◆森アーツセンターギャラリーにて開催中 → 公式サイト
キース・へリングは今までいろいろな展覧会の中の1作品としては見ていましたが単独でまとめて見るのは初めて。
155点の作品はシルクスクリーンやリトグラフが多いのですが、ほとんど下書き無しで描かれたチョークや絵の具の線は妙に生々しく、シンプルな作品群ながらキース・へリングの「描かずにはいられない」という思いや熱量が感じられて圧倒されました。
◆原点となった地下鉄構内でのドローイング
◆365×610㎝の巨大な舞台セット
◆好んで描いた「ドッグ」 線が素晴らしい
◆楽しい絵柄だがひとつひとつの意味を考えてしまう
◆代表的なモチーフたち
◆彼自身の頭の中?
◆アフリカ美術から影響を受けた作品 ちょっとピカソっぽい
◆実際のボディペインティングとその写真をもとにした作品
◆かなりの大きさで迫ってきます
彼は日本も好きだったようで、来日の際に大きな「招き猫」の全身にペイントした作品があり、かなりのインパクトでした(残念ながら撮影不可)。
彼はその2年後に31歳という若さで亡くなったのですが、まさに一気に駆け抜けた天才だったんですね。もう少しその先を見てみたかった。
(2024.01.31)