10/21の60cmRC望遠鏡お披露目式後の行事として天体観望会が企画されていたのですが、降雨により早々に中止の判断となりました。
博物館では天体観望会が中止となった場合でも、なにか体験できるよう、代わりの企画が立てられています。
ただ、当日は台風接近により風雨が強まってくる予報であったので、直ぐに撤収ができるよう特に準備を必要とならない、普段は夜間開放していない望遠鏡展示室を自由に見学できることにしました。
私は大型望遠鏡展示棟の案内係担当となりました。通常の博物館の展示は午前10時~午後4時までの間なので、これまで夜の大型望遠鏡展示棟に入ったことがなかったのですが、静かでうす暗い展示棟の中がいつもの昼間の様子と少し違う感じがありました。
かつては天文ドームに鎮座していた大型望遠鏡たちなので、これが本来の姿なのかも知れませんね。
常設の照明は柱のところどころに小さな蛍光灯の照明があるだけなので、この夜は臨時に補助照明を追加しました。
で、テープカット終了後に大型望遠鏡棟で見学者を待ち受けてましたが、校舎の小型望遠鏡展示室の方には見学者があったのですが、そこからは少し離れた大型望遠鏡展示棟には雨の中、わざわざ見に来ようとは思われなかったようで、結局見学者は1名のみなのでありました。。。。。
台風接近で道路が閉鎖となるかもしれない(博物館は山間部にあるものでして)、ということで、我々も21時前に全員撤収と相成りました。
正面真ん中の1台が西村の屈折赤道儀(木辺レンズ)、その左側が五藤光学の屈折赤道儀群、右側がニコンの屈折赤道儀群です。
上の写真の反対側になります。正面の筒先が上に向いているのがカルバー反射赤道儀。その左のでっかい筒が法月技研の60cm反射赤道儀。右側の望遠鏡群が西村製作所の反射望遠鏡です。