【【2日目 7月20日(金):午後】
北欧旅行2日目、午前のヘルシンキ市内観光の後は、ヘルシンキからバスで1時間ほど行った「ポルヴォー」の町でした。
ポルヴォーはフィンランドで第二の古い町ということで、赤く塗られた建物、これは香料などの倉庫として使われていたもので、貿易の中継基地として栄えた町ということです。
最近は、日本でも特に海外の方がネットで調べて、日本人でも訪れないような田舎町が突然人気になるようですが、ヨーロッパでも中心都市とともに穴場スポット観光にも人気が出ているようです。
赤い倉庫はポルヴォーの象徴のようですが、この町での観光の中心となる建物は「大聖堂」です。既報のとおりルーテル派の教会です。
今回の観光の範囲は下の写真の上左:「旧市庁舎」の広場周辺の徒歩5分圏内の狭い範囲でした。
このポルヴォーの町でランチとなりました。かなり狭いレストランでしかも蒸暑くて、ゆっくり食事ができなかったのが残念でしたが、スープもサケのソテーもとても美味しかったです。北欧での食事についてはまたご紹介したいと思います。
残念ながら、戦災でほとんどの建物が焼失したため、味わいのある街並みとも言えませんでした。もっとも、ヘルシンキ市内は集合住宅ばかりで、川沿いの木造の街並みをみているとほっとした気分にはしてくれました。
【【2日目 7月20日(金):夕方】
乗ったのは、シリヤラインという船会社のシリヤ・セレナーデ号でした。65,000トンのフェリー(全長約200m、乗客定員3000名弱)です。
私にとってはこんな大きな船は初めてです。もっとも、いわゆる豪華客船というほどのものではありませんでした。
出向は17:00、バルト海は内海、荒れない限り波も穏やか全く揺れも感じなくて、、のんびりとした船旅がスタートです。なにぶん白夜の時期、いつまでも明るく昼間のクルージングの感じで船旅はしばらく続きました。夕食はいわゆるバイキングで、写真は一皿目です。
朝の4時ごろでしたが、目が覚めて窓を覗くと島影が見えていました。停泊したのは寝ていて気付いていませんが、中継地の「マルエハムン」という諸島の一部だったのだと思います。そして、予定どおり9:30にはストックホルムに到着しました。
ということで、ここからは次回に。