久々にチュ・ジフン主演の韓国ドラマを見た。
楽器メーカー一族をめぐる韓国ドラマお得意のドロドロ劇と言ってしまえばそれまでなんだけど、かなり複雑な筋書き。
チュ・ジフン演じるジホは島でおばあさんと暮らす貧しい少年だったが、突然楽器メーカーのプソン楽器を中核とする財閥の家に引き取られる。当主のユ・マンセが結婚前に他の女性に生ませた子だという設定。しかしマンセには正妻の子・イナがいて、彼は天才少年ピアニスト。突然の兄の登場に、イナは対抗心むき出し。
例によって父親のマンセは長男ジホと次男イナのどちらを後継者にするか競わせることになる。正妻ヨンランを演じているのは、これも私としては久々に見るチェ・シラさん。「海神」の時のジャミ夫人のイメージが強烈に残っている。良家の奥様ということで、海神の時のようなアイラインビシバシの化粧ではないものの、この人が演じるからには相当えぐい役柄だろうと思ったら、やっぱりそうだった。
ヨンランは夫が別の女に生ませた子・ジホを育てるが、やはり自分の子であるイナを後継者にしたい。そんな中ある事故・事件が起こり、夫は亡くなり自分が会長の座につく。
一方、この事件でもう一人亡くなった男がいて、その男はマンセを殺したという容疑をかけられる。その男の娘がジホの初恋の女子なんだけど、事故直後は接触がなく、大人になってから再会する。また容疑をかけられた男の家族は無実を証明しようと奔走する。
という感じで、ドロドロ劇なのだが、最後の方でどんでんがえしもあり、なかなか楽しめた。ネタバレになるので、詳しくは書かないでおこう。
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