史実の善徳女王とピダム

現在私の韓国ドラマ系はネタ枯れなので、昔の「善徳女王」関係の記事を紹介します。
ピダムは善徳女王の政治にけちをつけて乱を起こしたのだそうです。

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‘善徳女王’反逆罪にかかわらず出征したキム・ユシン、百済軍に勝利するか
[2009-12-07 19:45:13]

[ニュースエン キム・ユギョン記者]

'善徳女王'のキム・ユシン将軍役のオム・テウンが劇中戦争で勝利をするのかに耳目が集中している。

去る1日放送されたMBC月火ドラマ‘善徳女王’(脚本キム・ヨンヒョン、パク・サンヨン/演出パク・ホンギュン、キム・クンホン) 56回でキム・ユシン将軍(オム・テウン)は間者疑惑で獄中に閉じ込められた。 善徳女王(イ・ヨウォン)は百済軍の攻撃に新羅が対応できなくなるとすぐに最後の方法でキム・ユシンにユシン軍を導いて戦場に出て行くように命じた。

善徳女王(イ・ヨウォン)の命を受けたキム・ユシンは果たしてドラマ上で戦勝のニュースを伝えることができるだろうか?

新羅善徳女王即位当時、周辺国との外交関係を通じてドラマの中でキム・ユシン将軍の勝利を予測してみることができる。

歴史的に632年善徳女王は父真平王の後に続いて新羅27代王位に上がった。 当時高句麗、百済、新羅三国は統一のために絶えず統一戦争を行った。

善徳女王即位以後百済は数回新羅を攻撃してきた。 百済将軍于素は善徳女王在位5年の636年5月、新羅のヨグン谷あたりを攻めてきて、善徳女王はアールチョン、ピルタンを送って百済軍をはね除けた。 引き続き高句麗は638年10月新羅西北部辺境の七重城を攻撃したが善徳女王はアールチョンを出陣させて高句麗を撃退した。

642年7月新羅は百済の義慈王に新羅の西側40余省を奪われた。 引き続き百済と高句麗は連合作戦で新羅の黨項城までも奪おうとしたし、これを防ぐために新羅は唐に救援を求めた。 だが、唐は新羅の王が女王という理由で断った。

新羅の善徳女王は高句麗と百済の数回の攻撃の中でも唐に朝貢を捧げたが唐は新羅が女王に仕えているという理由で蔑視して助けなかった。

以後百済は攻撃を継続して新羅の大耶城を陥落させたし、この戦争で新羅は多くの将軍を失うことになった。 百済の攻撃に善徳女王は唐に続き高句麗寶藏王に金春秋を送って助けを乞うた。 高句麗寶藏王は善徳女王を助けないでかえって金春秋を監禁させた。 これに善徳女王はキム・ユシンを派遣させて漢江北部まで進撃するようにすると、すぐにその時初めて寶藏王は金春秋を解いた。

善徳女王は644年9月キム・ユシンを大将軍として百済を攻撃し、なくした7個の城を取り戻した。 引き続き新羅は645年5月唐が高句麗を侵略するとすぐに軍隊3万を派遣して唐を助けた。 その間新羅は百済軍に七城をまた奪われてしまった。

こういう状況の中で善徳女王在位647年正月、上大等ピダムとヨムジョンは“女君主は国をよく治めることはできない”と反乱を起こし、キム・ユシンはピダムとヨムジョンの反乱を鎮圧した。 善徳女王は正月8日反乱途中崩じた。

このような歴史的事実をドラマに反すうしてみるなら、今回の戦争でキム・ユシンは城7個程度を取り戻せるが今一度百済の攻撃で取り戻した城を失うことになるだろう。

歴史の中でピダムは善徳女王の政治を問題にして反乱を起こすがドラマの中でピダムは自身の心を受け入れない善徳女王に対する愛憎の気持ちで反乱を起こし、こういう反乱の中で善徳女王は死を迎えることになると予測される。

実際善徳女王の死以後、新羅は28代王で真徳女王そして29代金春秋が王に即位することになるがドラマ上では善徳女王の死以後金春秋が王位に登板する結末でドラマ‘善徳女王’は放映終了するものと見られる。

一方ドラマ‘善徳女王’は総62回放送で来る12月22日放映終了を控えている。

(写真=MBC ‘善徳女王’)

キム・ユギョンkyong＠newsen.com