「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

鎌倉三十三観音めぐり1日目pt4

2019-02-24 15:00:00 | 巡礼鎌倉33
■9番 浄妙寺
聖観世音菩薩 臨済宗建長寺派

頼朝切符で行けるバス停まで。
この9番、10番はバス停から
それほど離れていない。
風情のあるお寺という印象だった。
前に来たことはある。
仏像の記憶は薄い。


■10番 報国寺
聖観世音菩薩 臨済宗建長寺派

入山料無料、有料区域あり。
仏像の印象は残っていない。
こけの写真を撮っている人がいた。


■8番 明王院
十一面観世音菩薩 真言宗御室派

無料だけど、境内撮影禁止と他になく厳しい。
本尊は暗くて見えず。


■7番 光触寺
聖観世音菩薩 時宗

時宗は、今回初めて。
本尊はよく見えず。


■1番 杉本寺(写真)
十一面観世音菩薩 天台宗

板東33の一番札所でもある。
十一面二体、地蔵菩薩二体、毘沙門天。
床は補強、揺れなくなっている。
堂内では撮影禁止のようだ。
かつては、禁止マークがなかったと記憶はしている。
バスで2バス停分移動。バスの中は激混みだった。


■2番 宝戒寺
准胝観世音菩薩 天台宗

本堂内中心地蔵菩薩本尊、なかなか貫禄、
人間大えんまさん、ミニ不動明王。
堂内では法要が行われていたが、
お坊さんの歌声が聞こえていて、
変わっているなあと思った。


■3番 安養院
千手観世音菩薩 浄土宗

鎌倉駅からバスで近くまで移動。
浄土宗だが本尊千手観音。
鉄質千手観音の真ん前に阿弥陀如来像。
金ぴかのこの組み合わせが抜群にあっている。


■13番 別願寺
魚籃観世音菩薩 時宗

どこにお寺?と思うほど、民家のような本堂。
民家のような玄関を開ければお寺のていを
なしているかもしれないが、ちょっと抵抗があった。
玄関を開けることなく、外から手を合わせた。


■12番 教恩寺
聖観世音菩薩 時宗

すきまから、本尊を拝む。
こまめにメモしていないので
後から記憶をたどっても印象に残っていなかった。
インパクトが少しでもあれば
印象にはのこっていたはずと思う。


