「アウトバーン・コップ ALARMシリーズ チェイス&アクション編 第1話」
原題「Alarm für Cobra 11- Dei Autobahnpolizei/アラーム・フォー・コブラ11-アウトバーン・コップ」
ドイツ・RTL製作ドラマ 2000年にドイツで放送された作品。
第4シリーズ 第2話「アムステルダムコレクション」 (Folge48)「Tulpen aus Amsterdam(直訳=アムステルダムからのチューリップ
(Season4 Episode3 2000年1月13日放送)
出演 エルドゥアン・アタライ(ゼミル・ゲーカーン) レネ・シュタインケ(トム・クラニッヒ)
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
突然、バスの運転手が異常行動を起こし、アウトバーン上で死んでしまった。
死因はヘロインの過剰摂取だと判明した。コーヒーに入れた粉ミルクの小袋に入っていたものだと分かり、小袋から検出された犯人と思われる指紋の持ち主を捜す為、乗客だった老人ホーム、アムステルダムを訪ねるトムとゼミル。
そこには、トムのかつての教官ベーレも入居していた。
そして、指紋照合の結果、カール・シュレーダーが容疑者として浮かび上がるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
コカインの密輸が絡むこの事件。
事件とは別に少し考えさせられた回だった。
このホームを訪ねる時に、ゼミルとトムがその老人達の様子を見ながら話すシーンがあるのだが、その会話を聞いて自分はゼミルの言葉に同感だった。
「こんな所に入るなら殉職の方がいい」
画面からはそんなに感じないと思うが、実際見るとそう言いたくなるものなのだ、本当に。
だけど、人は誰しも歳を取る。
老人の姿はこの先、自分が向かっている方向なのだ。
分かっているようで分かりたくない自分自身。
ふと「死ぬまで健康でいたい」という言葉を思い出した。
健康だったら死なんだろうが~と聞いたときは思ったものだが、本当の心理は「死ぬまで誰の世話にもならずにいたい」という意味だと分かったのだ。
マジで最近つくづくその言葉を噛みしめた。
人の世話になるのならいっその事・・・。
しかし、世話にならない人間なんていないのだけどね。
何かしら人は世話になっているものなのだけど・・・。
ふと、そんな事を考えてしまったのだった。
さて、気を取り直して、今回のゼミル。
いや~すっごく良かったのだ。嫌みな感じが。(爆)
犯人だと思われる人物への質問が的を射ていたりして。
本当にゼミルって捜査は鋭い。
それに、
犯罪者はどんな人間だって絶対許さないって感じの正義感がすっごく好感もてるのだ。
ラストは、すっごくハラハラさせてもらった。
気がついたら、一人崖っぷちにいたゼミル。
「なんで~!!(爆)」
と突っ込みを入れつつも、力が入って見ていたich。
トムと一緒に叫んだのは、いつもの事か!(笑)
それにしても危なすぎるぜ!ゼミル。(爆)
掲載日 H20.3.12
「アウトバーン・コップ ALARMシリーズ 銃撃戦編 第1話」
原題「Alarm für Cobra 11- Dei Autobahnpolizei/アラーム・フォー・コブラ11-アウトバーン・コップ」
ドイツ・RTL製作ドラマ 2000年にドイツで放送された作品。
第4シリーズ 第1話「失われた記憶」 (Folge47)「Blinde Liebe(直訳=盲愛)」
(Season4 Episode2 2000年1月6日放送)
出演 エルドゥアン・アタライ(ゼミル・ゲーカーン) レネ・シュタインケ(トム・クラニッヒ)
ゲスト ゾフィー・シュット(マリア)
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
アウトバーンで悪ふざけをしている車を追う、トムとゼミル。
その追跡劇に1台の車が巻き込まれてしまった。事故を起こしたその車から出て来たのは一人の女性。彼女を保護すると、記憶喪失で自分の事を何も覚えていなかった。
唯一の手がかりの身分証明書は何故か偽装された物。それではいったい彼女は何者なのだろうか?
勝手な感想(自分の思い込み多々)
お約束のオープニングクラッシュ!!
