犬または猫、それぞれのペットを飼っている人たちの動画をYouTube などで視聴させてもらっていると、犬と猫の性格の違いが伝わってくる。ひと言でいうなら、犬は鷹揚闊達、猫は狷介固陋であるように感じられる。犬は飼い主の友達にも気を許し、歓迎してくれるが、猫は時には嫉妬したりして、些か気難しい印象がある。この嫉妬をするところが、とても可愛いのだと、猫の飼い主は口を揃える。猫の秘めやかで陰性な独占欲に触 . . . 本文を読む
「ボタンの掛け違い」という比喩表現をよく聞く。事に当たって熟慮と予見を欠き、発端で何ら難しくない単純な事務処理を誤り、場当たり的な対処をしたがために、最終的に事の破綻に至る事象の喩えである。これを防ぐには、万事最初が肝腎と心得、ことを軽率に扱わず慎重に運ぶしかない。ボタンホールというものは並びが整然としているから、ボタンをかけている最中にボタンの掛け違いに気づくのは難しい。処理をそのまま続けて行っ . . . 本文を読む
寒い間は、おでんや鍋物が食卓の主役になり、ガス卓上コンロの出番が増す。我が家では、更に画像のような電気網焼きグリルが加わる。数年前に長男からプレゼントされたもの。ご覧のとおりのお家焼き鳥目的の遠赤外線グリルだが、老生が鹿児島のキビナゴを焼きながら一杯やるのに使ってみたら、頗る焼け具合が好かった。シシャモやセグロイワシなど小魚を焼きながら食べるには最適。海苔や干物を炙るにも便利だ。食材の焼け具合を目 . . . 本文を読む
昨年中は本ブログをご高覧いただきまして、洵に有り難うございました。今年もよろしくお願い申し上げます。 2025.1.1 tekedon638【道々の枝折】ツワブキとスナゴケ私の植物趣味も、草木の花を観たり栽培することから、立木そのものやタケ・ササを経て、今ではススキとコケに至った。「枯淡の境地の顕れ」とでもいうものだろうか?火山帯で酸性の土壌と湿潤な気候、日本 . . . 本文を読む
「客気」(かっき)とは、物事に逸(はや)る心。「血気」とも言う。これと似たものに「意気」がある。何かしようとする積極的な心のこと。「意気」の発動元になる基盤を具ていない人を「意気地なし」と謂う。老生は幸運にも客気には恵まれたものの、30才を過ぎるまでは意気地が無く、したがって意気が乏しかった。意気のあるなしは男性では重大視されるが、女性ではあまり問題にされない。それに対して客気は、男女共等分に必要 . . . 本文を読む