「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

築地本願寺、スリランカ伝統舞踊の夕べ

2017-06-19 23:23:17 | 仏教
最初に黄土色の衣を着たスリランカ人の僧侶の
スピーチとお経。

スリランカ人の僧侶、
それほどは日本語が流暢ではない。
原稿を読んでのスピーチ。
、、、
日本とスリランカは仏教国同士のつながり。
世界の宗教をみれば神を崇める。
しかし、仏教は違う。哲学。、、、
輪廻の苦しみから抜け出し、涅槃に達するのが目的。

第二次大戦で日本軍に越境をうけた。
日本に対し賠償請求をする権利はあった。
しかし、しなかった。

スピーチの後は、お経の読経があった。

スリランカ大使がきていた。
スリランカ大使は年齢40代くらいの男性で色黒で
スリムで髪がややアフロっぽかった。
日本語は流暢そうだった。

里子制度で今まで日本のCPIという団体が数千人をサポート。
期間は4年間。
貧困ではあるが、踊りがうまい子や学力が優秀な子に
機会を与え、日本に留学させている。

音楽、舞踊の専攻だけでなく
科学(化学?)を主に勉強しているという子も。
ダンスの先生という男子も。
4人が踊り、その合間に1人が歌うという構成。

踊り:シンプルな太鼓のBGM音をバックにした踊り、
原住民の躍りの要素を取り入れ現代の楽器のBGMを入れた踊り、
映画の中のロマンチックなポップな曲風をBGMに入れた踊り。
楽しめた。クオリティも高い。幻想的。

歌:半分くらい日本の曲を歌った。親近感。歌もうまい。

今回の里子のメンバー舞踊の構成は、踊り手:男性21歳、
女性24歳、女性17歳2名。歌い手:女性22歳。
みんなスリムでスタイルがよい。

CPIというプロジェクトでは、里親を募集している。
養育里親という感じなのだろうと思う。
4年間ということなので、
それなりの財力が必要になる。

最近、法話をごぶさたぎみだったが、
前回、聴聞しに行ったときに
今日のイベントのパンフレットが置いてあった。
ご縁に導かれて、いいイベントに出会う事ができた。
ありがとう。

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築地本願寺、法話2017.6.2

2017-06-02 21:52:18 | 仏教
櫻井という東京のお寺の住職。42才くらい。
髪は中学生の丸刈りくらいに短かった。

以前何回か聞いたことのある方だったようだが、
かぶった話はなかった。

今は法話をしているほうだが、
法話を聞く側になることもある。
ある法話を聞いたときの話。

親鸞上人から8代目となるれんにょ上人の「ご文書」は、
法話師のほうが朗読するが、そのときは、
聞いているみなさんもいっしょに唱えましょうということで、
レジメが何枚かすられて配られた。

ところが枚数が足らず、自分のところには回ってこなかった。
でも、自分は、「ご文書」は暗記しているしいらないと
思っていたが、後ろから、レジメを差し出す方がいた。
いっしょに読みましょうね。

暗記しているから、かまいませんとは言えなかった。
同じ浄土に生まれされてもらう仲間といっしょに読んだ。


自分には2歳の娘。生まれたとき、それはそれは喜んだ。
母も自分以上に喜んだ。
今は二世帯住宅だが、そうでないときでも週に3回くらいは
何かにつけて娘に会いに来た。
20年30年たったらうれしいという気持ちも薄らいでくる。

「人生とは苦なり」とブッダ。
避けて通れないこと、「死」。
「死」を苦しみと感じない仏という存在になること、
それが「仏教」。
親鸞上人は自分で仏になるすべは持っていなかった。
仏に生まれさせてもらえる「なもあみだぶつ」
という念仏。阿弥陀如来のことば。
(親鸞上人はそれに気づいた)



ゆったりした話ではっきりしたしゃべり方で話す内容が
わかりやすかった。
少しだけ、ユーモアがあればもっとよかった。

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