「ワイルド・ランナー」
原題「Alarm für Cobra 11- Dei Autobahnpolizei/アラーム・フォー・コブラ11-アウトバーン・コップ」
ドイツ・RTL製作ドラマ 2004年にドイツで放送された作品。
第8シリーズ スペシャル「ワイルド・ランナー 狙われた黄金」(いつまでも永遠に) (Folge114)「Für immer und ewig(直訳=永遠に)」
(Season8 Episode1 2004年9月9日放送)
出演 エルドゥアン・アタライ(ゼミル・ゲーカーン) クリスチャン・オリバー(ヤン・リヒター)
ゲスト マーカス・エバハート(カイ・シュレーダー)
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ゼミルは、アンドレアとの結婚式を数日後に控えていた。
そんな中、ひき逃げで逃走するジャガーを追跡するように連絡が入り、ヤンと共に出動する。
一方、別のアウトバーンでは、大規模な交通事故が起き、ゼンガーという男性が死亡した。
ジャガーの事件を追ってロボット競技の会場に行ったヤンは、死んだはずの人物を見かけ、動揺するのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
一番初めに見たのが、この回だったich。
これ1本で、ゼミルに速攻惚れして、このドラマにも速攻惚れし、夢中でシリーズをみたおしたのだ。
シリーズをある程度見てから、再びこの回を見たが、やはり感動は、始めに見た時よりも数倍になっていた。
やっぱりゼミルが最高にいい感じだし、素敵だ。(笑)
このジャガーの事件にゼンガーの事件も絡んできて、ヤンの宿敵との対立に、アンドレアとゼミルの挙式が危うくなってしまうというてんこ盛りのこの回。
物語的にもすっごく面白かったのだ。
さて、今回のゼミル。
やっとアンドレアとゴールインなのだが、そこはそれすんなりとはいかない。
そして、アンドレアが絡むと無敵のようになるゼミルだが、
今回は、めっちゃ人間くさい一人の男になる。
いつものゼミルの雰囲気を漂わせながらも、今回は「愛する人を想う一人の男」という感じで、“普通の男ゼミル・ゲーカーン”という雰囲気が要所、要所に出てくるのだ。
いつもなら、この場をどうにかしようとか、この事件をどうにかしようというヒーロー的な彼だが、今回は違っていた。
アンドレア(この世で一番大切なもの)を失ってしまうかも知れないという不安と戦いながら犯人を追跡するという苦しい感じのゼミルが後半ず~と見れるからだ。
トラックでのあの表情!!最高にかっこいいし、切ないし、じ~んと胸の内が伝わってくし、一緒になって目に涙を浮かべてしまうのだ。
いいなあ、やっぱいい感じだよ、アタライ!!(←相当彼にまいっている自分)
そうそう、今回は珍しく制服姿が見られる。
シリーズを見る前は気がつかなかったが、彼らの制服姿は貴重であるのだ。
いつも二人は私服で捜査しているから。
ついでに、ゼミルは正装姿も見せてくれる。なかなか、似合ってたんじゃないかな?
そういえば、アンドレアの父親との会話が楽しかった。
繁殖のためにエサをやらないと聞いたゼミルは、さりげなくエサをやってしまう。
おいおい。アンドレアが心配するのも無理ないよ。(苦笑)
そして、ゼミル以上にアンドレアの両親と何故か仲が良いシュレーター。
ゼミルの結婚式のお膳立てをしていたが、いったい奴は、何者なんだ?(爆)
ヤンも今回はかっこよかった。
落ち込みそうになるゼミルを励まし、助けながら事件解決へと導いていたっけ。
それに、最後のくさ~い台詞。(爆)
「眠り姫にキスをしないと、目が覚めないよ」(ひょぇ~!王子様ってか!ゼミルが~?!)
やっぱりいいコンビだなぁ~。
最後に。
どうしても忘れられないシーンがあるのだ。
それは、やっとの思いでアンドレアを発見したときのゼミルだ。
彼女を抱きしめながらの「Andrea Bitte! Andrea」は、もうたまらない。(>_<)
その後の「一人には出来ないよ」が忘れられないのだ。
やっぱ、最高だぜ!ゼミル・ゲーカーン。(^O^)v
H20.2.27