OhmyNewsの「ドクターチャンプ」評③

私たちが楽しむ時間はまだ6週も残っている

 

その旅行日程を助ける他の有難い存在があるのだが、それはキヤノンのDSLRカメラのEOS 5D MarkⅡがその主人公だ。映画のような感じの画面を実現できるカメラを探して5D MarkⅡを使うことに決めたという製作スタッフの説明のように、<ドクターチャンプ>は鮮明な画質とずば抜けた色感で視聴者たちに新鮮な衝撃を抱かせてくれた。

 

登場人物のキャラクターが視聴者に十分伝えられたのには俳優たちの安定した演技力が一役買った。 キム・ソヨンは正しくて有能だが自分だけの世の中に閉じ込められているヨンウをよく表現したし、チョン・ギョウンはいつも愉快でりりしいジホンを無難に消化した。 そして何よりキャラクターの軸となっているトウク役のオム・テウンは過去の傷を胸に刻みながらシニカルさと愛憎の間を行き来するトウクを完ぺきに演技している。

 

少しは悟ったもののまだヨンウは選手たちを十分理解できない。 トウクは「キム・ヨンウ先生はいつ頃正解になるだろうか。 私が選んだ答が正解ならばいいけど」とため息をつく。 しかしドラマは今まさに始まったばかりで、時間は充分だ。 ヨンウはゆっくりだが、一歩ずつ前に踏み出すだろう。 毎週月曜日と火曜日夕方、TVをつける時ごとに彼女がどれだけ成長したか確認する楽しみを、私たちは6週もさらに味わうことができる。

※なんだか新規投稿のページで文字のカウント機能がバグってるみたいです。
ぶつ切れですみません。