hiroべの気まま部屋

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北欧旅行(11):ノルウェー・ ハダンゲルヴィッダ(高原)

2018-08-23 07:34:44 | 旅行



 【6日目 7月24日(火)】 

 北欧旅行も6日目に入りました。
 この日は、ウルヴィークのホテルを出て、ノルウェーを横断、「ハダンゲルヴィッダ(高原)」を越えての首都オスロまでのバス旅となりました。

 ホテルを出てしばらくはハダンゲル・フィヨルド沿いを走ります。フィヨルド観光もこれが最後です。



 そして、ノルウェー初日(4日目)にも見て、翌5日目はソグネフィヨルドクルーズ乗船場への道で、その上を通った「ハダンゲル大橋」では写真撮影のためちょっとだけ下車しました。この吊橋はノルウェーで一番長いということです。


 ここまでで1時間半ほど走って来たでしょうか。約6時間のバス旅ということで、今回も飽きない工夫を自然の神様はしてくれています。ハダンゲル大橋から40分ほどで、今度は大きな滝が待ってくれていました。「ヴォーリングの滝」です。ここでは下車観光でした。

 ヴォーリングの滝は高さ180mでノルウェーで最も高い滝とのことです。


 ハダンゲル高原は平均標高が約1,000m、最高標高が約1,600mの高原で、ヴォーリングの滝あたりの標高は分かりませんが、滝を過ぎてもしばらくは白樺などの木も多く見られ、ヤナギランなどの花も見られました。


   

 さらに進むと、森林限界を超えたのか、樹木は見られない、荒涼とした景色へと変化していきました。高原の標高の高いところは湿地帯ともなっているようで、小さな沼から、かなり広い湖のようなものまで出現して、長いバス旅でしたが、全く飽きることはありませんでした。











 そのうち万年雪をかぶる山も遠くに望むこともできました。ハダンゲル地区には「ハダンゲル氷河」もあります。確認はとれていませんが、ネットで調べた氷河の写真と比べると似ている気もします。





 ウルヴィークのホテルから3時間半ほど走って、「ゴル」という町に到着、ここでお昼となりました。
 
 メインは鶏肉でした。ポテトはしっかり付いています。
 ここゴルの町は「ゴル高原」というハイキングコースの起点となっているとのことです。

 ゴルの町を過ぎても、しばらく荒涼とした景色が続きましたが、次第に樹木や草原の景色へと変わり、オスロが近づいてきました。



 
 いいタイミングで写真が撮れず、分かりづらいですが、ノルウェーでは屋根に草の生えた家が目立ちます。これはスカンジナビア半島では伝統的な風習で、従来は防寒対策として行われていたもので、現在はいわばお洒落のためとのことでした。

 と、草屋根の家を何とか撮ろうと頑張っていたのですが、バスのスピードも速く苦戦していると、急にバスのスピードが落ち、信号のない山道でノロノロ運転となってしまいました。その原因は、下の写真です。運転手さんはケガはなかったようで、道路わきで携帯で連絡をしていました。
   

 そんな、事件もあったハダンゲル高原経由のドライブですが、やがていわゆる「オスロ・フィヨルド」が見えてきて、そろそろ終了ということになりました。

 オスロ到着は15:30頃でした。予定にはなかったのですが、市内を少しだけ車窓観光してオスロの港へと向かいました。そして、この日の夕方には、デンマークのコペンハーゲンへ向けての北海クルーズとなりました。それは次回に。少しお待ちください。