦戦の2日目となった。

数えきれないくらいのキメジ、カツオ、シオ、アオハタ、シイラ、赤ヤガラ、真鯛、アヤメカサゴ、オオモンハタ、カワハギ、リリースのスマ、エソの12魚種が今回の釣果である。

僕の次回は10月半ば、パヤオに戻りガツオがいっぱいいる事を期待している。

SLJのリールがガサガサで嫌な感じであった。

雑魚釣り隊万歳!




大分放浪2024秋彼岸 『 とり天、リウキュウ万歳!の巻 』

2024年09月23日 | 旅三昧!釣り三昧!
大分放浪2024秋彼岸

まだまだ暑すぎる彼岸の3連休、僕は30数年ぶりに大分を旅してきた。

サラリーマン修行時代に2.3回、先輩に同行して大分出張した記憶がある。街の記憶は全くなく当時は大分空港からホーバークラフトに乗り市内まで移動した事だけが記憶に残っている。

今回は大分にあるトキハ百貨店の催事協賛としての旅である。

秋の彼岸法要にはスケジュール的に伺えないので出発の日の内に西蓮寺へ向かい滝汗の中、墓参りをし親父と兄貴と先祖代々に挨拶してきた。そして和尚さんにまたキチンと拝んでもらうようお願いしてきた。






今回は手荷物キャリアが大きいので私物はリュックに入れて背負い陸路で大分を目指した。新幹線を小倉で乗り換えて特急ソニックで大分に向かった。

大分は陸の孤島と言われるだけありやはり遠かった。しかしトキハ百貨店は大きくて、街の規模に対するその売上高はローカルな百貨店では恐らく日本一だという事を初めて知った。

九州に単身赴任していた雑魚釣り仲間の旧友アキヒロとユーキに大分では何を食うべきか事前に確認しておいた。

取引先が用意してくれたホテルに投宿した後、僕は近くの郷土料理を出してくれる店で食べログポイントの高い『こつこつ庵』という居酒屋へ向かった。




なかなか昭和レトロの味わい深い店である。入口を入ると大きな水槽にデカい関アジと関サバが泳いでいる!かなりデカい!

先ずは「とり天」である。聞けば1人客の為にハーフサイズがあると言う。




いやはや美味い!

次に「リウキュウ」と「椎茸のコロッケみたいなん」を頼む。




めちゃ美味い!

「リウキュウ」は醤油と味醂と胡麻のタレに漬けにした魚の刺身である。カンパチを頼んだのだがこれは雑魚釣り基地で間違いなく作れそうである。

しかし更に驚いたのはお店に地元の焼酎と酒のメニューがものすごく多い事多い事!せっかくなので僕は大分の麦焼酎をその中から適当に選びつつ嗜んできたのであった。

翌日夜も同じ店を目指したが、やはり人気で満席であった。仕方がないので適当に近くのお母さんが作るお惣菜の店に入ったのだがこちらは失敗であった。レベルが違いすぎるのであった。気になり食べていなかった「だんご汁」を頼んだのだが、これは東北の「ひっつみ」の白味噌仕立てといったところであった。




そうそう、展示会にて用意してくれていた昼食弁当にも普通のように「とり天」が入ってあり僕は滞在中毎日それを食べたのであった。

1日目は朝が早く、2日目は大雨で早朝ウォークが出来ず街を見渡せなかったがまた次回機会を作り訪れる事が出来たらと思っている。




商圏としては想像していた以上にパワフルな街である事は分かった。

連休最終日、和歌山近鉄での催事協賛をスタッフらに任せて、僕は北摂のお客様へ納品の予定があったので前日大分での催事終了後に小倉まで戻り小倉で投宿したのだが…

翌朝なんと… 

山陽新幹線が運行見合わせしているではないか!

結局僕が小倉を発ったのは昼過ぎである。翌日また新幹線で尾道への反復横跳びとなる。

やれやれだったが郷土料理大満足の旅であった。

大分バンザイ!