■11番 延命寺
聖観世音菩薩 浄土宗

すき間から本堂の中を見たが、
仏像はよく見えなかった。
死んでも浄土に行けるからよいというのが
浄土宗、浄土真宗だと思うが
延命というお寺の名前に
少しひっかかる。


~~~~~~~

初日最後のほうは、記述が駆け足的に
なってしまいました。
仏像の印象が薄かった、あるいは
遠くからでよく見えなかった。
という理由もあります。


次回は、バスが通らなさそうな場所もあるので、
レンタルサイクル予定。あわよくば2日目で
全部まわってもよいが、
3日目に長谷寺近辺を残してもよい。
結願後、鶴岡八幡宮をお参りしてもよいかなと思う。

めぐっているときに、なんとか
100観音巡礼というのを目にした。
世の中、いろんな巡礼コースがあり
その中のひとつであろう。

鎌倉までの交通費は、片道1000円を切るので
たいしたことないが、
拝観料が京都・奈良の充実度に比べると
少し全体的に高いところがあるかなという気もする。


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鎌倉三十三観音めぐり1日目pt3

2019-02-24 09:52:28 | 巡礼鎌倉33
■30番 明月院
聖観世音菩薩 臨済宗建長寺派

小さめ石庭、丸い窓枠の茶室が印象的。
気になるのは、拝観料500 円と高め。
京都や奈良のお寺じゃないんだから
と個人的には思う。あくまで個人の意見ですが。
茶室に入るだけでUNICEF寄付金500円。



■27番 妙高院
聖観世音菩薩 臨済宗建長寺派

建長寺内の一角にある。
仏像の拝観はなく、朱印するときだけ
中に入れるようだ。



■28番 建長寺
千手観世音菩薩 臨済宗建長寺派

ここはかつて刑場だったと思う。
最初に出迎えてくれたのは地蔵菩薩(写真)、
座像で座高2.5mほどだろうか。
ぎょくがん。優しい表情に見える。
別の堂では、パキスタンから送られたブッダの苦行像と
木質感強い本尊千手観音。こちらも見所。
広大な敷地なので500円の拝観料は
いたしかたなしという気もする。



■29番 龍峰院
聖観世音菩薩 臨済宗建長寺派

こちらも建長寺内の一角にある。
仏像の拝観はなく、朱印するときだけ
中に入れるようだ。
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鎌倉三十三観音めぐり1日目pt2

2019-02-24 09:34:34 | 巡礼鎌倉33
■32番 東慶寺
聖観世音菩薩 臨済宗円覚寺派

円覚寺から徒歩で移動。
前にも来た記憶はあり、仏に関しては、さほど・・・という
ところではあるが、入山料数百円払って中へ、
梅が見所で、カメラマンが多数。


■31番 浄智寺
聖観世音菩薩 臨済宗円覚寺派

こちらも、東慶寺から徒歩移動。
仏像三尊。まあそこそこ。
鎌倉ではありがちだが、
岩場の近くにお寺があり、
岩穴を掘ったところがいたるところにある。
トンネルをくぐるようなところもある。
こちらで、気を引いたのは、
陽気な顔した布袋さん。
お寺の人だろうか、首元に花を置いて
おしゃれな感じ?ミスマッチな感じ?(写真)

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鎌倉三十三観音めぐり1日目pt1

2019-02-24 08:40:49 | 巡礼鎌倉33
西国33の途中ではありますが、
鎌倉三十三観音めぐりを始めてみた。

基本順打ちと考えている。しかし、今回の鎌倉に
当てはめるのは厳しい。
ある程度は番号と場所が順につながっているが
ところどころ番号が飛び飛び。
これを順打ちで通すにはかなり無理がある状況。
なので最初から順打ちはあきらめていた。

今日の予定では、1番だけは最初にと思っていたけど、
9時前に鎌倉駅に着いてしまいそうで、早い時間では、
鎌倉駅では頼朝キップが入手できないことがわかり、
急遽早い時間に切符が入手できる北鎌倉のほうから。
まず33番札所から。

■33番 円覚寺
十一面観世音菩薩 臨済宗円覚寺派

かなり敷地が広い。500円の入山料はいかしかたなしか。
宝冠の釈迦如来がめずらしかった。(写真)
禅宗は、仏像には重きを置かない。
そのなかで、めずらしい仏像を見ることができた。
撮影禁止マークもないので
写真をとらせてもらった。


~~~~~~
gooは、ブログ1ページにつき、写真1枚という
感じなので、まずまずの掲載に値する写真ごとに
partを分けたいと思います。

1日目で、17箇所を巡りましたが、
適当なところでpart分けしたいと思います。


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名古屋大仏

2019-02-11 20:39:23 | 見仏(中部東海)
名古屋大仏


地下鉄東山線で本山駅下車、徒歩数百メートル。
最初、本山駅で駅員さんに訪ねたら、名古屋大学前駅と返ってきたので名古屋大学前駅へ移動したが間違い。
本山駅でよかった。どうやら、名古屋大仏と言ったのが、名古屋大学と聞こえたらしい。
名古屋大仏はどこの駅なんて聞く人いないから、名古屋大学だろうと聞き取ったのだろう。

そんなことがあったが、何とか到着。
お寺の正門から入っていったが、すぐにはその物体は見られなかった。
やがて視界に入ってきた。

おお、緑。しかも大きい。
なぜ緑色?仏像の体も含め、台座に乗っている全てが緑色。
仏像の目、唇などは金色。タイにある仏像に近い風貌。
それからリアルな形のゾウ10体くらい。鹿も1体。尊者も5人ほど。
車輪の輪のようなもの(法輪)をブッダに見立てた時代。
それをを拝む尊者。

本体は座高10mと書いてあった。
台座の下にも台座があるのでそれらを入れるともっと高い。
20m近くあるかも。
本体は、見たことのない印を結んでいた。

それから手首から先の銅製の手が実物大としてだろうが、展示されていた。
本体は、肌質からして、コンクリートではなさそう。
やはり銅製か?その他の像も銅製ならコストかかっている。

