「アウトバーン・コップ ALARMシリーズ チェイス&アクション編 第1話」
*ネタバレなしの感想日記は、こちらから。
注意事項:
ここでは、ドラマの結末を書いています。
まだ、鑑賞してない方はお止め下さい。
すでに鑑賞している方、またはネタバレが別にかまわないと思われる方だけ読んでください。
原題「Alarm für Cobra 11- Dei Autobahnpolizei/アラーム・フォー・コブラ11-アウトバーン・コップ」
ドイツ・RTL製作ドラマ 2000年にドイツで放送された作品。
第4シリーズ 第2話「アムステルダムコネクション」(日本語吹き替え・日本語字幕)
(2001年DVD発売)
翻訳 吉川美奈子 税田晴介
声優 エルドゥアン・アタライ=ゼミル・ゲーカーン(山路和弘) レネ・シュタインケ=トム・クラニッヒ(楠大典)
勝手な結末(自分の解釈の上でのストーリー)
トムとゼミルは再び、ベーレを訪ねた。彼の貸金庫にあった大金の出所を教えて貰う為だ。だが、シラを切るベーレ。そこへ、運び屋をやっていたヨハンナがコカインの入ったミルクの袋を大量に持って現れる。ベーレは麻薬捜査の途中で負傷し退職。不自由さと貧しさの生活で、ついクロロフの誘いを受け犯罪に手を染めてしまっていたのだ。
二人を連行する途中でゼミル達の車がクロロフに襲われる。間一髪難を逃れるゼミル達。しかし、クロロフは車ごと崖から落ち死亡するのだった。
ネタバレ全開、勝手な感想(自分の思い込み多々)
よく「悪魔の子」とは出てくるが「悪魔の老人」というのは出てこないなあ~と思った今回のお話。
ゼミルとトムの喧嘩のシーンでふと思ったichだった。
「人生を生きるのに精一杯な老人達。そんな人達が犯罪を起こすとは思えない」
とはいうものの、一番、欲が深いのは老人ではないだろうか?と思ったりもしたのだ。
なんたってヨハンナがそれを代弁している。
「今まで謙虚に生きてきて人生最後ぐらい贅沢したいじゃない!」
ごもっともだと思うのだが。
見所は、嫌味なゼミル君でしょう。(爆)
冷静に判断する彼がむっちゃ素敵なのだ。
ついでに賭けにかってちゃっかりトムからもらっちゃって。(^_-)-☆
でも、きちんとトムを庇ってたよなあ。
そのトムはむちゃくちゃかっこいいシーンばかり。この時は売出し中だからね。
歴代一番走って居るのは彼だと思うのだけど。
さて、ここで、BOXの特典に付けられているメイキングの解説を。
オープニングのバス転倒シーン。
まずは土台をつくりその上に鉄板、その上にワラを敷いてのジャンプ台作りから始まるのだそうだ。
ヘルメットをかぶり、完全武装したスタントマンが運転席に乗り込む。時速70キロ出してハンドルを切りながら突っ込むとあのようなスタントが出来るとの事。
よく見ると本編にきちんとスタントマンが映り込んでいる。でも、気にならないよね。
同時に収められた日本のスタントマンさん達(雨宮正信さん、大友千秋さん、野呂真治さん)の解説によると、カメラアングルが素晴しいのだそうだ。
ハイスピード(カメラを高速回転させることで得られるスローモーション)を使っているのだとか。
映画ならともかく、ドラマで行っているのが凄いんだって。
(と言いながら、この方達「西部警察」とか「あぶない刑事」とかで活躍していた人達なんですが。σ(^◇^;))
アタライとレネのドラマ解説も面白い。
レネが「このテーマは何かな?」のフリに、
アタライの答え。「チューリップ(Tulpen)」
原題にも出てるのですが、どんな意味があるの?ちょいと気になったのだが。
というよりその返し、ナイス!!アタライ。(*^O^*)
ラストのアクションシーン。
やっぱりきちんと安全を確保して撮影しています。
とはいえ、
何年も続けてるのはやっぱ凄いぜ。
改めておもった、ichなのでした。
(メイキングを見せて頂いて、この場を借りて。dankeです)