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浦沢直樹展~描いて描いて描きまくる!

2016-02-04 | アート&クラフト

世田谷文学館で開催中の「浦沢直樹展」へ。

◆まさに「描いて描いて描きまくる」の展覧会

 

◆世田谷文学館 住宅街の中にあります

◆入口から浦沢さんらしい遊びが

◆ロビーにはおなじみのキャラクターたち

◆こりゃ楽しい

◆展示室入口

◆こちらを含め2か所が撮影OK

 

浦沢さんの作品に初めて接したのは「パイナップルARMY」や「ビーパル小僧のアウトドア教本」でしたが、その頃大ブームだった大友克洋さんの絵柄に似つつ、表情がより人間臭くて印象に残りました。

その後「YAWARA!」で大人気(これはスピリッツで毎号読んでいました)。以後も「MONSTER」「20世紀少年」「PLUTO」など話題作を連発。最近はNHK「浦沢直樹の漫勉」も見逃せません!

さて展示は2階の1室だけなのですが、各ブースに作品ごとの生原稿がずらり。中には単行本1冊分展示されている作品もあり、真剣に読んでいると半日くらいかかりそうです。

◆原稿の横には

◆一緒に記念撮影している方も

 

生原稿以外にも、構想のメモ、ネーム(コマ割りやセリフなどを鉛筆で大まかに描いたもの)とその完成原稿、カラー原画、イラストなどが所狭しと並んでいます。

◆一人ひとりの表情が豊か

◆このスピード感!

 

また、子どもの頃に描いた自画像やマンガ、制作ノート、デビュー前後の作品、大学の先生をノートに描いた似顔絵などは必見です!

順に見ていくと、中学から高校くらいまでは手塚治虫さん風の絵柄ですが、大学在学中頃に明らかに大友克洋さんの影響が(自分も浦沢さんとほぼ同世代なので、大友さんの「Fire-Ball」は衝撃でした)。そして大学卒業頃にはほぼいまの画風になっています。20才そこそこで自分のスタイルができているのが凄い!

膨大な生原稿をじっくり見て思ったのは、ペンとインクで描かれた「線」の1本1本が実に生き生きとしており、表情豊かで圧倒的に美しいということ。モノクロなのに色まで感じるのです。本当に素晴らしい!

◆ポストカードにクリアファイル(ショップにて)

 

う~ん満足。これであとは井上雄彦さんと星野之宣さんの原稿を見られたら。。。

(2016.02.03)

 

 

 

 


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