相変わらずのカラー天体カメラによる、お手軽小宇宙撮影です。
ものぐさなんで、なかなかモノクロカメラによるLRGB撮影に移行できません。
ずっと困っていたASI071MC-proのトラブル(撮像ソフトAstro Photography Toolsを用いての撮影中、しばしばBUSY状態で止まってしまうエラー)は、USBハブによる接続はせずに、カメラとPCとをUSBケーブルで直結することで、どうにか解消できました。ASI071MC-proユーザーの皆さんは私のようなトラブルは無いのでしょうかねえ。
しかし、新たなトラブルが発生。PHD2によるガイド撮影中、しばしばガイド星が突然あらぬ方向に飛んで行って、「星を見失いました」状態になるのです。そのまま放っておくと、数秒後には突然また元の位置に戻るのですが、その間ガイドは大きく乱れていて、星が点になりません。
こんなことは今までなかったのですが、先月あたりから頻発して困っております。PHDの設定がおかしくなったのかと、あれこれ値をいじったけれど、一向によくなる気配なし。
ネットで情報を調べてみたら、急にPHDのガイドがおかしくなる場合は、ハードを疑え、とのこと。
今度、接続ケーブルを替えて試してみることにしよ。ケーブルでなく、赤道儀の問題やとすると、えらいこっちゃ。
赤道儀は重たい重たいSky-Watcher EQ-8。
もし修理に出さないかんとなると大変です。
Ritchey-Cretienは像面歪曲収差があり、手持ちにFlattner Lensがあったことから、その必要性を特に検討するわけでなく、最初からFlattner Lensを併用してましたが、どうやらAPSサイズのカメラでは無くとも可のようです。
今回、Flattner Lensを付けずに撮影してみたけれど、併用した時と比べて周辺部の像の悪化は無さそうでした。
GS-200RC(D200mm,f/8反射)+Sky-Watcher EQ8赤道儀 + ASI071MC-Pro(-20℃) Gain 240,
2018-3-22~23, 小豆島にて
NGC4565(トリミングなし)3m x 14
NGC3718(下) & 3729(上)(トリミングあり)3m x 29
NGC2903(トリミングあり)3m x 19
左からM58,NGC4564,4567,4568(トリミングあり)3m x 10
M61(トリミングあり)3m x 15
M104(トリミングあり)3m x 17
M101(トリミングなし)3m x 20