ジャンボフェリーの小豆島~神戸航路の軌跡をGPSで記録してみました。
GPSは船室にずっと置いていたのでありますが、電波は受信できていたみたいで、途中途切れることなく記録されてました。
ただし坂手港を出航してしばらくしてGPSのスイッチを入れたので、軌跡は途中からになってます。
坂手港から神戸港までは下のGPSのグラフでみると93.5kmとあるので、最初の記録できなかった部分の約1.5kmを足すと、95kmとなる。この距離を3時間で航行するので、平均速度は32km/時ほどになる。
赤の軌跡をみると、明石海峡を通過後に少しそのまま橋と直角に明石から離れるように航行しているのがわかりますねえ。
ジャンボフェリーに乗るたびに遠回りしているように感じ、ずっと気になっていたことが今回GPSで確認できました。
全体の形を見るとひしゃく型の航路です。
明石海峡を通過する時(18時過ぎ)がちょうど大潮の満潮に向かう時間帯で、潮流の速度は4km超の逆潮のため、折れ線グラフでもフェリーの速度が1目盛り(4km/時)以上低下してます。
船の上から眺めても明石海峡の激しい潮流がわかりました。が、ちょうど甲板でカップラーメンを食っている最中であったので(カメラは汽船室内に置いていた)、写真は撮れずじまい。
2014-07-25 ジャンボフェリー 小豆島航路 坂手港~神戸港
7/25 18時の潮流図 鳴門海峡と明石海峡の潮流は4.0km/時 超となっている。
上側の横軸目盛りが時刻を表している。 18時10分前後の30分間ほどが速度低下している。これは明石海峡の潮流の影響と思われる。
夕暮れの明石大橋