「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

本の紹介 究極の速読法

2020-03-05 07:50:33 | 本の紹介
究極の速読法
松崎 久純

ポイントと思うとこだけ書き出しました。

1章
難解、多量の文章を読める人は2割。間違った読み方、あるいは体の痛みや不調の原因。一字一句はじめから読んでしまう。そうしないと理解できない。他の読み方を知らない。

2章
本の速読とは、全体像をとらえ、何について書かれているかを把握し、自分にとってのポイント、書き手の述べるポイントをすばやく読み取ること。リーディングハニー(後述)という速読法。一字一句はじめから読んではいけない。何の話か理解して、その後自由に一気に読む。

3章
リーディングハニー6つのステップ
〇ステップ1  プレビュー 5分
著者紹介、前書き、後書き、解説
そして目次をじっくり見る

〇ステップ2  オーバービュー 10分
全ページを1ページ1秒で見ていく。どんな言葉が使われているかを見る。再び全ページを、太字、見出しなどキーワードを拾う。全体をとらえるために目次も見ながら。
再び目次を見直す。目的:どんなことが、どういう構成で書かれているかをとらえる。

〇ステップ3  スキミング1  15分
必ず指を使い、1ページ2~3秒で進み、1行から5行程度だけ読む。
目的:どんなことが書かれているかを全体的にとらえる。指は1本か2本。ポイントになりそうなところに付箋をはさむ。

〇ステップ4  スキミング2   15分
どのように読むかを決める。質問を設定しながら答えを探す、または、受け身型でポイントを読む。

〇ステップ5  スピードリーディング
本全部または付箋をしたページをスピードリーディング。読み方のテクニックは割愛。マーカーを本に書き込む(これは借りた本では不可、色違いの付箋などを使って工夫が必要)。

〇ステップ6  レビュー 10分
マーカーを入れた箇所を読み返す。

以上
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本の紹介 フランスからお遍路にきました。

2020-03-03 09:34:01 | 本の紹介
「フランスからお遍路にきました。」
という本の紹介です。
著者:マリー エディット・ラヴァル
訳:鈴木孝弥

2013年、07/01~08/22にかけて四国八十八ヶ所巡りを徒歩で行った筆者。外国人という珍しさから頻繁にお接待を受けていた。ヨーロッパの巡礼地も巡った筆者は、四国のお遍路巡りは独特だったようだ。四国の巡礼者に対し敬意が示されるというのにも違いがあるようだ。
予想していなかったのか暑さにはまいっていたようだった。ヘビに頻繁に遭遇していた記述もあった。記述表現が詩的な部分があり、その部分は理解しがたいので読み飛ばした。筆者は言語療法に携わっているようなので、表現が詩的になったのかもしれない。
とにかく興味を持って読めるいい本だった。

余談。巡礼達成証明書なるものが本を読んでいてあるというのがわかった。朱印が全て揃っているというのが確認されたら88番目のお寺の少し前で発行される。ってことは、これが欲しければ朱印は必須ということになる。自分がまわるときは、朱印を書いてもらう方向で考えよう。
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