「アラーム・フォー・コブラ11 スペシャル」
原題「Alarm für Cobra 11- Dei Autobahnpolizei/アラーム・フォー・コブラ11-アウトバーン・コップ」
ドイツ・RTL製作ドラマ 2007年にドイツで放送された作品。
第11シリーズ スペシャル「死のパスポート」 (Folge156)「Auf Leben und Tod(直訳=命と死で)」
(Season11 Episode1 2007年3月22日放送)
出演 エルドゥアン・アタライ(ゼミル・ゲーカーン) レネ・シュタインケ(トム・クラニッヒ) ゲデオン・ブルクハルト(クリス・リッター)
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
トムとゼミルはいつものように連絡を受け、アウトバーンを走向する1台の黒のワゴン車を追跡していた。逃走中事故を起こしたワゴン車の中から二人が救出したのは、荷台に隠されていたアジア系の女性だった。
署に戻るとその女性を受け取りに組織犯課のシモン警部とフリート警部補が詳しい内容も言わずに女性を連れて行ってしまう。
トムはその女性が忘れていった衣類から手がかりを発見し一人その現場へ向かうのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今回は、長文の長文ですので、あしからず。(爆)
現在もドイツで放送されているこのドラマの最新バージョンのスタートスペシャル版。
個人的には、異常なほど夢中になって見ている自分を見かねて、思いやってくれた友人がCSで放送されているのを、録画してくれたDVDを観賞したのだ。
(その節は本当に、本当に、ありがとうございました。ダンケ!ダンケ!ダンケシェーン!であります!!)
後にきっちりDVDを買いましたよ!
今回も、パートナーが入れ替わる訳だが、実は好印象で新パートナーは登場しない。
はっきり言って敵役のように登場する。
もしかしたら、いきなりトムとのペアから始まるので、日本語版しか見たことがない方は戸惑かもしれない。
実は、トムとのペアは一時、解消されているのだ。
(第4シリーズ~第6シリーズ)
解消していた期間にパートナーだったのが若手のヤン。
(第7シリーズ~第8シリーズ)
ヤンとのペアも解消されてしまい、再びペアを組んだのがトムとなる。
(第9シリーズ~第10シリーズ)
なので、オープニングの相棒はトムなのだ。
アンドレもそうだったけど、トムの一時の降板劇も、その回が終わって次から新しいパートナーの登場というのが定番だった。
(物語を変えていたといえば分かるだろうか。)
そんな感じだったのに今回は趣向が変り、同じシーンに新旧のパートナーを登場させている。
ちょっと戸惑ったのはいうまでもない。(分かってはいたのだけど)
さらに、
個人的にゼミルが再びトムと組むシーン(未公開)を見た後だったので、ゼミルの気持ちを考えただけでも胸が詰まってしまった。
トムとの別れのシーンで一人いつもの格好のゼミルの気持ちが痛いほどじ~んと胸を打った。
さて、そんなこんなで今回のゼミル。
前半、いつものゼミルではないのだ。
そりゃそうだ!一番長くペアを組んでいたトムがtodなのだから。
ある男を追って暴走するし、愛妻アンドレアともケンカしてしまうし。
一人、街を歩く姿は、もう涙ものだった。(>_上司から休暇を言い渡された時のあの態度。
潔さというか頑固さというか男っぷりというかなんか無償にかっこよかった。
ついでに、
アンドレアとのあの目覚めのシーンはもうその男っぷりに惚れ直したぐらいだ!(重症再び・・・)
ヘリからの登場シーンや、水上バイクもめちゃかっこよかった~!
ラストに、今までのトムへの思いを込めるゼミル。
そして、隣にいる新パートナーと前を向いていくゼミル。
タイプ的に一番最初に組んだフランクタイプだとクリスの事を見込んだichとしては、今回はゼミルの気苦労が多そうで実は心配でたまらないのだ。
トムと組んでいたように、ゼミルの笑顔がたくさん見れる日はいつになるのだろうか?
あ!忘れそうでしたが、ゼミルのお茶目なシーンは始めの頃にありまっせ!
みんなにトルコ料理を振る舞っていたゼミルだったけど。
ところで、トルコ料理って何が定番なのさ?
一種のバーベキューにしか見えなかったのは内緒にしておいた方がいいかな?
(Entschuldingung! Semir)
(心優しい友人に感謝を込めて・・・)
掲載日 H20.4.10