道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

リテラシー

2024年09月23日 | 人文考察
リテラシー(literacy)の本意は、読解記述力であるという。そこから「リテラシーが高い」とか「リテラシーが低い」という認識が生まれる。今日のビジネス用語としては「ある分野に関する知識やそれを活用する能力」を指すらしい。私たちは、人と話し合って、どうしても分かり合えない溝を感じるとき、発想の違いか又はリテラシーの違いにその要因があると考える。発想の違いは乗り越えられないが、リテラシーの違いは努力 . . . 本文を読む
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金メダル

2024年09月21日 | 随想
人は何かになるために生まれてきたのではなく、どのように生きるかを験されるために生まれてきているのではないかと思う。運命に験され、それにどう対処したかが全てであり、成った成らないは結果である。重要だが大切ではない。結果を出さないと評価されないのが世の中だが、拘泥する必要はない。なぜなら、華々しい結果に関心がある世間は、個々の無名の人の験された経緯(生き方)には全然関心が無いし、知りたいとも思っていな . . . 本文を読む
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ヤモリ

2024年09月18日 | 飼育・栽培
先月ご報告致しましたヤモリの件、一回り大きく育っています。成長ぶりのめざましさを観たら、もうしばらく観察したくなりした。生餌のコオロギ飼育にも漸く慣れて来ました。目下は、ヤモリを飼っているのか、餌のヨーロッパイエコオロギを飼育しているのか、わからない状態になっています。コオロギの取引単位は最小50匹、ヤモリの食事量は、1日に1匹で充分。管理を間違うと1週間以内に40匹以上が死滅します。歩留まりの悪 . . . 本文を読む
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「改革」の胡散臭さ

2024年09月13日 | 随想
与党総裁と野党代表の選出が近くなってきた。「改革」を声高に叫ぶ候補がいるが、彼らは実は政治理念をもたず、詳しく議員・党員に説明できる詰めた政策をもたないのではないかと案じている。自他にわかりやすい、選挙民にアピールするから、改革を掲げるのである。彼らは、改革を錦の御旗に選挙戦を闘う。自らの政治思想と理念に裏打ちされた政策をもっていないことの証左である。改革を叫ぶ政治家に気をつけよう。改革の前提には . . . 本文を読む
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「左舷落水、右転舵!」

2024年09月05日 | 随想
老生が未だ40代で多少釣りに興味があった頃、浜名湖内での釣りは、専ら船外機付きの釣舟を利用していた。釣りだけでなく、家族の海水浴や潮干狩りなどにも舟を度々利用した。家から係留地まで近く、湖内を移動するには便利だった。この舟は、湖畔で民宿を開業しようとした人が所有していたのだが、建物が旅館業の基準に叶わず開業を断念したことで不要になったものを譲り受けたのだった。数年後、知り合いがディーゼルエンジ . . . 本文を読む
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