
25日に3万歩歩きましたが、翌日は思ったほど疲れを感じませんでした。しかし、昨日は雨模様の天気でもあり終日ぼんやりとした感じ、これが疲れなのでしょうか。
昨日、ダラダラしながら昔のことを思い出していました。

世の中に出て最初に教わったことです。直属の上司や他の先輩にも言われたことです。
「酒の席などあった日の翌日は絶対に休んではいけない。風邪をひいても出社しろ。その翌日からなら風邪を理由で休めるけど、酒の席の翌日休むと、風邪で休んでも世間は風邪だと思ってくれない。そして、そのようなことが重なると、その席に呼んでもらえなくなる」

新入社員歓迎会のときに言われたのかどうか、その詳細な記憶は無くなりましたが、その時に言われたことはタカ長の骨の髄までしみこみました。酒の席のあとはもちろんのこと、通常よりキツイ仕事の翌日そして山から帰った翌日、そのような日は通常より早く出社するようになりました。

それがタカ長が社会人として初めて受けた教育です。社会人として「三つ子」のときに受けた教育です。
「三つ子の魂百まで」と言うのは、人がおぎゃーと生まれてから3年間の経験だけではないようです。社会人としての「三つ子」もあれば、ホークウォッチァーとしての「三つ子」もあります。
タカ長が世の中に出たとき、そのような教育を受けたことがその後の人生を支配しています。体力的には弱い登山者でしたが、信州の山から夜行で帰って即出社してもその日は大丈夫でした。
そのようなことを経験しているので、3万歩の山歩きをしても、翌日は大丈夫だったのでしょう。

「三つ子の魂」が今も残子っていると感じるのはそれだけではありません。
登山は早い時間に出発して、早い時間に下山する。
真夏でも肌を露出して歩かない。
山では輪ゴムひとつも大切にする。などなど。初心のころ先輩から教えられて、「三つ子の魂」になっていることは色々あります。
最近は遅い時間から山に入る登山者が増えているようですが、そのようなことを見聞きすると、事の良しあしを云々する前に、感覚的について行けないものを感じます。それもまた「三つ子の魂」が今も残っている証拠なのでしょうか?