今朝は曇り、まだ雨は降り出していませんが時折強い風が吹いてきます。花台の鉢を下ろして台風に備えました。
昨日は予定を一日前倒しして万座温泉より帰宅。猛暑の東京を逃れての恒例の避暑ですが、今年は万座も暑くて、クーラーのない室内で扇風機がフル稼働でした。
前倒して帰った昨日の東京は、万座より涼しくて台風を避けての帰宅でしたが、正解でした。
そんな万座温泉で今年は、何年振りかが思い出せないような経験をしてきました。それは満天の星空です。
この時期万座プリンスでは、近くにある「星空ヒュッテ」にて無料の星空観賞会を毎夜開催していて、マイクロバスで10分程度ですが、送迎をしてくれます。昨年から開催されているのですが、昨年は連日雨模様で観られなかったのです。
山の中とは言え、ヒュッテの明かり以外の明かりも感じられ完璧な条件ではありませんので、銀河もくっきりとはいきませんが、満天の星、本当に久しぶり、というかこれ以前いつ観たか思い出せないほど久しぶりに観て、感激でした。
そこで、せっかくの機会と、星の撮影にも挑戦してきました。ソニーのカメラ教室での簡単な解説とネットで調べての挑戦でした。
レンズはF2.8以上の明るい、広角レンズが良いとのことだったため、F2.0の28mm単焦点レンズ1本だけを持っていきました。当然、三脚とレリーズも。
設定は、Mモードで、スピードは30秒、フル開放のF2.0、ISOは800、という条件で撮ってみました。その最初の写真がこちらです。
満天の星に感動でしたが、さすがにカメラの目は凄いですね。目視以上に星の数が沢山写っています。目視では、靄のようでしたが、銀河もくっきりとまではいきませんが、かなりはっきり確認できます。ちなみに、撮影は一番明るい星にマニュアルフォーカスでピントを合わせます。上の写真では中央の土星に合わせています。ちなみに左下木の側の明るい星が今話題になっている大接近した火星です。この写真を見てみて、少し明るすぎるかと思い、ISOは640に落として、その後撮っています。冒頭の写真も同じ土星を中心にISO640で撮った写真です。
この写真は木星を中心に撮っています。
次は星座の北斗七星です。
北斗七星も本当に久しぶりに見ました。撮影途中で、解説の方が登場して、カシオペヤ、白鳥座など星座の解説もあって、撮影は中断しっかり星空観察もしてきました。
それにしても、写真を見てみると微妙に星がぶれています。三脚を使っているのでブレはないつもりですが、何故ですかね。30秒の開放中の星の軌跡、なんてことはないですよね。
聞きかじり、ネットでの知識で撮った星の写真ですが、ともかく苦戦したのはピント合わせです。どこでピントが合っているのかよく分からなかったです。
やはり、一度星の撮影のカメラ教室に参加して、プロの直接指導を受ける必要がありそうですが、満天の星が観られたこと、一応写真に写ったことで、今回は満足でした。