いつもながら驚かされるが、車ってどれだけ飛べるんだ!と感じるくらい凄い。(爆)
そして、凄いといえばあんなクラッシュしながら意外とケガ人が少ないという事。
日本じゃあ即死だよなあ、と思っていたら・・・。
先日、ドイツ車と日本車の違いみたいなのを教えてもらえた。
ドイツ車は、人を守るように作られているそうだ。どんな事故にあっても人命を救う構造になっているのでそう簡単に運転席などはつぶれないんだそうだ。
その点、日本も考えられてはいると思うがあっさり壊れてしまうらしい。
ドイツ人の方は、絶対日本の車なんぞ乗りたくないそうだよ。
(信頼の問題もあると思うけど)
この女性の身元を捜査していく段階で、ある誘拐事件に発展していく。
そう来るのか~と感心した物語だった。
さて、今回のゼミル。
この時の、アンドレアとの関係は元恋人同士だそうで、(正確に表現すると、くっついたり、離れたりしているらしい)スタイルがいい女性が通り過ぎるとトムと共にゼミルも女性のヒップに目線を注いでいた!(笑)
なんか新鮮な感じがしたんだよねえ。
やっぱり、普通の男だったんだ~とやけに面白かった。
そうそう、
このDVDのタイトル通り、忘れてならないのが銃撃戦。
トムとゼミルも互いに銃撃戦を繰り広げるが、
犯人との1対1の対決はめっちゃかっこよかった!
ちっこいながらも身が軽いゼミルなので、めちゃくちゃいい感じ。
だって、パンチを繰り出すのにも全身で、だもんね。(笑)
相手の足を払うようなケリは、ナイス!!というくらいかっこいい!
ついでに、ロープで下に降りたのにもナイス!!(本当に身が軽い)
それにしても、最近つくづく実感するのが、
彼の銃の構え方が個人的にすこぶる好きと言う事だ。
あの真剣な目線がいい感じ。
今回も見せてくれたが独りで素敵だなあと見とれてしまっている。(←気にせず、あきれといてくれ)
今回のトムは、意外と惚れっぽかった。
記憶喪失の女性(マリア)に肩入れしていた。
ついでに、ヘリからの落下シーンもあり大変そうだった。
ゼミルがトムに「アンドレに聞いてみるか?」には、ちょっと切なかった。
「でも、今はお前がいるからさ」というのが、
ゼミルらしくっていい感じだったなあ。
なかなかこのコンビもバランスが取れていていいムードなんだよねえ。(笑)
掲載日H20.3.5
「アウトバーン・コップ」
原題「Alarm für Cobra 11- Dei Autobahnpolizei/アラーム・フォー・コブラ11-アウトバーン・コップ」
ドイツ・RTL製作ドラマ 1999年にドイツで放送された作品。
第4シリーズ スペシャル「アウトバーン・コップ」 (Folge46)「Höllenfahrt auf der(直訳=地獄への旅行)」
(Season4 Episode1 1999年12月16日放送)
出演 エルドゥアン・アタライ(ゼミル・ゲーカーン) レネ・シュタインケ(トム・クラニッヒ)
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
アウトバーンで暴走族を追っている、高速警察隊のゼミル・ゲーカーン。
助っ人のボンラート(ホッテ)とヘルツベルガー(ディーター)と共に、挟み撃ちにして逮捕したが、後続車が次々と事故を起こし、大規模な玉突き事故になってしまう。
一方、署では新人が来るという事で、アンドレアが歓迎の用意をしていた。
しかし、一行に新人が現れない。
その本人トム・クラニッヒは初日から遅刻しそうになり自転車で署へ向かっているところだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
一番長くゼミルがコンビを組んだのが、このトム・クラニッヒ(レネ・シュタインケ)。
これは二人の最初の出会いのスペシャル版。
トムとのコンビは第4~6シリーズで一時降板。
第9シリーズで復活、第10シリーズと続いて第11シリーズのスペシャルで降板という事になるらしい。
このDVDの中に入っていたインタビューを見ると仲の良さが伺える。
なんとなく、ガキが遊んでいるようで楽しそうだったぞ。
さて、物語は初出勤のトムに災難が降り掛る感じで始まっていく。
接触事故にあったトムが、親切な女性運転手の為に、その事故車に乗り込んだ事から、その車が欠陥車で高速走行しか出来ないという状態に巻き込まれるのだ。
ブレーキがきかず、時速170キロでアウトバーンを暴走するベンツ。
同乗者には幼児にビジネスマン。
その車を追いかけるかたちでゼミルの車が後続についていくのだ。
場面展開が少ないものの、何故かハラハラ、ドキドキ。
ゼミルが外からトムに指示しながらの走行がすっごくかっこよかった。
さて、今回のゼミル。
トムとの会話の中で今度の相棒が彼だと知るシーンが以外とあっさりでゼミル同様、びっくりした。
ついでに、幼児をチャイルドシートごと受け取るシーンは、
「そりゃ無理なんじゃ~」
と突っ込みつつも
「ゼミルじゃ出来そう」
なんて思いながら見てしまった。(爆)
あの時の真剣な眼差しはいつにも増して素敵だったよ。
(重症なのでご勘弁を)
バリケードに突っ込むシーンは、もう本当にドキドキもの。
通過出来た時は、すげ~感激したのだ。
ロープで幼児の救出シーンも、むちゃくちゃハラハラした。
いや~面白かったし、楽しかったぜ(^O^)v
掲載日 H20.3.4