マイペースで行こう

キリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、19年目に入りました。

正しい規準を保つこと

2007-11-13 21:54:40 | 教会の風景
礼拝説教のダイジェスト
「神の民への脅威」

聖書箇所 創世記34章

ヤコブ一家が巻き込まれた事件。
ヤコブの娘ディナが、滞在している地域の有力者の息子に襲われてしまう。
悲しみと怒りに包まれたヤコブの一家。
もともと、彼らは性や結婚に関する規準(価値観)を保っていた。
完璧とは言えないが、創造の初めからの規準(価値観)を信仰とともに受け継いできたのだろう。

しかし、彼らが滞在していたカナンの地域では規準(価値観)は全く違っていた。
有力者の息子シェケムと父親は、ディナにした行為に対する罪悪感はなく、自らの恋愛感情を理由に結婚を申込んで来る。

シェケムたちの申し出は、ヤコブ一家に対して非常に譲歩しているかに見える。
しかも、ヤコブたちにとってもメリットがあるかのような条件。

「・・・互いに縁を結びましょう。・・・
 ・・・この土地はあなたの前に開放されているのです。・・・
 ・・・自由に行き来し、ここに土地を得てください。」
「・・・どんなに高い花嫁料と贈り物を求められても、あなたがたがおっしゃるとおりに差し上げますから・・・」

この申し出は、ヤコブたちにとっていくつかの意味で危険が伴うものだった。
非常に簡略して示すと・・・
①拒否した場合、自分たちの身の安全を失う可能性があった。
②承諾した場合、自分たちの規準(価値観)がカナンの人々の規準に下げられる可能性があった。しかも、神の救いの計画が妨げられることになる。

この世にある神の民として経験する脅威をここから学ぶことができるだろう。
ちなみに、この件に関するヤコブ一家の対応は決して正しいと言えるものではなかったことも加えておきたい。

新約聖書より
神の民への勧め
「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」(ローマ12:2)

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賛美礼拝に参加して

2007-11-13 18:35:21 | 神学校・講座
ここ数日忙しかったので、振り返りながらの更新。
土曜日は予定通りに神学校の賛美礼拝へ参加。
妻といっしょに神学校へ。
あいにくの雨だったが、たくさんの方々が集まっていた。

賛美礼拝を一言で表すと「偉大さ」「厳かさ」「力強さ」。
パイプオルガンの演奏と聖歌隊の合唱。
合間に組まれている聖書朗読と説教。
歌われる讃美歌や演奏、読まれる聖書のことばと説教が、整えられたメッセージとして伝わってくる。
人間に与えられている神様を礼拝するという営みの素晴らしさを感じた。
また、礼拝をささげるにふさわしい御方に心を向けることができた。
そして、神様にふさわしい恐れと信頼を心に。

賛美礼拝の後は、しばらく交わりの時間。
妻は久しぶりに会ったSさんの奥さんと話が弾んでいた。
Y君もしばらく顔を合わせないうちに大きくなってた。
ゆっくり話すことができた。
良い時間を過ごすことができた。

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