三つの顔に会いに行った。
阿修羅を近くで見るとなると、行列に加わらなければならず、
すごい人気だった。
他の八部衆と比較して、何がそう人気を生む要因なの
だろうかと自分なりに考えてみた。
他の八部衆にも同じように、人間の少年のような
顔立ちをしているものもあるが、違うのはまず表情。
3つの顔は、それぞれ、唇をかみしめたり、
少し落ち込んでいたり、正面は、まゆやまをつくり
やや苦悩ともみえる表情。より人間味がある。
普通仏像は、おだやかな表情の如来や菩薩だったり、
憤怒の表情の天だったりと大きく2つにわかれるが、
苦悩の表情をしている仏像はめずらしい。
次に、動きがあるということだろうか。
何?動き?といわれるかも知れないが、あの3組の
腕の組み合わせをみれば、動きと言っても
いいだろう。アニメーションで、手が動いている感じ。
時の光明皇后が、八部衆を作らせたという。
これはかってな想像だが、皇后が、自分の子供を
モデルに、仏像を彫らせたのではないだろうか。
少なくとも、自分の子供ではないにしても、
より人間的に作ってくれと注文したに違いない。
注文ないのに、阿修羅を作っているのに
人間の少年の顔になるわけない。
今回、室内のライティングにより、やや、
光が強いのか、色合いがやや薄く見えたし、
口ひげも見えなかった。
他には、鎌倉時代の作なのに、奈良時代の
作り方をしている眼玉でない四天王。
8mはあるかなあという巨大な菩薩2体
などが展示されてあった。
阿修羅を近くで見るとなると、行列に加わらなければならず、
すごい人気だった。
他の八部衆と比較して、何がそう人気を生む要因なの
だろうかと自分なりに考えてみた。
他の八部衆にも同じように、人間の少年のような
顔立ちをしているものもあるが、違うのはまず表情。
3つの顔は、それぞれ、唇をかみしめたり、
少し落ち込んでいたり、正面は、まゆやまをつくり
やや苦悩ともみえる表情。より人間味がある。
普通仏像は、おだやかな表情の如来や菩薩だったり、
憤怒の表情の天だったりと大きく2つにわかれるが、
苦悩の表情をしている仏像はめずらしい。
次に、動きがあるということだろうか。
何?動き?といわれるかも知れないが、あの3組の
腕の組み合わせをみれば、動きと言っても
いいだろう。アニメーションで、手が動いている感じ。
時の光明皇后が、八部衆を作らせたという。
これはかってな想像だが、皇后が、自分の子供を
モデルに、仏像を彫らせたのではないだろうか。
少なくとも、自分の子供ではないにしても、
より人間的に作ってくれと注文したに違いない。
注文ないのに、阿修羅を作っているのに
人間の少年の顔になるわけない。
今回、室内のライティングにより、やや、
光が強いのか、色合いがやや薄く見えたし、
口ひげも見えなかった。
他には、鎌倉時代の作なのに、奈良時代の
作り方をしている眼玉でない四天王。
8mはあるかなあという巨大な菩薩2体
などが展示されてあった。