名古屋大仏、唯一無二の仏像でインパクト大。
インパクトならベスト5以内にランキングしそうだ。
仏像ファンでなくても興味そそられる物体だ。


youtube:
https://www.youtube.com/watch?v=5li9SRcUBi4
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名古屋、栄国寺

2019-02-11 15:15:13 | 見仏(中部東海)

浄土宗のお寺。
名古屋放送局や浄土真宗の東別院の比較的近く。

ちょうどお寺に隣接する家から奥さんらしき人が
外で掃除をしていたので、声をかけた。
、、、今日は休みなんですけど、、、
と言われたが、せっかく来ているし、開けてもらった。

拝観料100円。
一番大きな阿弥陀如来。鎌倉期だろうというのはわかる。
目がぎょくがん。
座禅をするときのような手の印を結んでいる。
座像で2.5m~3mほど。思いの外大きい。なかなかりっぱ。

最初、浄土宗のお寺とは知らず、般若心経を唱えたが、
南無阿弥陀仏と唱え直した。


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名古屋、布袋大仏

2019-02-10 21:53:13 | 見仏(中部東海)

布袋大仏



名鉄名古屋から犬山線電車20分、布袋駅下車。
徒歩700-800mほど。

仏像は、本でみたことはあって、顔つきが
パンチパーマのおっちゃん風。
胴体はきゃしゃで撫で肩。
もちろん現代仏。
座像で10mくらいはあるだろうか。
もとは、昭和の早い時期にお寺として
仏像も建立されていたようだが、
お寺のほうは廃寺になっている。
今は「布袋大仏針灸接骨院」の持ち物のようで、
仏像の背中が接骨院の建物とつながっていた。

近くを走る名鉄の信号機の赤いランプ2つを
遠めから大仏の目に合わせると
サングラスをかけたように見えるようだ。
最初に気づいた人はえらい。

仏像が作られた当初は、
周りは畑だけ、昭和の古い写真では、
見物の人がたくさん、、、

ちょっと寂しいのは、
コンクリートが割れ、そのすき間から
雑草が出ている。ということは、仏像は
あまりメンテナンスされてないということが言える。

とにかく、レアな仏像に会えてよかった。

youtube:
https://www.youtube.com/watch?v=ajUf06Cnka4
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名古屋、中村観音

2019-02-10 19:43:34 | 見仏(中部東海)

名古屋市、中村観音(白王寺)

本尊の観音像(十一面観世音菩薩)は、
無縁仏の供養のために無縁仏の遺骨を
練り固めて建立されたもので高さ8m。
とのことらしい。


堂の外からガラス越しに見た。
見た感じ木造に見えた。黒いなあという印象。
どこまで遺骨なのだろうかと疑問は残る。
それにしてもその大きさ。情報なしで見ると10m近く、
現代仏なのだろうけど、古典的な要素も少しも。
隠れた逸材。

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西国三十三観音巡り1日目青岸渡寺

2019-02-09 21:22:26 | 巡礼西国33
一番札所

那智山、青岸渡寺。

神仏習合の分離で、明治に那智大社とに別れたとのこと。
今もお寺と那智大社は隣り合っている。
隣り合っているという意識も薄く、いざお参りすると、
参道を降りたり登ったり、無駄なことをしていた。
本堂は確かに、ものすごくおごそかな感じがした。
仏像に関しては、如意輪観音だったろうかと見た印象は薄かった。
西国33のわげさを買おうと思ったがなかった。
ここで買って西国の他も廻ろうと思っていたけど。

これら2つの見所の他に、滝もあり、それも見に行った。
那智の大滝は、高低差では日本一かもしれない。が、
時期的なこともあろうが、
水量が少なく以外に迫力ないなあという感じ。

二番札所はまだまだ遠いので、今回は一番だけ。
次回以降のお楽しみ。・・・いつになるかわかりませんが。

行きの行程は、三重の松阪までの深夜高速バス利用で、
その後鉄道の乗り継ぎ1時間を含めて、
鉄道移動で5時間弱もかかっていた。(特急利用なし)
那智駅から、バス乗車20分ほどで、那智山着。

南紀白浜行きの深夜高速バスがあったようで、
それを選択しておけばと後悔した。

youtube:
https://www.youtube.com/watch?v=1kIBrLykC8I
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